バーナー症候群

バーナー症候群とは

バーナー症候群は、ラグビーやアメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツで発生する神経障害です。首や肩に強い衝撃を受けた際に、首から腕にかけて電気が走るような激しい痛みやしびれが生じます。この症状は、バーナーで焼かれるような痛みを感じることから名付けられました。

多くの場合、症状は数分から数時間で改善しますが、根本的な原因が解決されていないと繰り返し発生する可能性があります。特に高校生や大学生の競技者に多く見られ、コンタクトスポーツにおいて最も発症例が多い頚部の外傷として知られています。

バーナー症候群を放置すると、症状を繰り返すたびに首や肩周辺の神経が損傷しやすくなります。初期の一時的な症状から、慢性的なしびれや筋力低下へと進行する可能性があります。

重症化すると日常生活にも支障をきたし、書字動作や細かい作業が困難になることがあります。また、痛みやしびれによる睡眠障害が続くと、学業や仕事への集中力も低下します。

最も深刻な場合、神経根が脊髄から引き抜かれる「引き抜き損傷」が発生し、永続的な片側上肢麻痺を残すリスクもあります。スポーツを続けることができなくなり、将来の夢や目標を諦めざるを得ない状況に追い込まれる可能性もあります。

競技への復帰を急ぐあまり、不完全な状態でプレーを再開すると、より深刻な損傷を招く恐れがあります。

バーナー症候群の原因

開院以来、当院にはバーナー症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、バーナー症候群の原因はひとつではないということです。

バーナー症候群の原因として次のものが挙げられます。

バーナー症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、腕神経叢や神経根に過度なストレスが加わることで、首から腕にかけての激しい痛みやしびれが発生します。損傷の程度や場所は人によって異なり、単純な安静や薬物療法だけでは、根本的な問題は解決されません。

一人ひとりの原因や症状の程度が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。バーナー症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

バーナー症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

安静と頚椎カラー固定

長期間の固定は頚部の筋力低下を促進するため、数日で中止する必要があります。根本的な原因解決にはならず、復帰後の再発リスクが高いままです。特にアスリートにとって長期間の安静は、競技パフォーマンスの低下や精神的なストレスにもつながります。

薬物療法

症状の一時的な軽減は期待できますが、神経の損傷自体を修復する効果はありません。長期使用による副作用のリスクも考慮が必要です。また、薬物による痛みの抑制は、実際の回復状況を把握しにくくする場合もあります。

理学療法

継続的な通院が必要で、個人の症状に合わせた適切な負荷調整が重要です。不適切な運動は症状を悪化させる可能性があり、特に神経症状に対しては慎重なアプローチが求められます。また、時間的な制約で継続が困難な場合も多いです。

バーナー症候群を改善するために

まずはあなたのバーナー症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、バーナー症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、神経の回復を促進するための個別の治療プランをご提案します。バーナー症候群でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

バーナー症候群には、現在の神経の状態や損傷の程度を正確に把握することが最も重要です。頚部だけでなく、肩甲骨周りの筋緊張や姿勢の問題なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、微細な神経の変化や症状の変動を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。バーナー症候群は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

バーナー症候群のQ＆A

バーナー症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は数分から数時間で自然に症状が改善することが多いです。しかし根本的な原因が解決されていないため、再発のリスクが高く、適切な治療と予防が重要です。

バーナー症候群の人がやってはいけないことは？

症状が完全に消失するまでのコンタクトスポーツや首に負担をかける動作は避けるべきです。また、自己判断でのスポーツ復帰は危険なため、専門家の指導を受けることが大切です。

バーナー症候群と頚椎ヘルニアの違いは何ですか？

バーナー症候群は一時的な神経症状で通常は短時間で改善しますが、頚椎ヘルニアは椎間板の変性による持続的な神経圧迫で、症状が長期間続く特徴があります。

症状が出た後、いつからスポーツに復帰できますか？

痛みやしびれが完全に消失し、頚部と上肢の可動域が正常に戻り、筋力検査で異常がないことを確認してから復帰すべきです。通常は数日から1週間程度必要です。

バーナー症候群は完治しますか？

適切な治療により症状の改善は期待できますが、神経の損傷程度によっては完全な回復が困難な場合もあります。早期治療と予防対策が重要です。

予防するにはどうしたらいいですか？

頚部や肩甲骨周りの筋力強化、正しいプレー技術の習得、適切な防具の使用が効果的です。また、定期的な身体のメンテナンスも重要な予防策となります。

バーナー症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、バーナー症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

バーナー症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。