顔面神経痛

顔面神経痛とは

顔面神経痛とは、顔面の感覚を司る三叉神経に沿って起こる激しい痛みです。電気が走るような、針で刺されるような鋭い痛みが数秒から数分間続くのが特徴です。痛みは顔の片側だけに現れ、洗顔や歯磨き、食事といった日常動作がきっかけとなって突然発作的に起こります。

50歳代以降の女性に多く見られ、男性の約2倍の発症率となっています。日本全体では年間約1万人程度の患者が存在すると推定され、この疾患は生命に関わるものではありませんが、激しい痛みにより患者さんの生活の質を著しく低下させます。

顔面神経痛を放置すると、痛みが次第に頻繁になり、より激しくなる傾向があります。食事や会話、洗顔といった基本的な日常動作が困難になり、栄養不足や口腔衛生の悪化を招きます。

痛みへの恐怖から社会活動を避けるようになり、人とのコミュニケーションを取ることが困難になります。孤立感が増し、うつ状態に陥るケースも少なくありません。

最悪の場合、痛みのために外出や人との接触を完全に避け、社会から孤立してしまう恐れがあります。また、十分な栄養摂取ができなくなることで、全身の健康状態にも悪影響を及ぼす可能性があります。

痛みは我慢せずに早い段階で適切な処置をすることが大切です。

顔面神経痛の原因

開院以来、当院には顔面神経痛（三叉神経痛）でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顔面神経痛の原因はひとつではないということです。

顔面神経痛の原因として次のものが挙げられます。

顔面神経痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、神経が異常興奮を起こし血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、三叉神経に持続的な刺激が加わり、特定の動作で激しい痛みが誘発されることになり、慢性的な痛みや不調へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顔面神経痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顔面神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用により眠気、めまい、肝機能障害などの副作用が現れる可能性があります。また、薬物に対する耐性が生じ、次第に効果が減弱することがあります。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

神経ブロック療法

効果は一時的で、繰り返し治療が必要になります。また、治療後に顔面の感覚麻痺が生じる可能性があり、日常生活に新たな支障をきたす場合があります。

外科手術

全身麻酔のリスクがあり、術後に聴力低下や顔面神経麻痺などの重篤な合併症が起こる可能性があります。手術費用も高額になりがちで、必ずしも完治が保証されるわけではありません。また、高齢の方や基礎疾患のある方は手術適応とならない場合もあります。

顔面神経痛を改善するために

まずはあなたの顔面神経痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、顔面神経痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬や手術に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。顔面神経痛でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

顔面神経痛には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。神経の圧迫だけでなく、頭蓋骨や頸椎、自律神経の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。顔面神経痛は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

顔面神経痛のQ＆A

顔面神経痛は自然に治りますか？

残念ながら、三叉神経痛が自然に完全治癒することは稀です。症状に波があるため一時的に痛みが軽減することはありますが、根本的な原因が解決されない限り再発を繰り返す傾向があります。

顔面神経痛の人がやってはいけないことは？

痛みの誘因となる刺激を避けることが大切です。強い歯磨き、冷たい風に当たること、硬い食べ物を噛むことなどは控えめにし、優しく丁寧な動作を心がけてください。

三叉神経痛と歯痛の見分け方は？

三叉神経痛は電撃的で短時間の痛みが特徴で、特定の動作で誘発されます。一方、歯痛は持続的で鈍い痛みが多く、冷たいものや甘いものに反応する違いがあります。

薬を飲み続けても大丈夫ですか？

医師の指導のもとで服用している限り問題ありませんが、定期的な検査により副作用の有無を確認することが重要です。自己判断での中断や増量は避けてください。

手術以外に根本的な治療法はありますか？

整体による神経の圧迫解除や血流改善などの保存的治療により、症状の改善が期待できる場合があります。個人差はありますが、手術を避けたい方の有効な選択肢となります。

顔面神経痛で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、顔面神経痛（三叉神経痛）と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顔面神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。