
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。最近、体がだるい、よく眠れない、なんとなく調子が悪いという症状を抱えていませんか?病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、途方に暮れている方も多いのではないでしょうか。実は、そうした不調の裏側には運動習慣の不足が深く関わっているケースが少なくありません。
日々の生活の中で体を動かす時間が減ってしまうと、知らず知らずのうちに自律神経のバランスが崩れていきます。デスクワーク中心の生活や在宅勤務の増加によって、現代人は以前よりもずっと体を動かさなくなっています。今回は、自律神経失調症と運動習慣の関係について、これまでの臨床経験をもとにお話ししていきますね。


運動不足は自律神経の大敵です。体を動かさない生活が続くと、心身のバランスが崩れやすくなります
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経系からなり、呼吸や血流、消化、体温調節など生命活動を無意識にコントロールしています。この2つの神経がバランスよく働くことで、私たちは健康的な毎日を過ごすことができるのです。しかし、運動習慣がないと交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、様々な不調が現れるようになります。
体を動かさない生活が続くと、筋肉が硬直し血流が滞りやすくなります。特に上半身の血行不良は脳への酸素供給を減少させ、自律神経の働きを乱す原因になります。また、呼吸も浅くなりがちで、これも自律神経にとっては大きなストレスです。


さらに運動不足は睡眠の質にも影響を及ぼします。日中に体を動かさないと、夜になっても交感神経の緊張が抜けず、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりします。睡眠不足が続くと自律神経の乱れはさらに悪化し、悪循環に陥ってしまうのです。
運動習慣がない生活を続けていると、次のような症状が現れやすくなります。まず、朝起きても疲労感が抜けずだるさを感じることが多くなります。夜しっかり寝ているはずなのに、なぜか体が重いという状態です。
めまいや立ちくらみ、動悸といった症状も運動不足による自律神経の乱れから起こりやすくなります。これらは血流の低下と血圧調整機能の低下が関係しています。胃腸の働きも自律神経に支配されているため、便秘や下痢を繰り返すといった消化器症状も見られます。
また、イライラしやすくなったり不安感が強くなったりと精神的な症状も現れます。集中力が続かない、物事を前向きに考えられないといった状態に陥ることもあります。肩こりや首の痛み、頭痛といった身体的な不調も運動不足が引き金になっているケースが多いのです。
適度な運動は自律神経のバランスを整える効果があります。まず、体を動かすことで全身の血流が改善され、酸素や栄養が体の隅々まで行き渡るようになります。これにより内臓の働きも活性化され、自律神経が正常に機能しやすくなります。
運動をすると自然と呼吸が深くなります。深い呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス状態を作り出します。特に有酸素運動は心肺機能を高め、呼吸のリズムを整える効果があるため自律神経の調整に役立ちます。


また、運動によって筋肉が適度に疲労することで、夜になると副交感神経が優位になり質の良い睡眠につながります。良質な睡眠は自律神経のバランスを保つために不可欠です。運動習慣を持つことで睡眠の質が向上し、自律神経の乱れが改善されていくのです。
自律神経を整えるための運動は、激しいものである必要はありません。むしろ、無理のない範囲で続けられる軽めの運動が最も効果的です。ウォーキングやサイクリング、水中ウォーキングなどの有酸素運動は特におすすめです。
ストレッチやヨガも自律神経を整えるのに適しています。ゆっくりとした動きと深い呼吸を組み合わせることで、副交感神経が刺激されリラックス効果が得られます。筋肉の緊張がほぐれることで血流も改善されます。


