
院長:小林お気軽にご相談ください!


こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。お尻から太ももにかけての痛みやしびれに悩まされている方から、よく「歩いた方がいいですか」という質問をいただきます。健康のために運動したいけれど、痛みが悪化しないか不安になりますよね。坐骨神経痛とウォーキングの関係について、これから詳しくお伝えしていきます。


運動不足も良くないけど無理は禁物。あなたの状態に合った歩き方を見つけていきましょう
結論からお伝えすると、坐骨神経痛を抱えている方でもウォーキングは可能です。ただし、これには条件があります。坐骨神経痛は腰から足先まで伸びている太い神経が圧迫されることで起こる症状で、その原因や重症度は人それぞれ異なります。あなたの状態に合った方法で歩くことが何より大切になってきます。
実は適度なウォーキングは坐骨神経痛の改善に効果的な場合が多いのです。歩くことで血液循環が促進され、筋肉の柔軟性が保たれます。長時間同じ姿勢でいることで硬くなった筋肉がほぐれると、神経への圧迫も軽減されていきます。


しかし間違った方法で歩いてしまうと、かえって症状を悪化させてしまう可能性があります。当院に来られる方の中にも、ウォーキングを始めてから痛みが増したという方が少なくありません。痛みを我慢しながら無理に歩き続けたり、フォームが崩れたまま長距離を歩いたりすることで、腰や股関節に余計な負担をかけてしまうのです。
ウォーキングが坐骨神経痛に良いとされる理由は主に3つあります。まず第一に血行促進効果です。歩くことで下半身の筋肉がポンプのように働き、血液の循環が良くなります。血流が改善されると酸素や栄養素が患部に届きやすくなり、炎症を起こしている組織の修復が進みます。
第二に筋力維持の効果です。坐骨神経痛を抱えている方の多くは、痛みを避けるために活動量が減り、筋力が低下している傾向にあります。特にお尻の筋肉や太ももの筋肉が弱くなると、腰への負担が増えてしまいます。ウォーキングはこれらの筋肉を無理なく鍛えることができる運動です。
第三に姿勢改善の効果があります。正しいフォームで歩くことを意識すると、骨盤の位置が整い、背骨への負担も軽減されていきます。デスクワークなどで猫背になりがちな方にとって、ウォーキングは姿勢をリセットする良い機会になります。
坐骨神経痛の多くは、梨状筋という臀部の筋肉や椎間板などが神経を圧迫することで起こります。適度な運動によって筋肉の緊張がほぐれると、神経への圧迫が軽減されます。また関節の可動域が広がることで、神経の通り道が確保され、しびれや痛みが和らいでいくのです。
ただしこれは適切な方法で行った場合に限ります。体が硬い状態で急に長時間歩いたり、痛みがあるのに我慢して続けたりすると、筋肉がさらに緊張してしまい逆効果になることもあります。


すべての坐骨神経痛の方がすぐにウォーキングを始めて良いわけではありません。まず確認していただきたいのは、現在の症状の程度です。安静にしていても強い痛みがある場合や、足に力が入りにくくなっている場合は、ウォーキングを始める前に専門家に相談することをお勧めします。
急性期と呼ばれる激しい痛みが出ている時期は、炎症を起こしている状態です。この時期に無理に動くと炎症が悪化してしまいます。まずは安静にして炎症を落ち着かせることが優先です。痛みが少し和らいできた段階で、短時間のウォーキングから始めるのが良いでしょう。
反対に慢性期で、動いている時よりも座っている時や横になっている時の方が痛みやしびれを感じるという方は、ウォーキングが効果的な場合が多いです。動かないでいることで筋肉が固まり、血流が悪くなっている可能性があります。
ウォーキングを始める前に、一度整形外科でレントゲンやMRIなどの検査を受けておくことも大切です。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、構造的な問題が原因の場合は、運動の内容や強度を調整する必要があります。医師から運動制限の指示が出ている場合は、それに従ってください。
検査で特に異常が見つからなかったのに痛みが続いているという方も多くいらっしゃいます。そのような場合は筋肉の緊張や骨格の歪みが原因になっていることがほとんどです。当院ではそうした方々の検査と施術を数多く行っています。
坐骨神経痛を悪化させないためには、正しいフォームで歩くことが何より重要です。まず姿勢ですが、背筋を伸ばして顎を軽く引き、視線は15メートルほど先を見るようにします。猫背や反り腰にならないよう意識してください。肩の力は抜いて、自然な状態を保ちます。
歩幅は無理に広げる必要はありません。いつもより少し大きめくらいの自然な歩幅で十分です。着地は踵から行い、つま先で地面を蹴り出すようにイメージすると、スムーズな体重移動ができます。
腕は自然に前後に振りましょう。腕を振ることで上半身と下半身の連動が生まれ、骨盤の動きもスムーズになります。ただし肩に力が入りすぎないよう注意してください。リラックスした状態で歩くことが大切です。
初めてウォーキングを始める方や、しばらく運動していなかった方は、まず1回10分程度から始めることをお勧めします。痛みが出ないことを確認しながら、徐々に時間を延ばしていきます。最終的には1回20分から30分を目標にすると良いでしょう。
頻度については週3回から4回が理想的です。毎日歩く必要はありません。筋肉を休ませる時間も大切ですので、適度に休息日を入れながら続けてください。痛みが強い日は無理をせず、お休みしても問題ありません。
ペースはゆっくりで構いません。隣の人と会話ができる程度のペースが適切です。息が切れるほど速く歩く必要はなく、むしろゆっくりとしたペースの方が筋肉への負担が少なく、長く続けられます。
坐骨神経痛を悪化させてしまう歩き方がいくつかあります。まず痛みを我慢しながら歩き続けることです。痛みは体からの警告信号ですので、無視してはいけません。歩いている途中で痛みが強くなってきたら、すぐに休憩するか中止してください。
硬い地面やアスファルトの上を長時間歩くことも避けた方が良いでしょう。衝撃が腰や股関節に伝わりやすく、負担が大きくなります。できれば土の道や芝生、陸上競技場のトラックなど、柔らかい地面を選んでください。公園の遊歩道なども良い選択肢です。
サンダルやヒールのある靴で歩くのもNGです。足元が不安定だと、バランスを取るために腰や臀部の筋肉に余計な力が入ってしまいます。クッション性の高いウォーキングシューズを選び、靴紐はしっかりと結んでください。
猫背で歩くと骨盤が後ろに傾き、坐骨神経への圧迫が強くなります。スマートフォンを見ながら歩くのも同様の理由で避けてください。また過度な反り腰も腰椎への負担を増やしてしまいます。目線を5メートル先を見ながら歩くと、比較的無理が少なくなります。
足を引きずるように歩いたり、片方の足だけに体重をかけて歩いたりするのも良くありません。痛みをかばって歩いているうちに、そのような癖がついてしまうことがあります。左右対称に、バランス良く歩くことを意識してみてください。


