仕事のプレッシャーから寝床に入ると目がパッチリと冴えてしまう(不眠症・睡眠障害)ということで、Tさんが来院されました。
最初の症状
入眠障害（寝付けない）と中途覚醒（途中で起きてしまう）ことが続いて悩んでいたTさんですが、それに加えて無理な体勢になった瞬間にぎっく腰にもなってしまったそうです。
元々睡眠障害がったところに、ぎっくり腰の痛みでより眠れなくなってしまいました。
当院の見立て
とにかく精神的ストレス・肉体的ストレスのひどさが目立ちました。
仕事のプレッシャーによるストレスで自律神経バランスが乱れている。
加えて肉体的ストレス（体の酷使と姿勢の悪さ）が、腰や自律神経に負荷をかけている。
この2つが絡み合って不眠症になり、ぎっくり腰につながったと考えられました。
施術から改善まで
とにかく忙しい方で、仕事以外にもやらないといけないことがあったため、なかなか理想通りには施術が出来ませんでした。理想の通院ペースではなかなったのです。
そのため改善スピードも理想的にはいきませんでした。
また睡眠は身体の修復に必須なので、不眠・睡眠障害がぎっくり腰に悪影響を及ぼしていたのは間違いありません。
当院がまず行ったのは、「姿勢の改善」です。
姿勢が悪いと自律神経を乱しますし、姿勢が悪いと腰に負荷がかかってぎっくり腰になりやすいからです。
整体でTさんの姿勢をゆがませる筋肉の緊張と骨格のゆがみを整えていきました。
画像は3回目のビフォーアフターです。この頃には腰の痛みはほぼなくなっていました。
また整体で姿勢を整えるごとに、不眠も徐々に良くなっていきました。
睡眠薬が効くようになり、中途覚醒の回数が減ってきたのです。
現在は回復に向かっている最中です。寝れるようになれば精神的に自信が出てくるので、より早く回復していことでしょう。
院長の解説
不眠症・睡眠障害になる方が増えています。
ストレスはもちろん、パソコンやスマホの使い過ぎで姿勢が悪くなっていることもその一因だと思います。
睡眠は人間にとって最良の治療です。眠れないことで身体は徐々に弱っていくので、寝れていれば起きない症状も起きるようになってしまいます。
Tさんの「不眠症からのぎっくり腰」は、その典型だったと思います。
こばやし整体院は、不眠症のような自律神経の問題も、痛みやシビレの問題も、両方を得意としています。
様々な症状が併発している場合でも、お気軽に頼っていただければと思います。
