突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、明らかな原因がないまま突然に片側の耳の聴力が低下する疾患です。多くの場合、朝起きた時や何かの拍子に急に聞こえなくなることに気づきます。

厚生労働省の統計によると、年間約4万人が突発性難聴を発症しており、40歳代から60歳代に多く見られる疾患です。男女差はほとんどありませんが、ストレスの多い現代社会において発症率は増加傾向にあります。

突発性難聴の特徴として、片側の耳に急激に起こる感音性難聴があります。多くの患者さんは耳鳴りやめまい、耳の閉塞感を伴います。聴力の程度は軽度から重度まで様々で、完全に聞こえなくなる場合もあります。

発症から治療開始までの時間が予後に大きく影響するため、早期の対応が極めて重要とされています。一般的には発症から48時間以内、遅くとも1週間以内の治療開始が推奨されています。

突発性難聴を放置すると、聴力の回復が困難になるリスクが高まります。発症から時間が経過するほど、内耳の機能回復は期待できなくなり、永続的な聴力障害が残る可能性があります。

片耳の聴力低下は日常生活に深刻な影響を与えます。音の方向感覚が失われ、車の接近音や呼びかけに気づかないなど、安全面での問題が生じることがあります。また、会話や電話での聞き取りが困難になり、仕事や社会生活に支障をきたします。

慢性的な耳鳴りが続くケースも多く、集中力の低下や睡眠障害を引き起こします。これらの症状は精神的なストレスとなり、うつ状態や不安感に繋がることもあります。

さらに、めまいが持続する場合は転倒のリスクが高まり、日常動作に制限が生じます。バランス感覚の異常は自律神経系にも影響を与え、全身の不調へと発展する可能性があります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、突発性難聴の原因はひとつではないということです。

突発性難聴の原因として次のものが挙げられます。

突発性難聴は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳の有毛細胞や聴神経の機能低下、内耳循環の悪化などが発生し、突発性難聴が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。突発性難聴は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド療法

副作用として血糖値上昇、血圧上昇、胃腸障害などのリスクがあります。また、効果には個人差があり、発症から時間が経過している場合は効果が限定的になることがあります。根本的な原因にアプローチできていない場合、再発の可能性も残ります。

高圧酸素療法

治療費が高額で、設備のある医療機関が限られています。閉所恐怖症の方には適用が困難で、耳抜きができない場合は治療を受けられません。また、一時的な効果にとどまることも多く、継続的な改善には限界があります。

血管拡張薬

薬物による一時的な血流改善にとどまり、根本的な循環障害の解決には至りません。副作用として頭痛やめまい、血圧低下などが生じることがあり、長期使用による効果の減弱も懸念されます。

突発性難聴を改善するために

まずはあなたの突発性難聴の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、突発性難聴の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

内耳の血流改善や自律神経の調整、頸椎の歪み矯正など、あなたの症状に合わせた総合的なアプローチを行います。薬物治療だけでは改善が困難だった方も、当院の施術で聴力回復を実感される方が多くいらっしゃいます。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

突発性難聴の改善には内耳だけでなく、頸椎や自律神経の状態も重要です。頸椎の歪みが内耳への血流に影響を与え、それが自律神経を通じて聴覚機能に影響することもあります。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。突発性難聴は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は完全に治りますか？

発症からの経過時間や重症度によって回復の程度は異なります。早期治療により完全回復する方もいれば、部分的な回復にとどまる方もいます。しかし、適切な治療により聴力の改善や耳鳴りの軽減は期待できます。諦めずに継続的な治療を受けることが重要です。

ステロイド治療で効果がなかった場合はどうすればよいですか？

ステロイド治療で効果が見られない場合でも、他のアプローチによる改善の可能性があります。当院では内耳の血流改善や自律神経の調整、頸椎矯正などの総合的な施術により、薬物治療では改善しなかった症状が回復するケースを多く経験しています。

突発性難聴の予防法はありますか？

完全な予防は困難ですが、ストレス管理、十分な睡眠、規則正しい生活習慣が重要です。また、大きな音への長時間の曝露を避け、耳の健康に注意を払うことも大切です。定期的な健康チェックにより早期発見・早期治療に繋げることも予防の一環となります。

整体で突発性難聴は本当に改善しますか？

はい、多くの方が整体施術によって突発性難聴の改善を実感されています。特に頸椎の歪みや自律神経の乱れが原因となっている場合は、整体による調整で内耳への血流が改善し、聴力回復が期待できます。ただし、症状の程度や発症からの期間により効果は異なります。

突発性難聴で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、突発性難聴と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。