
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。朝起きたときから体が熱っぽくて、夕方になるとさらに体温が上がっている気がする。そんな経験はありませんか。風邪薬を飲んでも解熱剤を使っても37度台の微熱が続き、病院で検査を受けても「異常なし」と言われてしまう。実はこの症状、自律神経失調症が関係しているかもしれません。
当院には原因不明の微熱に悩まされている方が数多く来院されています。仕事や家事をしていても集中できず、常に倦怠感に襲われている状態は本当につらいものです。今回は自律神経の乱れによって微熱が引き起こされるメカニズムと、根本的な改善方法についてお伝えしていきます。


微熱が続くと不安になりますが、原因を特定すれば改善への道筋が見えてきます
自律神経は交感神経と副交感神経の二つからなり、体温調節をはじめとした生命維持に欠かせない機能をコントロールしています。このバランスが崩れると、体温調節機能がうまく働かなくなり微熱が続くようになります。通常、体温は脳の視床下部が指令を出して一定に保たれていますが、自律神経が乱れると視床下部の働きも低下してしまうのです。
特に交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮し血流が悪くなります。その結果、体内に熱がこもりやすくなり37.0度から37.5度程度の微熱が慢性的に続くことになります。午後から夕方にかけて体温が上がりやすいのも自律神経失調症による微熱の特徴です。朝は比較的体温が低めでも、時間が経つにつれて徐々に上昇していくパターンが多く見られます。
ストレスや不安が強い状態が続くと、心因性発熱と呼ばれる症状が現れることがあります。これは精神的な負担が自律神経に影響を及ぼし、体温調節中枢が乱れることで起こります。試験前や大事なプレゼンテーション前など、緊張する場面で体が熱っぽくなった経験がある方も多いのではないでしょうか。


心因性発熱の場合、解熱剤を使っても効果が薄く、むしろストレス源から離れたり気持ちがリラックスしたりすると自然に体温が下がることがあります。この特徴は感染症による発熱とは明確に異なる点です。検査で炎症反応が見られないのに微熱が続く場合は、心因性発熱や自律神経失調症を疑う必要があります。
自律神経失調症による微熱は、単独で現れることは少なく他の症状を伴うケースがほとんどです。倦怠感や疲労感が抜けず、朝起きたときから体が重く感じられます。頭痛や肩こり、首のこりなども併発しやすく、デスクワークをしている方は特につらい症状となります。
睡眠の質も低下しやすく、寝つきが悪い入眠障害や夜中に何度も目が覚める中途覚醒に悩まされる方が多くいらっしゃいます。胃腸の不調も特徴的で、食欲不振や胃もたれ、便秘と下痢を繰り返すといった症状も見られます。さらにイライラや不安感が強くなり、気分の浮き沈みが激しくなることで日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。
女性の場合、ホルモンバランスの変化が自律神経に影響を与えやすく、生理前や更年期に微熱が出やすくなります。月経前症候群の一環として体温が上がりやすくなる方や、更年期のホットフラッシュと微熱が重なって現れる方もいらっしゃいます。このような場合は婦人科的な視点も含めた総合的なアプローチが必要になります。
微熱が続くと多くの方がまず内科を受診されます。血液検査やレントゲン、必要に応じてCTやMRIなどの画像検査を行い、感染症や悪性腫瘍、膠原病などの器質的疾患がないか調べます。これらの検査で異常が見つからないにもかかわらず微熱が続く場合、自律神経失調症や心因性発熱が疑われます。
器質的な疾患を除外することは非常に重要ですが、検査で異常なしと言われた後の対処法に困っている方が多いのが現状です。心療内科を紹介されて抗不安薬や睡眠薬を処方されることもありますが、これらは症状を一時的に抑えるだけで根本的な解決にはなりません。薬の副作用や依存性のリスクも考慮する必要があります。
ご自身で自律神経失調症による微熱かどうかを判断する際のポイントをお伝えします。朝より午後から夕方にかけて体温が上がる傾向があるか、ストレスを感じる場面で体温が上昇しやすいか、週末や休暇中は微熱が出にくいか、といった点を確認してみてください。
これらの項目に複数当てはまる場合は、自律神経失調症による微熱の可能性が高いと考えられます。
自律神経のバランスを整えるためには、日常生活の見直しが欠かせません。まず睡眠リズムを整えることが最も重要です。毎日同じ時間に就寝し同じ時間に起きることで、体内時計が整い自律神経も安定してきます。夜遅くまでスマートフォンを見る習慣がある方は、就寝1時間前には画面を見ないようにすることをお勧めします。


