4つのストレス

自律神経失調症になる要因として、ストレスがあります。

あなたがイメージするストレスは「精神的ストレス」ではないでしょうか。

ストレスは大きく分けて、4種類のストレスがあります。

精神的ストレス

精神的ストレスは、皆さんがイメージするストレスです。

説明は不要かもしれないですね。

例を挙げればキリがないですが、親しい友人や家族との意見の相違や行き違い、ケンカなどすれば、ストレスが溜まることでしょう。

試合に負けた、成績が落ちた、自分の意見が通らない、会社で苦手の人がいて接するのが苦痛。

皆さんが「嫌だな~」と感じることです。

構造的ストレス

このストレスは、体が歪んでいる、背骨が曲がっている、猫背、体が捻れているなどです。

あなたの体に歪みが生じていると言うことを脳は敏感に察知しています。

体が歪んでいても、あなたは嫌みや違和感を感じていないかもしれません。

だからストレスにはならないと思うのが仕方がないかもしれませんが、脳(潜在意識)はきちんとあなたの状態を察知しています。

体が猫背になったり、捻れるなどの歪みが生じれば、通常は呼吸が入りにくくなるのですが、ある程度の期間歪んでいる状態が続けば、違和感を感じなくするようになります。

理由は違和感や痛みを感じるのはストレスになりますので、ず~っと感じるのは誰でも嫌なものです。

痛みや違和感を感じなくなることで、ストレスを感じなくなることであなたを守る反応が起こっています。

例を挙げると、腰が痛かったけど治療を受けていないのに、痛みがなくなったと言う経験をしたことはありませんか。

痛みの原因はしっかり残っているにも拘わらず、痛みだけはなくなってしまう。

痛みがなくなった=治った!と言う感情が湧いてくると思いますが、痛みの原因が残っているのであれば、本当の意味で治っていません。

痛みの感覚を感じなくする。

でも脳は歪みによるストレスをしっかりと感知していますので、ストレスになってしまうのです。

化学的ストレス

化学的ストレスは、排気ガスやシンナー、薬やコーヒー、お茶などに含まれるカフェインなど。

部屋の中には壁紙が貼ってあると思いますが、壁紙を接着するための「接着剤」に含まれる化学物質も壁紙を通じて空気中に出てきます。

空気中に出てきた化学物質を吸ってしまうことは、毒を体内に吸い込むと言うことになります。

長い期間有毒物質を吸い続ける環境に身を置けば、知らず知らずのうちにあなたは毒されていることになります。

また栄養バランスの悪い食事ばかりであれば、足りない栄養素が出てきますので、これも生存する上で栄養の不足があればストレスになります。

物理的ストレス

気温の寒暖差が激しかったり、季節の変わり目に湿度が変りますが、このような環境面の変化もストレスになります。

例年6月になると沖縄以外は梅雨入りします。

この辺りの時期に息苦しい、のどが詰まる、動悸がするなどの症状を訴えられることがあります。

環境面の変化を自分の意識の中では分からなくても、潜在意識はしっかりと湿度や温度の変化など大気が変っていることを感知しています。

古傷の膝が雨の前の日に疼いてくるというのは、大気の変化を体が敏感に感じ取っていると言えます。

昇進や進学、結婚、離婚、引越、勤務地の移動、転勤などの環境面の変化もストレスになります。

生活リズムが変ることでもストレスになるのです。

ストレスの合計点

4つのストレスを簡単に紹介しましたが、あなたにとっては不都合な自律神経失調症の症状は、4つのストレスの合計点があなたの限界に達した時点で、めまいや動悸、耳鳴り、食欲不振などが表面に現れます。

なにがあなたの症状として現れるかは分かりません。

ストレスの合計点が10点になったら、自律神経失調症になると仮定します。

精神的ストレスが1点だとしても、体の歪みが酷くて構造的ストレスが5点、コーヒーばかり飲んでいて化学的ストレスが3点だったとします。

この時点でストレスの合計点は9点になっています。

10点になったら症状が表に出てくるので、この時点では不快な症状は感じていません。

この状態で気温差が前日と比べて8度もあったり、雨が降ったり晴天になるなど気圧の変化が起きることでストレスになりますので、このストレスの点数が仮に1点だったとしても合計点が10点となります。

10点になれば、自律神経症状の発症です。

「私はストレスがないんですけどね~。」という方もいらっしゃいますが、それでも自律神経トラブルに見舞われるのは、精神的ストレス以外の他の要素のストレス点数が高いため、些細な意見の相違があるだけで、あなたにとって一番弱い要素が表に出てきます。

聴覚に負担があれば、耳鳴りやふらつきとして出てきますし、常に頭を使う・考え事をしているのであれば前頭葉が働きっぱなしになります。

思考の負担が強ければ、不眠になったりイライラを抑えられないなどになる可能性が誰にでもあるのです。