
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林誠です。ストレスを感じると必ずお腹が痛くなる、緊張する場面で下痢に襲われる、病院で検査をしても異常がないと言われてしまう。そんな経験はありませんか。それは自律神経失調症による下痢かもしれません。
実は下痢と便秘を繰り返すような腸の不調は、自律神経のバランスが崩れていることのサインなのです。通勤中や会議中に急にトイレに行きたくなる不安を抱えながら日々を過ごしている方も少なくありません。今日はそんなつらい症状でお悩みのあなたに、なぜ自律神経が乱れると下痢が起こるのか、そしてどう改善していけばいいのかをお話ししていきますね。


自律神経による下痢は薬で一時的に抑えても繰り返してしまうことが多いんです。根本から整えていくことが大切なんですよ
自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立っていて、私たちの意識とは関係なく身体の機能をコントロールしています。この2つの神経のバランスが崩れると、腸の働きにも大きな影響が出てしまうのです。
交感神経が優位になりすぎると腸の蠕動運動が活発になりすぎて、食べ物が腸内を通過するスピードが速くなります。その結果、水分が十分に吸収されないまま便が排出されるため下痢になってしまいます。特にストレスや緊張を感じる場面では交感神経が過剰に働くため、急な腹痛や下痢に襲われることが多いのです。


逆に副交感神経が過剰に優位になっても腸の蠕動運動が不規則になり、下痢と便秘を交互に繰り返すようなことも起こります。この状態は過敏性腸症候群とも呼ばれ、自律神経の乱れが腸に直接影響を与えている典型的な症状と言えるでしょう。
自律神経の乱れによる下痢には、いくつかの特徴的なパターンがあります。あなたの症状と照らし合わせてみてください。
通勤電車の中や大事な会議の前、試験や面接など緊張する場面で必ずお腹が痛くなる方は要注意です。これは精神的なストレスが自律神経を介して腸に影響を与えている証拠なのです。トイレが近くにないと不安になる、外出先でトイレの場所を常に確認してしまうといった行動パターンも見られます。
朝起きてから出勤するまでの時間帯に何度もトイレに駆け込む方も多いですね。これは朝の慌ただしさや仕事へのプレッシャーが交感神経を刺激して、腸の蠕動運動が活発になりすぎているためです。朝食を食べるとすぐに下痢になるという方も、同じメカニズムが働いています。
下痢が数日続いた後に便秘になり、また下痢に戻るというサイクルを繰り返す場合は、自律神経のバランスが大きく乱れている可能性があります。腸の働きが安定せず、蠕動運動が過剰になったり停滞したりを繰り返しているのです。
激しい腹痛と下痢に襲われるものの、排便が済むとスッキリして痛みも治まるというのも特徴的です。器質的な病気というより機能的な問題であることが多く、自律神経の乱れが原因と考えられます。
自律神経による下痢の厄介なところは、内視鏡検査や血液検査をしても異常が見つからないことが多い点です。器質的な病変がないため、医師からは「ストレスですね」「気のせいでしょう」と言われてしまうこともあります。
でも症状は確かに存在していて、日常生活に大きな支障をきたしているのです。検査で異常がないからといって、あなたの苦しみが軽いわけではありません。自律神経の乱れは数値や画像には現れにくいものの、身体にとっては深刻な問題なのです。


だからこそ当院では、自律神経の状態を含めた全身のバランスを丁寧に検査していきます。症状の原因がどこにあるのか、何が自律神経を乱しているのかを特定することが改善への第一歩になるからです。
では、なぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか。原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。
仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、家庭の問題など、精神的なストレスは自律神経に直接影響します。特に責任感が強く真面目な方ほど、ストレスを溜め込みやすく症状が出やすい傾向にあります。長時間労働や休みが取れない状況が続くと、交感神経が常に優位な状態になり腸の働きが乱れてしまうのです。
不規則な生活や睡眠不足も自律神経を乱す大きな要因です。夜更かしが続いたり、寝る時間がバラバラだったりすると、体内時計が狂って自律神経のリズムも崩れます。十分な睡眠が取れないと身体の回復が追いつかず、自律神経の疲労が蓄積していくのです。
長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業は、身体の歪みを生み出します。特に背骨の歪みは自律神経の通り道である脊髄に影響を与えるため、神経の働きが乱れやすくなります。肩こりや首の緊張も自律神経を圧迫する原因になるのです。
偏った食事や不規則な食事時間、過度の飲酒やカフェインの摂取も腸内環境を悪化させます。腸内環境が乱れると自律神経にも影響が及び、さらに症状が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
自律神経による下痢に対して、病院ではどのような治療が行われるのでしょうか。そして、それらにはどんな限界があるのでしょう。
下痢止めや整腸剤、抗不安薬などが処方されることが多いですね。確かに薬は一時的に症状を抑える効果がありますが、根本的な原因である自律神経の乱れを解決するものではありません。薬を飲み続けても症状が繰り返し現れることが多く、次第に薬の効果も薄れていきます。副作用や依存のリスクも考慮する必要があるでしょう。
ストレスを減らす、規則正しい生活をする、バランスの良い食事を摂るといったアドバイスがされます。これらは確かに大切なことですが、すでに症状が出ている状態では自力で生活習慣を改善するのは簡単ではありません。特に仕事や家庭の事情でストレスを避けられない場合は、実践が難しいのが現実です。
心理的なアプローチとしてカウンセリングが勧められることもあります。心の負担を軽減することは重要ですが、身体の歪みや内臓の状態が原因になっている場合は、心理面だけのケアでは十分な改善が得られないこともあります。
こばやし整体院では、自律神経による下痢に対して独自のアプローチで根本改善を目指しています。
まず最も大切にしているのが検査です。脳反射を利用した検査や姿勢分析、動きの検査など、5つの独自検査であなたの身体の状態を詳しく把握します。自律神経の乱れがどこから来ているのか、身体の歪みはどうなっているのか、内臓の状態はどうかなど、多角的に原因を探っていくのです。