食事は栄養バランスを意識し、特にビタミンB群やマグネシウムを含む食品を積極的に摂取しましょう。玄米や豚肉、青魚、ナッツ類などが効果的です。カフェインやアルコールの過剰摂取は自律神経を乱す原因となるため、控えめにすることが大切です。
軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲での運動は自律神経を整える効果があります。特に朝日を浴びながらの散歩は体内時計をリセットし、セロトニンの分泌を促すため効果的です。ただし激しい運動は逆効果になることもあるため、自分の体調に合わせた強度で行うことが重要です。


深呼吸や瞑想、ヨガなどのリラクゼーション法も取り入れてみてください。腹式呼吸を意識的に行うことで副交感神経が優位になり、体温調節機能も正常化しやすくなります。入浴もぬるめのお湯に15分程度ゆっくり浸かることで、リラックス効果が得られます。
こばやし整体院では、自律神経失調症による微熱に対して独自の検査と施術を行っています。まず5種類の検査により、あなたの微熱がどこから来ているのか原因を特定します。頭蓋骨の歪みが視床下部の働きに影響している場合もあれば、首や背骨の歪みが自律神経の流れを妨げている場合もあります。


施術では身体の歪みを整えるだけでなく、内臓の働きや血流の改善にもアプローチします。特に横隔膜や骨盤隔膜の緊張を取り除くことで、呼吸が深くなり副交感神経が働きやすい状態を作ります。頭部に熱がこもっている場合は、代謝を改善することで自然に熱が抜けていくようサポートします。
当院が最も重視しているのが検査です。同じ微熱という症状でも、原因は一人ひとり異なります。ストレスからくる心因性のものか、構造的な歪みからくるものか、内臓の疲労からくるものか、それとも複合的な要因か。原因を正確に把握しなければ、効果的な施術はできません。


脳反射を利用した検査や姿勢分析、動きの検査など多角的にあなたの身体を評価します。検査結果に基づいて最適な施術プランを立て、改善までの道筋を明確にお伝えします。他の治療院で改善しなかった方も、原因が特定できれば改善への可能性は十分にあります。
当院で施術を受けられた方々からは、このような変化の声をいただいています。数週間続いていた微熱が徐々に下がり、朝起きたときの倦怠感が軽減されたという方。午後になると必ず上がっていた体温が安定し、仕事に集中できるようになったという方。睡眠の質が改善され、夜中に目が覚めることがなくなったという方もいらっしゃいます。
体温が安定してくると、それに伴って他の症状も改善していくケースが多く見られます。頭痛や肩こりが楽になり、胃腸の調子も整ってきます。イライラや不安感が減り、気分が前向きになったという声も多くいただいています。微熱という一つの症状が改善されることで、生活全体の質が向上していくのです。
症状の程度や原因によって個人差がありますが、多くの方が数回の施術で変化を実感されています。軽度の場合は2週間から1ヶ月程度、慢性化している場合は2ヶ月から3ヶ月ほどかかることもあります。大切なのは継続的なケアと生活習慣の改善を並行して行うことです。
自律神経失調症による微熱に解熱剤はあまり効果がなく、長期間服用すると胃腸障害や肝機能への負担が生じる可能性があります。一時的な使用は問題ありませんが、根本的な原因に対処することが重要です。薬に頼らずに体温を安定させる方法を一緒に見つけていきましょう。
仕事や人間関係でストレスを抱えている方、生活リズムが不規則な方、完璧主義で責任感が強い方に多く見られます。また更年期の女性や受験生など、ホルモンバランスの変化や精神的プレッシャーを受けやすい時期の方も注意が必要です。
自律神経失調症による微熱は、検査で異常が見つからないため周囲に理解されにくく、一人で悩んでしまいがちです。しかし原因を特定し適切にアプローチすれば、必ず改善への道は開けます。薬で症状を抑え込むのではなく、身体の根本から整えることで自然治癒力を高めていくことが大切です。
微熱が続くと仕事や家事、趣味を楽しむ余裕がなくなり、日常生活の質が大きく低下してしまいます。「このくらいなら我慢できる」と放置せず、早めに対処することをお勧めします。当院では3500件以上の改善実績を持つ院長が、あなたの症状に真摯に向き合います。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの来院を心からお待ちしています

