顎関節症

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節に痛みや違和感を感じる状態を指します。多くの場合、口を開け閉めする際に痛みや音がしたり、顎の動きが制限されたりします。厚生労働省の調査によると、日本では成人の約15%が顎関節症の症状を経験していると推定されています。

この症状は現代社会のストレスや生活習慣と深く関わっており、特にデスクワークが増えた現代人に多く見られます。顎関節症は日常生活の質を著しく低下させ、食事や会話といった基本的な行為にまで支障をきたします。

初期は軽い違和感や音だけでも、慢性化すると激しい痛みや開口制限に発展することがあります。また、顎の問題は頭痛や肩こり、耳鳴りなど全身の不調にも繋がります。

顎関節症は初期の軽い違和感や音から始まり、放置すると強い痛みへと悪化します。開口制限が起こり、食事が困難になることもあります。

慢性化すると睡眠の質が低下し、夜間の痛みや朝の顎のこわばりにより疲労が蓄積。集中力低下や気分の落ち込みを引き起こします。

また、頭痛、耳鳴り、めまい、首や肩のこりなど全身症状も現れ、日常生活に支障をきたします。重症化すると顎関節の変形や骨の異常が進行し、外科的処置が必要になることも。慢性的な痛みはストレスを増加させ、うつ状態や不安感を引き起こす可能性があります368。

症状は「違和感→痛み→機能障害→全身症状」と進行し、悪化するほど改善に時間と労力がかかります。

顎関節症の原因

開院以来、当院には顎関節症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顎関節症の原因はひとつではないということです。

顎関節症の原因として次のものが挙げられます。

顎関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

顎関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。複数の原因が重なり合うことにより、顎関節周囲の筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、顎や周辺の筋肉に炎症が起きたり特定の筋肉に負担がかかり続くことになり、慢性的な痛みへと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顎関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顎関節症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果しか期待できず、副作用のリスクもあります。医師からより強い鎮痛薬を処方されることがありますが、吐き気や食欲不振、むくみなどの副作用が生じることがあります。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

スプリント療法

マウスピースは対症療法であり、根本的な原因を解決するものではありません。長期間の使用が必要で、装着感の不快さから継続が難しいケースも多いです。また、不適切なマウスピースは逆に症状を悪化させることもあります。

物理療法

電気治療や温熱療法は効果に個人差があり、強い筋拘縮や代謝の悪い方には効果が見られないことも珍しくありません。

顎関節症を改善するために

まずはあなたの顎関節症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、顎関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

顎関節症の改善には、顎だけでなく、首や肩、背中などの検査も重要と考えています。顎の負担が首や肩の緊張から影響を受けていることも少なくないからです。全身のバランスを整えることで、顎への負担を軽減し、根本的な改善を目指します。

顎関節症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

顎関節症の改善には現在の身体の状態を総合的に把握することが最も重要です。顎だけでなく、首や肩、背中、さらには全身の姿勢や自律神経の状態まで検査することで、真の原因を特定します。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。顎関節症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

顎関節症のQ＆A

顎関節症に良くない習慣はありますか？

歯ぎしりや食いしばり、頬杖をつく、片側だけで噛む、硬いものをよく噛む、ガムを長時間噛むなどの習慣は顎に負担をかけます。また、猫背や首を前に出す姿勢も顎関節に悪影響を与えます。これらの習慣を意識的に改善することが大切です。

手術なしで治せますか？

はい、多くの顎関節症は手術なしでも改善可能です。当院では適切な整体施術と生活習慣の改善指導により、多くの方が手術せずに症状が改善しています。ただし、重度の関節変形がある場合など、状態によっては医師との連携が必要なケースもあります。

マウスピースは効果がありますか？

マウスピースは歯ぎしりや食いしばりから顎を保護する効果があり、症状の緩和に役立つことがあります。しかし、根本的な原因を解決するものではなく、あくまで補助的な役割です。顎関節症の本質的な改善には、筋肉の緊張緩和や姿勢改善などの総合的なアプローチが必要です。

ストレスと顎関節症は関係ありますか？

非常に関係があります。ストレスを感じると無意識のうちに顎に力が入り、歯を食いしばったり歯ぎしりが増えたりします。これが顎の筋肉の緊張を高め、顎関節症の原因や悪化要因となります。ストレス管理も顎関節症治療の重要な要素です。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、顎関節症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

楽しく食事が出来るようになりました

固い物もか噛めるようになりました

普通に喋れるようになりました