朝起きたら腰が固まっている要因は?

腰痛と言っても、時間帯によってつらいのか、動作をする際に痛いのか、何もしていなくてもつらいのか、腰痛を感じる場所の違いなど、いろいろ人によって悩みは違います。

慢性的な腰痛はすべて原因が同じというわけではありません。

今回は朝起きたときに固まっている、寝起きの動き出しが特につらく、それが昼頃にはウソみたいに痛みを感じなくなっていると言うことをテーマに書いていきます。

起床時の痛みは、本来の体の状態を示している

朝起きたときは腰がガチガチに固まっているけど、日中は全然平気になる方がいらっしゃいます。

仕事などに影響がないので、自分の腰は大したことはないと考える方が多いのが現実でしょう。

したがって腰痛が日中にないので危機感も湧いてきませんし、朝を除いては無理が利く状態なので、知らず知らずのうちに時限爆弾が大きくなっていることに気づかない方がほとんどです。

朝固まっている腰が時間の経過で昼頃に楽になるのは、固まっていると言っても動ける状態ではあるので、動いている内にどんどん血流が良くなっていきます。

そして固まっている筋肉が解れてくるためです。

解れている状態が翌朝まで続けば良いのですが、翌朝にはまた固まっている。

朝の状態は、本当の状態を表しています。

朝方固まってしまう要因は、主に3つあります。

冷え

慢性腰痛の8割以上は「冷え」が原因です。

冷えるとは単純に体が冷えている。

冷えることで筋肉は緊張しますし、乳酸も除去されるのが遅くなります。

結果、腰が固まっている状態が持続することで、腰の重だるさが慢性化します。

慢性化した腰痛はどんどんダメージが重なっていることを自覚しにくいので、疲労が積み重なっていくとギックリ腰(急性腰椎捻挫)に突然なりことがあります。

体を温めて疲労物質(乳酸)が除去されていくと、重さや痛みは軽快していきます。

内臓反射による緊張

内臓は平滑筋という筋肉で出来ています。

内臓も筋肉の一種なので、冷えたり疲労が溜まれば緊張してきます。

腰と関連がある内臓は、腎臓・肝臓・脾臓・女性であれば生殖器、そして痛む箇所によりますが大腸が絡むこともあります。

腎臓が緊張することで、腰に緊張(痛み)が現れるようになります。

朝起きたときに反射が出やすいのは腎臓反射です。

腎臓反射の腰痛は、ウエストの辺りが帯状に朝痛む傾向があります。

腎臓反射が起きている状態ですと、体の歪みは必ずあるので歪みを正すことと、腎臓の緊張=下垂した状態になっていることがあるので、内臓の調整が必要です。

そした大事なことは、1日の中で水分摂取をバランス良く摂ることです。

例えば、1日の水分摂取が2リットル摂っているとします。

でも朝コップ一杯飲んだら、夜まで水分を摂らない、夜8時以降に大量に水分摂取するような傾向の生活は改めるべきです。

なぜなら夜に大量に摂取した水分の処理を寝ている間に腎臓や膀胱が行うことになります。

寝ている時間は日中壊れた体を修正するために必要なわけですが、休むべきときに腎臓は働き続けるわけです。

その結果、朝腰が固まっている状態になることがあります。

夜の水分大量摂取は、健康を害します。

椎間板の圧迫

椎間板ヘルニアではないけど椎間板の圧迫があると、腰から脚が朝方固まって靴下を履くことも大変になります。

MRIでヘルニアではないと診断されても、脊柱の深部にあるそれほど大きくない筋肉が固まってしまうと、座骨神経痛やヘルニアに似た状態になります。

深部にある筋肉の名前は「多裂筋」という筋肉です。

ここが固まると骨盤の歪みや背骨の歪みを取るだけでは、痛みが本当の意味では楽になりません。

多裂筋が固まって動かない状態になると、朝だけしか痛くないと言うことは私の臨床上ではありませんでしたので、日常生活で制限が出てくる事がほとんどです。

椎間板の圧迫がさほど酷くなかったとしても、朝方腰が固まることはあります。

昼になれば楽になると言っても、椎間板ヘルニアや座骨神経痛予備軍なので早めの治療をお勧めします。

朝起きたとき腰が固まっている要因は・・・

今回3つの要因を挙げましたが、多くの場合は複数の要因が重なって発症することが多いです。

それでも一番多く見られるのは、腎臓の内臓反射です。

腎臓の緊張によって朝方腰が固まってしまう現象が出ます。

腎臓を緊張させるのは水分の摂取の問題もありますが、冷えが継続し内臓まで浸透すると内臓は固まります。

腎臓反射で朝方固まり昼頃に楽になるから大丈夫だとは思わないでください。

筋肉の方も内臓反射によって固まりますので、内臓反射が持続する期間が長くなれば、それだけ筋肉も緊張している期間が長くなります。

筋肉が硬くなると疲労物質が流れていかなくなるので、ギックリ腰などの激痛に見舞われてしまうリスクが増すので、たいしたことないなと感じている段階で治療を受けた方が良いですよ(^_^)

こばやし整体院

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