
院長:小林お気軽にご相談ください!


朝、寝返りを打った瞬間に天井がぐるぐると回り出した——そんな経験、ありませんか。頭を動かすたびに激しいめまいが起こり、「これは脳の病気では?」と不安で検索している方も多いと思います。今回は、良性発作性頭位めまい症の検査について、院長の視点から詳しくお話しします。
病院に行く前に「どんな検査をされるのか知っておきたい」「自分でも確認できないか」と思うのは、とても自然なことです。ぜひ最後まで読んでみてください。


めまいが起きると、まず「脳の病気かもしれない」と心配されますよね。でもこの記事を読めば、検査の流れも、整体でできることも、きっとスッキリするはずです
「良性発作性頭位めまい症かもしれない」と思って病院を受診したとき、いったい何をされるのか不安に感じる方は少なくありません。検査の内容を事前に知っておくだけで、受診へのハードルはぐっと下がります。ここでは実際に行われることが多い検査の流れを、できるだけわかりやすくご説明します。
まず医師が行うのは、症状の詳しいヒアリングです。「めまいはどんなときに起こるか」「回転する感じか、ふわふわする感じか」「耳鳴りや難聴はあるか」といった質問に答えていきます。この情報だけで、ある程度の見当がつくこともあります。
特に重要なのが「頭を動かしたときだけめまいが起きる」かどうかです。この特徴があれば、良性発作性頭位めまい症を強く疑うことになります。
次に行われることが多いのが、頭の位置を変えてめまいを誘発する検査です。診察台に座った状態から、頭を横に向けながら素早く仰向けになります。このとき目の動き(眼振)を医師が確認します。
「わざとめまいを起こすの?」と驚く方もいますが、この検査は診断において非常に重要な意味を持ちます。数秒以内に眼振が起き、しばらくで治まるというパターンが確認されれば、この疾患の可能性がとても高くなります。
目の動きをより精密に確認するために、特殊なレンズを使った検査が行われることもあります。フレンツェル眼鏡という拡大レンズを装着し、暗い環境の中で目の動きを記録します。赤外線カメラを使ったより高精度な検査を実施する医療機関もあります。
眼振の方向や持続時間から、耳石がどの半規管に入り込んでいるかをある程度特定できるのが、この検査の大きな特徴です。
メニエール病や前庭神経炎など、似た症状を持つ別の疾患を除外するために、聴力の検査が行われることもあります。また片足立ちや歩行の検査を通じて、バランス機能を確認することもあります。
これらは「この病気ではない」ことを確かめるための除外診断として大切な役割を果たします。
脳梗塞や脳腫瘍など、命にかかわる病気を除外するために、頭部の画像検査が行われる場合があります。特に「耳鳴りや難聴も同時にある」「ろれつが回らない」「手足にしびれがある」といった症状が合併しているときは、迷わず受けておくべき検査です。
ただし、画像検査で「異常なし」と言われても、めまいが続く場合は原因が別にある可能性があることを知っておいてください。内耳の問題はMRIには映らないことが多いためです。
「まだ病院に行くか迷っている」「週末で受診できない」という方のために、ご自宅でできる簡単なセルフチェックについてもお伝えします。ただし、あくまで目安であり、診断は必ず医師に委ねてください。
以下のような特徴が当てはまれば、良性発作性頭位めまい症の可能性があります。
逆に「耳が聞こえにくくなってきた」「ろれつが回らない感じがある」「激しい頭痛もある」という場合は、別の疾患の可能性がありますので、早急に受診することをおすすめします。
安全な場所(ベッドや布団の上など)で、横向きにゆっくり頭を動かしてみてください。左右どちらかに向けたときだけめまいが起きるなら、どちら側に耳石が迷入しているかを把握する手がかりになります。ただし無理は禁物で、転倒には十分ご注意ください。
めまいが出たとき、「脳神経科?耳鼻科?内科?」と迷う方が非常に多いです。これは本当によく聞かれる質問です。基本的な考え方をお伝えします。
回転性のめまいが頭を動かしたときだけ起きる場合、まず耳鼻咽喉科を受診するのが適切です。耳鼻科では内耳の専門的な検査設備が整っており、Dix-Hallpike法や眼振検査をすぐに行えます。
「めまい外来」を設けているクリニックもありますので、お近くで探してみるのもよいと思います。
先ほどもお伝えしましたが、頭痛・しびれ・ろれつが回らないなどの神経症状が伴う場合は、脳神経内科または神経内科を受診してください。脳血管系の疾患は早期対応が命を左右します。
当院には、病院で一通りの検査を受けて「異常なし」と言われたにもかかわらず、めまいが続いている方が数多く来院されています。検査結果が正常でも、症状が消えないのはなぜでしょうか。
内耳の耳石の問題だけがめまいの原因ではありません。開院以来、多くの患者さんを診てきた経験から言えることですが、頸椎の歪みや首まわりの筋肉の緊張が、内耳への血流を妨げているケースは非常に多いです。血流が低下すると、平衡感覚をつかさどる内耳の機能が乱れ、めまいが誘発されます。
これは通常の画像検査では写らないため、「異常なし」と判定されてしまうのです。
ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの変化なども、めまいを繰り返させる大きな要因になります。特に50代前後の女性に多いのは、この自律神経の影響が大きいからです。薬で症状を抑えても、根本的な体の状態が整わない限り、再発を繰り返すことになります。
「検査をしっかりしてもらえる整体院があるとは知らなかった」とおっしゃる方がたくさんいます。当院では、症状の表面だけを見るのではなく、あなたのからだ全体の状態を把握するための独自の検査を5種類実施しています。原因が特定できなければ、正しいアプローチは選べないからです。
姿勢分析ソフトを使い、からだ全体のバランスを数値化します。頸椎がどの方向に歪んでいるか、筋肉の緊張がどこに集中しているかを客観的に把握します。
神経系の機能状態を確認するため、脳反射を利用した独自の検査を行います。この検査で、神経の伝達に問題が生じている部位を特定することができます。
静止した状態と動いている状態の両方でバランス機能を確認します。日常の動作に近い状態での検査により、症状が起きやすい動きのパターンを把握できます。
これらすべての検査を、院長である私が初回から最後まで一貫して担当します。途中で担当者が変わることによる「情報の抜け落ち」が、改善を遅らせる大きな原因になることを知っているからです。