原因が分からないまま施術をしても、効果は限定的になってしまいます。だからこそ当院は検査に時間をかけ、あなただけの原因を明らかにすることから始めます。
検査で特定した原因に対して、西洋医学と東洋医学を調和させた独自の施術を行います。背骨や骨盤の歪みを整え、筋肉の緊張を緩和し、内臓の働きを活性化させていきます。自律神経は背骨の中を通っているため、身体の歪みを正すことで神経の働きも正常化していくのです。
施術は痛みを伴わないソフトな刺激ですので、お子様からご高齢の方まで安心して受けていただけます。力任せにバキバキと鳴らすような施術ではなく、身体が本来持っている自然治癒力を引き出すアプローチを行います。
施術と並行して、日常生活で実践できるセルフケアもお伝えしています。呼吸法やストレッチ、食事の工夫など、あなたの生活スタイルに合わせた無理のない方法をご提案します。施術で整えた状態を維持し、再発を防ぐためには日々の生活習慣も大切だからです。


当院で施術を受けられた方々からは、こんな嬉しい変化の報告をいただいています。
通勤中の不安がなくなり、電車やバスに乗れるようになった方、会議や打ち合わせに集中できるようになった方、外出を楽しめるようになった方など、生活の質が大きく向上されています。下痢と便秘の繰り返しが落ち着き、お腹の調子が安定してきたという声も多いですね。


さらに下痢以外の症状、たとえば頭痛やめまい、肩こり、不眠なども一緒に改善していくケースが多く見られます。これは自律神経全体のバランスが整ってきた証拠なのです。薬に頼らずに症状をコントロールできるようになると、精神的にも楽になり前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになります。
個人差がありますが、軽度の方で数週間から2ヶ月程度、症状が長期化している方は3ヶ月から半年ほどかかることもあります。初回の施術で変化を実感される方も多いですが、根本改善のためには継続的なケアが大切です。
はい、多くの方が改善を実感されています。特に自律神経の乱れや身体の歪みが原因となっている下痢には、整体が非常に効果的です。ただし器質的な疾患が隠れている可能性もあるため、必要に応じて医療機関との連携も行っています。
もちろん可能です。当院の施術と並行して服薬を続けていただいて構いません。症状が改善していく中で、医師と相談しながら徐々に薬を減らしていくことを目指します。
刺激物やカフェイン、アルコールは控えめにすることをお勧めします。また冷たいものの摂りすぎも腸を刺激するため注意が必要です。バランスの良い食事と規則正しい食事時間を心がけると、自律神経も整いやすくなります。
自律神経の乱れによる下痢を我慢し続けたり放置したりすると、症状はどんどん慢性化していきます。腸の過敏状態が続くことで、少しの刺激でも下痢を起こしやすくなり、日常生活への支障が大きくなってしまうのです。
外出を控えるようになったり、仕事や学業に集中できなくなったり、人付き合いを避けるようになったりと、生活の質が著しく低下します。また慢性的なストレスは他の自律神経症状も引き起こし、不眠や頭痛、動悸、めまいなど全身に不調が広がることもあります。
さらに栄養の吸収が悪くなることで体力が低下し、免疫力も下がってしまいます。早めに適切な対処をすることが、症状の悪化を防ぎ健康な生活を取り戻す鍵となるのです。
自律神経による下痢は、検査で異常が見つからないからこそ「気のせい」「甘え」と思われがちで、周囲にも理解されにくい症状です。でもあなたの苦しみは決して軽くありません。毎日の不安や不快感は、確かにあなたの生活を制限しているのです。
当院では開院以来、数多くの自律神経失調症の方々と向き合ってきました。薬を飲んでも改善しなかった方、何軒も病院を回ったけれど良くならなかった方も、諦めないでください。原因をしっかり特定し、身体全体を整えていくことで改善の道は開けます。


あなたの身体には本来、健康を取り戻す力が備わっています。その力を最大限に引き出すお手伝いをさせてください。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談くださいね。あなたの来院を心よりお待ちしております。

