腰椎分離すべり症

腰椎分離すべり症とは

腰椎分離すべり症は、腰の骨である腰椎の一部が疲労骨折を起こして分離し、その結果として椎骨が前方にずれてしまう状態です。主に成長期のスポーツ活動による繰り返しの負荷が原因で発症します。

野球やサッカー、陸上競技などで体幹の伸展や回旋動作を繰り返すことで、腰椎の後方部分に亀裂が入り、やがて分離に至ります。分離が生じると椎骨の安定性が失われ、上の椎骨が前方にずれることがあります。

厚生労働省の調査によると、腰痛全体の有訴率は国民の25～35％程度とされています。腰椎分離症の発症確率は日本人の約6％程度ですが、スポーツ選手では15～40％と大幅に増加します。

腰椎分離すべり症を放置すると、椎骨のずれが徐々に進行していきます。初期段階では腰痛程度だった症状が、神経への圧迫が強くなることで下肢への痛みやしびれが慢性化します。

さらに進行すると歩行時の痛みが増強し、長距離を歩くことが困難になります。重篤な場合には間欠性跛行と呼ばれる症状が現れ、少し歩くと足が痛くなり休憩が必要になります。

最悪の場合、神経の圧迫により排尿障害や下肢の筋力低下などの重篤な症状が現れる可能性があります。このような状態になると日常生活に著しい支障をきたし、手術以外の選択肢がなくなってしまうリスクがあります。

腰椎分離すべり症の原因

開院以来、当院には腰椎分離すべり症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腰椎分離すべり症の原因はひとつではないということです。

腰椎分離すべり症の原因として次のものが挙げられます。

腰椎分離すべり症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腰椎の後方部分に疲労骨折が生じ、やがて椎骨の前方へのずれが発生します。それは人によって違い、単に痛みを抑えるだけの対症療法では、根本的な問題は解決されません。

一人一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳細な検査と個別の治療計画が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。腰椎分離すべり症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎分離すべり症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じる可能性があります。また、根本的な原因の解決にはならず、薬の効果が切れると再び痛みが現れます。対症療法に留まるため、根本改善は期待できません。

理学療法

適切な負荷設定が困難で、過度な運動により症状が悪化する場合があります。また、継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。画一的なプログラムでは個人差に対応できない場合があります。

装具療法

長期間の装着により筋力低下を招く可能性があります。また、装具に依存してしまい、根本的な改善につながらない場合があります。日常生活での制約も多く、根本解決には至りません。

腰椎分離すべり症を改善するために

まずはあなたの腰椎分離すべり症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、腰椎分離すべり症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。腰椎分離すべり症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

腰椎分離すべり症には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。腰椎だけでなく、骨盤や背中、筋肉の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。腰椎分離すべり症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

腰椎分離すべり症のQ＆A

腰椎分離すべり症は自然に治りますか？

残念ながら、一度分離した骨が自然に癒合することはほとんどありません。しかし、適切な治療により症状の改善や進行の抑制は十分可能です。早期の治療開始が重要になります。

腰椎分離すべり症の人がやってはいけないことは？

腰を過度に反らす動作や重い物を持ち上げる動作は避けるべきです。また、激しいスポーツや長時間の同一姿勢も症状を悪化させる可能性があります。

腰椎分離症と腰椎分離すべり症の違いは何ですか？

腰椎分離症は骨の分離のみですが、分離すべり症は分離に加えて椎骨が前方にずれた状態です。すべりが生じると神経圧迫のリスクが高まり、症状も重篤になります。

手術をしないで治すことはできますか？

多くの場合、保存療法で症状の改善が期待できます。ただし、重度の神経症状がある場合は手術が必要になることもあります。早期の適切な治療が重要です。

どのくらいの期間で改善しますか？

個人差がありますが、適切な治療を継続すれば数ヶ月から半年程度で症状の改善を実感できることが多いです。根本的な改善には継続的な治療が必要になります。

再発を防ぐ方法はありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動による筋力強化、体重管理などが重要です。また、定期的なメンテナンスにより再発リスクを軽減できます。

腰椎分離すべり症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、腰椎分離すべり症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎分離すべり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。