今日は冷え性の患者さんから、冷え解消になる簡単な方法がないかと尋ねられました。
”簡単な方法”を説明していきたいともいます。
”冷え”の原因は人それぞれ
寒い日が続いてきますと、冷え性の方には足元が辛い状況になってしまう方も少なくないと思います。
冷え性の方は、末端にまで血液循環が行き渡っていないことが原因です。
血液が行き渡らない理由は、骨盤が歪んでいたり、下肢の関節のどこかに異常があったり、運動不足であったり、冷える要素を持つ生活習慣だったりなど、様々あげることが出来ます。
生理不順や生理痛がきつい方は、骨盤だけでなく体全体のバランスが悪くなっている疑いがありますので、きちんと体の機能を取り戻すよう施術してもらうのがベストです。
が、冷え解消の一助になることを1つお伝えします。
毎日出来る手軽な方法
それは、「足の指だけを使って、畳み一畳分を往復する」と言うことです。
歩く時は誰でも、足を上げて膝を曲げて歩きますが、膝や股関節を動かさずに足の指だけを使って歩行するということです。
基本的に冷え性の方のほとんどは、運動不足による足底筋の機能が落ちている、分かりやすく言うと固くなっていることが原因の1つです。
足底筋がうまく伸びたり縮んだりすることが出来なければ、足先の末端まで血液は行き渡りにくくなります。
運動不足の方は・・・
「これから毎日1万歩歩きましょう!」
「今日からジョギングです。」
と言っても、3日坊主で終わるのが関の山です。
生活リズムが変わりますので、いきなり頑張りすぎると、あとが続かなくなることは、良くある話です。
ですので、最初は簡単に出来ることから始めるのがベストです。
やってみますと分かりますが、意外に慣れるまでは足指歩行は難しかったりします。
でも、疲労感は少なく足底からふくらはぎあたりまでの筋肉は、足指歩行は使いますので、末端の冷えに対して有効です。
畳1畳分を往復で最初は良いです。
まぁ、せいぜいやっても2往復程度でも、やってみると足元がホカホカしてきます。
運動不足解消ということで、ジョギングをしたい!スポーツクラブに通いたい方は、まず準備段階として足指歩行を1週間続けてから、あなたのやりたいスポーツに取り組んでみてくださいね。