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頭位めまい症の予防に効く5つの習慣

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突然くるあのぐるぐる感、またいつか来るんじゃないかと不安になっていませんか?一度経験すると「次はいつだろう」と、頭を動かすたびにドキッとしてしまいますよね。

今回は、良性発作性頭位めまい症の再発を防ぐために、日常生活でできることを院長の視点からお伝えします。薬に頼らず体の根本から整えていくヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:小林

めまいを繰り返す方の多くに、共通した生活習慣や体のクセがあります。予防策を知っているかどうかで、その後の生活の質が大きく変わってきますよ

目次

なぜ「また繰り返す」のか、その仕組みを知っておこう

良性発作性頭位めまい症は、内耳にある耳石が三半規管に迷い込むことで起こります。一度治っても、耳石はまた剥がれる可能性があるため、再発しやすいという特徴があります。再発率は1年以内で約20〜30%ともいわれており、決して珍しいことではありません。

「治ったから大丈夫」と安心していると、ある日突然また天井がぐるぐると回りはじめる。そういった経験をお持ちの方も少なくないはずです。だからこそ、再発を防ぐための「体の整え方」を知っておくことがとても大切になります。

耳石が剥がれやすくなる原因とは

耳石が剥がれやすくなる背景には、いくつかの要因が絡み合っています。加齢による耳石の劣化はその代表ですが、それだけではありません。

ビタミンDやカルシウムの不足が耳石の質を低下させるという報告があります。また、慢性的な睡眠不足や強いストレスは内耳の血流を悪化させ、耳石器にダメージを与えやすくします。骨粗鬆症との関係も注目されており、特に閉経後の女性は注意が必要です。

首や肩の筋肉が長期間にわたって緊張した状態にあると、内耳への血液循環が滞り、耳石器の働きが低下することもあります。デスクワークやスマホの長時間使用による猫背・頭部前傾姿勢は、そのリスクをじわじわと高めていきます。

日常生活でできる再発予防のポイント

「再発を防ぐために何かしたい」と思っても、何から手をつければいいか迷う方が多いですよね。難しいことを一度にたくさんやろうとしなくて大丈夫です。今の生活に少しずつ取り入れられるものから始めてみてください。以下に、特に効果が期待できるポイントをまとめました。

①寝るときの姿勢と枕の高さを見直す

就寝時の姿勢は、耳石の移動に大きく関係しています。枕が低すぎると頭が下がり、三半規管に耳石が入り込みやすくなるといわれています。一般的には、頭が心臓よりもやや高くなる位置を保てる枕の高さが望ましいとされています。

また、寝返りを打つときは勢いよくバッと動かすのではなく、ゆっくりと体全体を動かすように意識しましょう。特に起き上がる際は、いったん横向きになってから体を起こすという動作が、めまいの誘発を防ぐのに有効です。

②首・肩の緊張を緩める習慣をつくる

首や肩の筋肉が硬くなると、内耳への血流が低下します。首まわりの柔軟性を保つことは、内耳の血流を守るうえで欠かせない予防策です。

入浴後など筋肉が温まったタイミングで、首をゆっくり左右に倒したり、肩を大きく回したりするだけでも効果があります。無理に強く動かす必要はなく、心地よい範囲で行うのがポイントです。痛みを感じる場合は無理をしないようにしてください。

③ビタミンDとカルシウムを意識的に摂る

耳石はカルシウムを主成分とする炭酸カルシウムの結晶です。カルシウムの代謝を助けるビタミンDが不足すると、耳石の質が劣化し、剥がれやすくなるという研究が注目されています。

ビタミンDは日光を浴びることで体内で合成されるほか、鮭やサンマなどの青魚、きのこ類、卵などに多く含まれています。カルシウムは乳製品や小魚、大豆製品などから積極的に摂るようにしましょう。食事だけで補うのが難しい場合は、サプリメントを活用することも選択肢のひとつです。

④姿勢の改善とスマホ・PC の使い方を変える

長時間うつむいてスマホを見る姿勢や、画面に顔を近づけてのPC作業は、頭部が前に突き出した「スマホ首」を招きます。この姿勢が続くと、首の深部にある筋肉が慢性的に硬直し、椎骨動脈の血流が悪化しやすくなります。

作業中は1時間に1回は立ち上がり、視線を遠くに向ける習慣をつけましょう。モニターの高さを目線に合わせるだけでも、首への負担が大きく変わります。姿勢を整えることは、めまいの予防と再発防止において最も地味でありながら最も効果的な取り組みのひとつです。