「整体でめまいが良くなるの?」と半信半疑の方も多いと思います。正直に言います。すべての方に同じ結果が出るわけではありません。ただ、首や肩の緊張・頭蓋骨の歪み・自律神経の乱れが原因となっているケースでは、整体による改善効果は非常に高いと感じています。
抗めまい薬は症状を一時的に和らげてくれますが、耳石の問題や首の緊張を解決するものではありません。当院では、あなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目標に、からだの根本的な状態を整えることに注力しています。
当院に来院された方から、以下のような変化を多くいただいています。


病院での頭位変換テストは、検査中にめまいが誘発されるため、一時的につらさを感じる方はいます。ただし数秒から数十秒で治まることがほとんどです。当院での検査は身体に負担をかけない方法を採用していますのでご安心ください。
病院での検査は、通常の受診で当日中に一通りの結果が出ることが多いです。MRIなど追加検査が必要な場合は後日になることもあります。当院では初回で検査・説明・施術計画まで一気に進めます。
はい、問題ありません。良性発作性頭位めまい症は幅広い年齢で起こりえます。当院でも乳幼児からご高齢の方まで対応しており、からだに優しいソフトな施術を提供しています。


「検査が怖くて行けていない」「病院に行ったけど治らなかった」——そういう方の声を、長年にわたって聞き続けてきました。でも確かなことが一つあります。原因が特定できなければ、正しい対処はできないということです。
良性発作性頭位めまい症かどうかを確かめるための検査は、怖いものではありません。むしろ「なぜこのめまいが起きているのか」を知ることで、これからの対処がずっとクリアになります。病院で「異常なし」と言われた方も、まだ諦めないでください。見落とされがちな原因が、からだの中に残っている可能性があります。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたのめまいを一緒に解決していきましょう。
こばやし整体院・ひばりヶ丘院院長 小林誠

