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糖質の取りすぎは自律神経の乱れに繋がる?

今の日本の食事は欧米化している

今回は栄養について、少しお伝えしていこうかと思います。

なぜかと言いますと、栄養バランスが悪かったり腸内環境が悪い、栄養をきちんと取り込むことが出来るようになることで、自律神経の乱れにくくすることに繋がるからです。

施術で自律神経のバランスを整えても、あなたの血となり肉となる普段あなたが食べている食事内容などが悪ければ、イライラが止まらなかったり、ちょっとしたことで落ち込んだりキレたりするなど情緒が安定しにくくなることは科学的根拠としてデータに出ています。

そういうわけで、普段のちょっとした積み重ねで自律神経のバランスの乱れを最小限に仕向けることに繋がるので知って頂きたいなと思い記事にしました。

肝臓の役割

今の日本の食事は、何も意識しないと「糖質ばかりの食事」であることをご存知でしたか?

栄養士の資格や勉強をされたことがある方は、よくよく考えてみればそうだよな~と納得して頂けるかと思います。

ちなみにプロテインを定期的に摂られている方が、血液検査で肝臓の数値が悪く出てくることがあります。

これは結果的に糖質が関係しています。

先に肝臓の数値のことを書きましたので、肝臓の機能を書きだしてみます。

  • 代謝・・・食べたものから栄養を取り込みますが、エネルギーとして体が動くように作り替えたり、グリコーゲンとして肝臓に貯蓄しておき、筋肉や血液中のグリコーゲンやグルコースが足りなくなったときに送り出す機能。
  •   解毒・・・アルコールや煙草のニコチン、乳酸などを無毒化する。
  • 胆汁の生成・・・脂肪は水に溶けないため、吸収が出来ない。そこで肝臓から分泌される胆汁は脂肪を乳化させることで吸収しやすくします。

肝臓が疲れる要因は飲酒だけではない

要は体の中の毒を無毒化することと、摂取した食べ物を分解しエネルギーに変える、貯蓄していざというときに体に送り出すこともするのです。

先に今の日本食は何も意識しなければ糖質だらけと書きましたが、摂取する糖質が多ければそれだけ肝臓は働かなければいけません。

したがって、糖質ばかりを摂取して他の栄養が足りなくなれば、お酒を飲んでいなくても結果として肝機能が落ちることがあります。

タンパク質が足りない日本人

栄養バランスを意識してみましょうということと、たんぱく質の摂取量が日本人は少ない傾向にあると厚生労働省の調べで分かっているようです。 

たんぱく質が摂れる食材は何?と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「肉」ではないかと思います。 

肉。良いです。 

たんぱく質を摂取できる食材は他にもあります。

いわしやサンマ、アジ、サバなどの青魚は非常に良いと思います。

納豆や豆腐などもたんぱく質ですよね。

このあたりの栄養学は、女性の皆様の方が詳しいのではないかと思います。

 他にもビタミンや脂肪など人間が摂らなければいけない食材がありますが、何かの栄養をたくさん摂れば良いわけではなく、栄養バランスの取れた食事が大事になります。 

昔は偏見から油は太るから健康の大敵みたいな言われ方をしていた時期もありましたが(今でもあるとは思いますけど)、人が健康に過ごすうえで油は必要です。 

ただしこれも摂りすぎはダメです。

食事全体のバランスが大事になります。ここを忘れないでください。 

しっかり咀嚼することがなぜ大事なのか?

そして口の中に入れた食べ物をしっかり噛んで噛み砕いてから飲み込む。ここが健康被害をもたらさないために、最重要となります。

今の食べ物は柔らかいものが多く食べやすいですね。柔らかいので口の中で咀嚼をたくさんしなくても飲み込むことが出来てしまいます。 

そもそも食事する目的って、なんだと思いますか? 

食べたものがあなたの体を作る源となりますよね。 

もしあなたがなにも食べなかったら、常識的に行き着く先ってどこになります? 

それは「餓死」ですよね。 

咀嚼する理由は多くの方が飲み込みやすくするためと考えられていると思います。

もちろん正解です。 

でも本当の意味はちょっと違います。

消化吸収がきちんと行えると元気になれる!

食べることは生きていくために必要な三大欲求の1つです。

食べたものがあなたの血となり肉となる。それがあなたの体を形成するわけですが、食べ物から栄養を吸収しているから、あなたの血となり肉となるのです。 

咀嚼して食べ物がぐちゃぐちゃになるわけですが、その状態で消化器に入っていけば、効率よく栄養を吸収することが出来ると言われています。

実際に咀嚼回数を30回噛んでから飲み込むと、体の疲労度やダメージの抜け方が敏感な方なら気づくと思います。

実際私はその差を感じることが出来ました。 

変化を感じなくても、なんとなく調子がいいとか、そういえば結構動いている割に疲れをいつもより感じないという無意識に感じることもあります。

これは生理学上では証明されていて、実際に万人に共通しているかは不明なところがありますが、咀嚼回数を増やすと食事を摂取する量自体が減る傾向にあります。 

そうなると、余計なものを食べなくなるのでダイエットにも繋がります。 

脳に満腹中枢がありますが、消化器に入った食べ物が「もういっぱいになりましたー。」と脳に伝わるのに20分程度掛かると私は教わりましたが、早食いなどでろくに食べ物を噛まずに飲み込むということは、短い時間で余計な量を食べることが出来てしまいます。 

栄養過多は太りますし思考の働きも悪くなる(ボーっとする)、消化器に負担を強いる、そして栄養を効率よく取り込めないことにつながるので、人情的には分からないでもないですが、ろくなことはないんですね。

咀嚼回数が少なく栄養を効率よく取り込めないことが積み重なると、体の回復も遅くなります。

特に自律神経トラブルに見舞われている方は、しっかり理解していただきたい内容です。

腸内に多く存在するセロトニンは抑うつ効果を発揮する

自律神経の乱れで困った方は、ネット検索してどうすれば良いのかなど調べることがあると思います。

調べていくと「セロトニン」という言葉と出会う方がほとんどかなと思います。

セロトニンは脳内にも存在していますが、セロトニン全体の約94%は腸内に存在すると言われています。

気分を安定させたり、痛みの抑制や体を修正することなど、セロトニンの役割は様々ありますが、自律神経のバランスを整えてくれます。

内臓の状態を良好な状態にすることは、自律神経失調症の改善に繋がっています。

自分の欲求を抑えられなかったり、イライラ、不安感、気分が落ち込んだり、気力が出ない、食欲も湧かない、十分な睡眠が取れないなどは自律神経が絡んでいるので、腸内環境を良くすることは非常に重要なことです。

心身ともに健康被害を防ぐ、回復力を増して元気で過ごすためにも、バランスの良い食事を摂った上で、きちんと消化吸収が出来るようにするため、咀嚼回数を30回噛んでから飲み込む。

最初は大変だとは思いますが、自律神経トラブルでお悩みの方は是非実践してみてください。

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【筆者プロフィール】

平成8年より整骨院・カイロプラクティック院で臨床に携わり、その間自身が軽うつを発症したのを機に、外部セミナーで学び始め自立研鎖に励んでいる。

独自の自律神経整体法でご縁のある方に、元気になるためのお手伝いをしている。

・自心体整体プラクティショナー・マスター・アドバンス過程修了

・頭蓋骨調整全課程修了

・NLPプラクティショナーコース修了

・ストレスプレッシャー開放テクニック修了

・めまいセミナー全過程修了

・顎関節セミナー全過程修了

・原始反射セミナー全課程修了

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