運動のタイミングも重要です。朝に軽く体を動かすと交感神経が適度に刺激され、すっきりと一日をスタートできます。夕方から夜にかけて軽めの運動をすると、その後のリラックスタイムに向けて自律神経の切り替えがスムーズになります。
運動不足の状態からいきなり激しい運動を始めるのは危険です。体がついていけず、かえって体調を崩してしまう可能性があります。まずは1日10分程度のウォーキングから始めるなど、無理のない範囲でスタートしましょう。
また、すでに自律神経失調症の症状が重い方は、運動することで症状が悪化する場合もあります。めまいや動悸が強いときに無理に体を動かすと、かえって負担になってしまいます。自分の体調と相談しながら、できる範囲で少しずつ運動量を増やしていくことが大切です。
運動を習慣化するコツは、楽しく続けられる方法を見つけることです。好きな音楽を聴きながら歩く、友人と一緒に運動する、景色の良い場所を選ぶなど、自分なりの工夫をしてみてください。義務感で続けようとすると長続きしません。
運動習慣を取り入れることは自律神経を整える上で非常に有効ですが、それだけでは不十分なケースもあります。食生活の乱れ、睡眠不足、過度なストレスなども自律神経に大きな影響を与えるからです。
規則正しい生活リズムを保つことも重要です。毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝る習慣をつけると、体内時計が整い自律神経のバランスも安定します。食事も決まった時間に摂るようにしましょう。


ストレス管理も忘れてはいけません。仕事や人間関係のストレスが溜まったままだと、いくら運動しても自律神経の乱れは改善されにくくなります。リラックスできる時間を意識的に作り、心の余裕を持つことが大切です。
当院に来院される方の多くは、運動不足に加えて体の歪みを抱えています。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、姿勢が悪くなり骨格が歪んでしまうのです。この歪みが自律神経の働きを妨げている場合も少なくありません。
背骨には自律神経が通っており、背骨が歪むと神経の伝達がスムーズにいかなくなります。また、筋肉の緊張や内臓の位置のずれも自律神経に影響を及ぼします。運動だけでは改善しきれない部分もあるのです。


当院では5種類の独自検査を用いて、体の歪みや筋肉の状態、内臓の働きまで細かくチェックします。運動不足による自律神経の乱れだけでなく、体の歪みや内臓の不調が原因になっていないかを確認し、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
自律神経失調症の症状は人によって様々です。めまいが主な症状の方もいれば、不眠や胃腸の不調が中心の方もいます。症状が違えば原因も異なるため、まずは丁寧な検査で何が問題なのかを明らかにする必要があります。
病院では異常なしと言われたけれど明らかに調子が悪い、そんな方こそ体全体のバランスを見ていく必要があります。血液検査やレントゲンには映らない体の歪みや筋肉の緊張、自律神経の乱れは、専門的な検査でなければ見つけられません。


運動不足だけが原因ではなく、複数の要因が絡み合って自律神経失調症の症状が現れているケースがほとんどです。だからこそ、当院では原因を特定することに時間をかけ、根本からの改善を目指しています。
まずは今日から少しずつ体を動かす時間を作ってみてください。通勤時に一駅分歩く、エレベーターではなく階段を使う、寝る前にストレッチをするなど、小さなことから始めましょう。
呼吸を意識することも効果的です。仕事の合間に深呼吸をする習慣をつけるだけでも、自律神経のバランスは整いやすくなります。ゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す腹式呼吸を試してみてください。
水分補給も忘れずに行いましょう。水分不足は血流を悪くし、自律神経の働きを低下させます。こまめに水を飲む習慣をつけることで、体の巡りが良くなり症状の改善につながります。
運動を始めてみたけれど症状が改善しない、何から始めればいいか分からない、そんな悩みを抱えている方は一人で抱え込まずにご相談ください。自律神経失調症は放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
当院では運動不足による自律神経の乱れだけでなく、体の歪みや内臓の不調、ストレスなど多角的な視点から原因を探り、あなたに合った改善プランをご提案します。3500件以上の改善実績を持つ私が、検査から施術まで一貫して担当しますのでご安心ください。


病院では異常なしと言われたけれど明らかに調子が悪い、薬に頼らず根本から改善したい、そんな想いをお持ちの方はぜひ一度当院にお越しください。あなたのやりたいを叶えるために、全力でサポートさせていただきます。