ウォーキングを始める前には、必ず準備運動を行いましょう。いきなり歩き始めるのではなく、軽いストレッチで筋肉をほぐしてから始めます。特にお尻の筋肉、太ももの前後、ふくらはぎを重点的に伸ばすと効果的です。各部位10秒から20秒程度、痛みのない範囲でゆっくりと伸ばしてください。
歩き終わった後のクールダウンも重要です。急に止まるのではなく、最後の2分から3分はペースを落として歩きます。その後、ゆっくりとストレッチを行い、使った筋肉をケアしてあげましょう。


ウォーキング後の入浴は血行促進に効果的です。ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、筋肉の疲労回復が早まります。熱すぎるお湯は体に負担をかけますので、38度から40度程度が適温です。15分ほど浸かると良いでしょう。
入浴後は水分補給を忘れずに行ってください。ウォーキング中も喉が渇く前にこまめに水分を取ることが大切です。脱水状態になると血液がドロドロになり、血流が悪くなってしまいます。
正しい方法でウォーキングを行っていても、体調によっては症状が悪化することがあります。歩いた後に痛みやしびれが普段より強くなった場合は、すぐにウォーキングを中止して様子を見てください。1日から2日安静にしても改善しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。
無理を続けると慢性化してしまい、治るまでに時間がかかってしまいます。早めに適切な処置を受けることが、結果的に早い回復につながります。
どうしてもウォーキングで痛みが出てしまう方には、水中ウォーキングという選択肢もあります。水の浮力によって関節への負担が軽減されるため、陸上では痛みが出る方でも快適に運動できることが多いです。温水プールであれば、血行促進効果も期待できます。


自転車も比較的負担の少ない運動です。サドルの高さを適切に調整し、背筋を伸ばして乗ることがポイントです。ただし前傾姿勢が強くなるロードバイクなどは避け、シティサイクルや電動アシスト自転車を選ぶと良いでしょう。
ウォーキング以外の日常生活でも、坐骨神経痛を悪化させないための工夫が必要です。長時間同じ姿勢で座り続けることは避けましょう。デスクワークの方は、1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすことをお勧めします。
椅子の座り方も重要です。浅く腰掛けて背もたれにもたれかかる姿勢は、骨盤が後ろに傾いて腰に負担がかかります。椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座るようにしてください。クッションを腰に当てると姿勢を保ちやすくなります。
体の冷えは血行不良を招き、筋肉を硬くしてしまいます。特に冬場や冷房の効いた室内では、腰回りを冷やさないよう注意が必要です。腹巻きやカイロを活用するのも良い方法です。
睡眠時の姿勢も見直してみましょう。仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションを入れると腰への負担が軽減されます。横向きで寝る方は、両膝の間にクッションを挟むと骨盤が安定します。
セルフケアとしてのウォーキングは効果的ですが、根本的な原因を解決するには専門家による施術が必要な場合もあります。当院では坐骨神経痛の原因を特定するために、5種類の独自検査を行っています。筋肉の状態、関節の可動域、骨格の歪みなど、多角的に体の状態を把握します。
検査の結果に基づいて、あなたに合った施術プランをご提案します。筋肉の緊張をほぐし、骨格の歪みを整えることで、神経への圧迫を軽減していきます。西洋医学と東洋医学を融合させた独自の整体法は、体に優しく効果的です。


施術だけでなく、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えしています。どのようなウォーキングがあなたに適しているのか、避けるべき動作は何かなど、具体的にアドバイスいたします。
当院に通われている方の中には、整形外科で「手術しかない」と言われた方もいらっしゃいます。しかし適切な施術とセルフケアで、手術をせずに日常生活に戻れた方が数多くいらっしゃいます。
坐骨神経痛を抱えている方でも、適切な方法でウォーキングを行えば症状の改善が期待できます。大切なのは自分の体の状態を正しく理解し、無理をしないことです。痛みを我慢しながら続けるのではなく、体の声に耳を傾けながら進めていってください。
正しいフォームで歩くこと、時間や頻度を守ること、前後のケアを怠らないこと、これらを意識するだけで効果は大きく変わってきます。また日常生活での姿勢や習慣を見直すことも、症状改善には欠かせません。


一人で悩まずに、いつでも当院にご相談ください。あなたの症状に合わせた最適な方法を一緒に見つけていきましょう。坐骨神経痛は正しく対処すれば必ず改善していく症状です。諦めずに、前向きに取り組んでいただければと思います。