⑤十分な睡眠とストレス管理

睡眠不足やストレスは自律神経のバランスを崩し、内耳の血流や機能を低下させます。「忙しいから仕方ない」と睡眠を削り続けることが、めまいの再発を引き寄せているケースは少なくありません。

毎日の睡眠時間をできるだけ一定に保ち、夜更かしを避ける。それだけでも自律神経の安定につながります。また、入浴でリラックスする時間を意識的につくることも、ストレス解消と睡眠の質向上の両方に役立ちます。

安静にしすぎると逆効果になることも

めまいが怖くて頭をなるべく動かさないようにしている方、実はこれが逆効果になる場合があります。頭の動きを避け続けることで、平衡感覚を担う前庭系の機能がかえって鈍化し、ちょっとした動きでめまいを感じやすい体になってしまうことがあるのです。

適切な頭部の動きを日常的に行うことで、前庭系の適応力を高める「前庭リハビリ」という考え方があります。もちろん自己判断で無理に行うのは危険ですが、「動かさない=安全」ではないということは頭に置いておきましょう。専門家の指導のもとで行うことが大切です。

再発しやすい人の特徴をチェックしよう

以下に当てはまる項目が多い方は、再発リスクが高い傾向があります。ご自身の状態を振り返るきっかけにしてみてください。

  • 長時間うつむきがちな姿勢が習慣になっている
  • 慢性的な肩こりや首こりがある
  • 睡眠の質が悪く、夜中に目が覚めることが多い
  • 日光を浴びる機会が少ない(在宅勤務・インドア傾向)
  • 乳製品や魚をあまり食べない食習慣がある
  • 強いストレスを感じることが多い
  • 骨粗鬆症や骨密度の低下を指摘されたことがある
  • 更年期を迎えており、ホルモンバランスの変化がある

ひとつでも思い当たる節があれば、今日から生活習慣を少しずつ見直してみましょう。一気に全部変えようとしなくていいんです。できることから、無理のない範囲で。

予防だけでは限界がある場合もある

生活習慣を改善しても症状が繰り返される場合、体の構造的な問題が関わっている可能性があります。首の骨(頸椎)の歪みや、頭蓋骨のわずかなズレが内耳への血流を慢性的に妨げているケースは、整体の現場でもよく見られます。

また、自律神経の乱れがめまいの引き金になっていることもあります。自律神経は内耳の血流調節にも関わっており、乱れが続くと内耳の機能が不安定になりやすくなります。このような場合は、生活習慣の改善だけでなく、体の根本から整えるアプローチが必要です。

整体で改善できる可能性があるケースとは

次のような状態に心当たりがある方は、体の構造面からのアプローチが効果的なことがあります。

  • 病院で「異常なし」と言われたが症状が繰り返される
  • 薬を飲んでも一時的にしか楽にならない
  • 首や肩の慢性的なこりがあり、めまいと一緒に出やすい
  • 朝起き上がるときに毎回めまいが起こる
  • めまいの後、頭重感や倦怠感が長く続く

こうした方は、耳石の問題だけでなく、頸椎や自律神経が複合的に関わっていることが考えられます。原因を正確に特定せずに対処を続けても、改善は遠のくばかりです。

院長・小林からひとこと

開業して20年以上、これまで本当に多くのめまいでお困りの方とお会いしてきました。中には「何年も薬を飲み続けているけど治らない」「もうどこに行っても無駄かと思っていた」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

めまいは突然やってきて、日常生活を一変させてしまう症状です。「また来るかも」という不安を抱えたまま生活するのは、想像以上に心身を消耗させます。外出が怖くなって家にこもりがちになったり、好きなことを楽しめなくなったりするのは、本当につらいことだと思います。

大切なのは、めまいの「根っこにある原因」を見つけることです。耳石の問題だけに目を向けるのではなく、首の状態・自律神経・生活習慣・姿勢、これらをトータルで見ていくことが、再発を防ぐ鍵になります。私の院では、5種類の独自検査によってひとりひとりの原因を特定し、その方に合ったアプローチで施術を行っています。

「また繰り返すのでは」という不安を抱えたまま、ひとりで悩まないでください。どんな小さな疑問でも、気になることがあればいつでも相談しに来てください。あなたの体のことを一緒に考えていきましょう。


院長:小林

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