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椎間板ヘルニアで来院された方の治療風景

ゴルフで腰を痛め、しばらく我慢しながらプレート練習を繰り返していたが、とうとう動けなくなってしまい、何ヶ所か整骨院や整形外科での通院を経て、ホームページを閲覧して来院されました。
病院では椎間板ヘルニアと診断され手術を勧められる
整形外科でMRIによる診断結果は腰椎下垂ヘルニアで、ヘルニアの中でも重症に位置づけられる状態です。
病院に入院すると手術されてしまうのが怖いということで、整骨院や鍼灸院で改善を目指すも効果が出なかったそうです。
痛みの真の原因
椎間板圧迫は整形外科テストで確認することが出来ましたが、お尻と背中、脚の筋肉の伸張が異常にないため、結果として中枢部だけでなく末梢神経の圧迫に繋がっていました。
骨盤の靱帯、股関節周囲の拘縮を緩める事を重視しました。
5回目来院時に当院が行った椎間板ヘルニアの治療
患者さん曰く、当院の治療はさほど痛みがないのに楽になっていくので、不思議と感じる方が多いです。ちなみに動画は5回目来院時に撮影したものになります。だいぶ動ける状態になって来ましたが、痛む箇所が微妙に変わったりするなど、安定性はまだまだありません。
来院当初は座っていることも辛い状態でしたが、この回は座ることが出来ていたため、脊柱の歪みの確認と腰部の筋拘縮を確認して、筋肉の動きがない箇所を狙って治療しています。
動画の前半に肩・肩甲骨あたりを触れているところと、前屈していただいた後に私が腰あたりを触っているのが治療の部分です。これで前屈もスムーズに出来るようになり痛みも改善しました。
まとめ
仙骨と坐骨を結ぶ仙結節靱帯と仙棘靱帯を緩め、骨盤隔膜の緊張を取り除きましたが、肋骨の歪みとウエスト周囲の筋肉の調整により、前屈動作が徐々に楽になっていきました。
病院では牽引や低周波治療、理学療法がメインになりますが、大殿筋と股関節の可動域の回復が、結果として脚腰の痛みと痺れの改善に繋がりました。
来院当初は痛みのため満足に睡眠も取れず、自然治癒力がまったく機能していない状態でしたが、今は冷えると固まると笑っていました。
お腹と骨盤を温めるようにアドバイスをしましたところ、春になり温かくなってきたことも有効に働き、今ではゴルフを楽しまれています。