お気軽にご相談ください!
【変形性膝関節症】膝だけでなく猫背も改善
病院で変形性膝関節症と診断され来院された女性(80代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
特に右膝の痛みが強く、膝が完全伸展と屈曲ができない状態で、腰も引けている状態で歩行しているため猫背の姿勢になっていた。膝には水腫と脂肪帯の拘縮があり、半月板の変形はあるものの、靱帯や半月板損傷はない状態であった。
膝にサポーター、腰にコルセットを巻いて、乳母車を押しながら来院された。
来院に至るまでの経緯
病院には行かず整骨院に行き、そこでの診断結果は膝の変形と半月板の変形があると伝えられていた。
整骨院に1年通院したが、膝が伸びず痛みも改善しなかったため通院を止める。猫背に関しても改善しなかったため、来院時に背筋が伸びるようにして欲しいと要望を受ける。
歩行が15分程度で膝と背部全体の疲れのため固まってしまう。正座は不可、しゃがむことも困難であった。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 膝関節の屈曲伸展制限
- 内転筋緊張による閉鎖神経の圧迫
- 膝関節すべり運動消失
- 大腿直筋と大殿筋の機能低下
- 仙骨の歪み
- 骨盤、足首と股関節のズレ
- 重心の歪み
- 横隔膜と骨盤隔膜の緊張
足首と膝の連動がなく、内転筋に負担が掛かり続けていたため、筋肉の拘縮を取ることを優先した上で骨盤股関節の歪みを修整する事が最善と判断。
施術内容と経過
最初は内転筋と大殿筋を緩める施術に重点を置いた。

4回目の治療までは、腹臥位で膝屈曲が90度に届かないため、膝を直接治療するより、内転筋と大殿筋を緩める事で股関節の可動制限を解除と、横隔膜の緊張を解除する事を優先。階段の降りる際の痛みが軽減し、痛む箇所が内側に移る。
5回目以降は、足首と下腿の緊張を取る治療と、骨盤隔膜と仙骨、腰椎3番の治療、膝関節の滑り運動改善の治療を行う。18回目の治療で歩行時の膝痛が改善。背筋も伸びるようになってくる。
以降、膝に違和感はあるが、痛みは改善され歩行も1時間程度歩くことが出来るようになる。膝の伸展が改善されてから、背筋も猫背から伸びるようになったことを本人も自覚できる状態になる。
25回目以降は、特定の箇所に負担が掛からないようにするために運動療法も取り入れる。30回目以降はメンテナンスで通院。
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
以下ご本人のメッセージ
膝の痛みと腰痛が改善しているのを実感しています。ここに来る前に、近所の整骨院に週1回以上1年通院したけど、揉んでもらった直後は良いけど、家に帰ると痛みがぶり返していたけど、チラシに筋膜のことが書かれていたことに興味が湧いて来ました。
20回目くらいに明らかに痛みが改善されていることが分かり、趣味の写真撮影のため長野県にも行くことが出来ました。
年を取っても背中が曲がっている年寄りには絶対になりたくなかったので、通院して本当に良かったです。

院長からのコメント
膝の痛みと猫背が密接な関係にありましたので、どうして現在の状態になっているのかを説明した際に、今まで聞いた事がなかった見解だったようで、納得して通院していただけたので、治療も進めやすかったです。
途中転倒により怪我をされるアクシデントもありましたが、ピンポイントを狙って治療を進めたのが功を奏したのと、最初は出来なくてもちゃんと運動療法を継続していただけたので、本気で治したいという意思を感じました。
まじめにこちらの提案を実践していただけるのは、再発リスクを下げる体作りをするにおいて助けられました。これからもサポートさせていただきます。
変形性膝関節症でお悩みなら…
変形性膝関節症について解説しているこちらのページもお読みください。



心身を整え、自然治癒力を引き出す新発想の整体を一度は体験してみてほしい…
そんな想いから生まれたキャンペーンです。
今月のご予約枠
ご予約多数のため、時点で新患受付は残り名となりました。
初回は1日2名まで


根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。