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【坐骨神経痛】正しい運動療法で尾骨としびれが改善
坐骨神経痛と右膝痛で来院された女性(70代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
右臀部と左太腿前側のしびれと右下肢の痛みと右膝痛で来院されたが、初診時は右足を引きずるように歩いていた。左太腿前側がしびれているためか、平衡感覚が悪く不定期にフラついていた。
椅子から立ち上がるとき腰の痛みが強く、歩ける距離も100メートル持たない状態。自転車には乗れていたが、脚の踏ん張りが利かないため怖さを感じるも、自宅から歩いて来る(1キロ強)ことは出来なかった。
来院に至るまでの経緯
10年前に坐骨神経痛を患ってから4年病院に通院して、痛めた当初の激しい痛みはなくなっていたが、エスカレーターでバランスを崩し転倒。その際に尾骨周囲を強打してしまい、それから坐骨周囲の痛みと下肢のしびれが抜けなくなっていた。
エスカーターで転倒した際、周りの人に迷惑を掛けたという負い目が強く残ってしまい、自信喪失状態に陥る。
坐骨と尾骨に鋭い痛みが転倒以来改善せず、途方に暮れていたときに新聞広告で当院のことを知り来院に至る。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 太腿前側と鼠径部の筋拘縮による大腿神経圧迫
- 仙棘靱帯・仙結節靱帯の拘縮
- 股関節の可動制限
- 右膝関節の歪み
- 大腰筋と大殿筋の拘縮
- 腎下垂
- 骨盤隔膜の緊張
- 横隔膜の緊張
特にダメージが根深いと判断した左大腿神経圧迫解除と骨盤の歪み、横隔膜の緊張緩和することで、体の自由度を回復させることを優先にする判断をした。
施術内容と経過
最初は骨盤隔膜の緊張解除と横隔膜の緊張を緩める施術に重点を置いた。

左鼠径部と骨盤隔膜の緊張により、左大腿神経の圧迫解除から治療を始める。股関節周囲の筋拘縮と横隔膜の緊張による背部の痛みも訴えていたので、緊張を緩めることを重視して治療を行う。
8回目までは基本的に拘縮箇所を緩める治療メインに行い、巻き肩を改善させ姿勢が良くなるための治療を行う。ここまでも小さな変化は本人も自覚できていたが、12回目の治療前に下肢の痛みは歩いてもかなり楽になってきたと報告を受ける。
15回目あたりから、左太腿のしびれもだいぶ楽になってきたとのことで運動療法も開始する。尾骨と坐骨周囲の痛みは、この頃にはなくなっており痛みを発症させていた原因もほとんど問題のない状態にまで回復してきた。
臀部と腹部、背中の運動療法を行ったことで姿勢が大きく改善され、本人曰く気が付けば痛みを感じる事がなくなっていた。
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
以下ご本人のメッセージ
10年前に坐骨神経痛になってから改善していたのに、転倒したことで再発し他人に迷惑を掛けてしまったことで、情けなく自信がなくなっていたので、説明を受けても治療計画書を見ても半信半疑だったけど、あの時治す決断をして本当に良かったと感謝しています。
後ろを振り向くことに恐怖感をず~とありましたが、今は楽に後ろを振り向くことが出来るようになりました。ちょっとずつ自信も回復してきており、これから温かくなるので歩く事に慣れたら、諦めかけていた旅行に出掛けたいです。

院長からのコメント
痛みも辛かっただろうと推測しますが、自分に関するあらゆることに自信を失っていた様子だったのが、いつしか笑顔で話しかけてくれるようになったのは、私自身症状改善と共に嬉しく思います。
正しく筋肉を鍛え続ければ、年齢に関係なく筋肉を強くすることが出来る。そして姿勢も改善でき、きちんとやりきった人は、例外なく再発リスクの限りなく低い体と良い姿勢を手に入れていることをお伝えした際に、眼がキラリと輝いたのが凄く印象的です。
筋肉を鍛えることに目覚めたようなので、これからもサポートさせていただきます。
坐骨神経痛でお悩みなら…
坐骨神経痛について解説しているこちらのページもお読みください。



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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
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