不安神経障害の症例紹介

・会社勤めをされていたけど、急なパニック発作のため休職を余儀なくされる。

・薬を飲んでも効果がなかったようで、その後会社を退職。

・車で送り迎えをしてもらいながらの通院により、都心に出向くのはまだ不安感があるけど、下り方面は遠方にも行けるようになっています。

・ちなみに不安神経障害と診断される前までは、恐れも不安もない日常を送られていたそうです。

●施術1回目～10回目

施術はの関節が硬くなると不安感が増す傾向があったので、首と頭蓋の調整、また内臓の調整がメインの施術になっていました。

特に首の関節や筋肉が固まってくると、不安感が増すなど調子が悪くなる傾向がありました。

外に出ることが恐かった時期を過ごしたためか、家で過ごすことが多くなった結果、足の踏ん張りが弱く重心も崩れていたので、誰かに付き添ってもらっても良いので１日５分から15分毎日出なくても最初は良いので歩くようにお願いしました。

●施術11回目～20回目

体力面は徐々に戻ってきているのと、それまで効かなかった薬の効果が現れるようになりました。

これはご本人はかなり安心感が出てきてたようです。

施術11回目を過ぎたあたりから、自宅から半径500メートルの範囲は1人で外出することが出来るようになりました。

薬があれば外出が出来るようになってきているので、電車の乗ることにチャレンジするか迷っている状況でした。

なおこの頃に当院で特に気を配ったことは、施術は脳から身体にへの指令がスムーズに行くようにするため、頭蓋調整や軽い目眩も訴えていたため、身体の土台となる足がしっかり地面を踏んで掴み立てるようにすること（分かりにくい表現ですいません）。

そしてSTさんの話を良く聞くこと、少しだけ正しい知識を徐々に伝えるようにしていきました。

●施術21回目～30回目

気分の波はあるけど、あとで教えてもらったこととして下り電車なら乗れるようになったとのこと。

下の感想文は下り線の電車に乗れるようになって書いていただきました。

おそらくですが元々はアクティブな性格なのか、元気が出てくるとバンバン行動に移すタイプのようなので、諸注意などを伝えておきました。

施術に関しては内臓の調整や首と頭蓋の緊張を取ることがメインでした。

今の目標は、仕事に再度就くこと、そして薬の服薬がなくても自由に行きたいところに行けるようになることです。

そのために新たに専門学校に通学しているそうで、その専門学校は都心にあるそうです。

つまり上りの電車にも乗ることが出来るようになっております。

現在は月に2～3回ペースでメンテナンスで来院されております。