慢性上咽頭炎

慢性上咽頭炎とは

慢性上咽頭炎とは、鼻の奥にある上咽頭という部分に慢性的な炎症が起こる状態です。上咽頭は鼻とのどの境目に位置し、外から侵入する細菌やウイルス、ホコリなどの影響を最初に受ける重要な場所です。ここに長期間にわたって炎症が続くことで、のどの症状だけでなく頭痛や疲労感など全身の不調を引き起こすことがあります。

多くの方が「風邪が治らない」と感じながらも、病院では「異常なし」と診断されることが多い症状です。近年では日本人の約8割が何らかの形で上咽頭炎の症状を経験しているとされ、現代社会特有の症状として注目されています。

慢性上咽頭炎を放置すると、単なるのどの不快感では済まなくなります。慢性頭痛やめまいが悪化し、仕事や日常生活に大きな支障をきたすようになります。

さらに深刻な問題として、慢性疲労症候群へ発展する可能性があります。全身の倦怠感が続き、何をするにも疲れやすくなってしまいます。皮膚への影響も見逃せません。掌蹠膿疱症という手のひらや足の裏に膿疱ができる疾患や、アトピー性皮膚炎の悪化につながることもあります。

最も重篤なケースでは、IgA腎症やネフローゼ症候群といった腎臓疾患、さらには関節リウマチなどの自己免疫疾患を引き起こすリスクもあります。これらは国が指定する難病に該当するものもあり、一生涯にわたる治療が必要になる場合があります。

慢性上咽頭炎は症状が軽いうちに適切な処置をすることが大切です。

慢性上咽頭炎の原因

開院以来、当院には慢性上咽頭炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、慢性上咽頭炎の原因はひとつではないということです。

慢性上咽頭炎の原因として次のものが挙げられます。

慢性上咽頭炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、上咽頭の粘膜に持続的な炎症が発生し、全身への影響が現れます。それは人によって異なり、単に薬を服用するだけでは根本的な解決には至りません。

一人ひとりの生活環境や体質が異なるからこそ、改善のためには個別の評価と対応が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。慢性上咽頭炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

慢性上咽頭炎への対応として、次のようなものが一般的です。

上咽頭擦過療法（Bスポット療法）

治療時に強い痛みを伴い、出血することもあります。週1〜2回の定期的な通院が必要で、10〜15回程度の治療期間を要するため時間的負担が大きくなります。痛みに耐えられず治療を継続できない方も多く見られます。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発することが多く見られます。長期服用による副作用のリスクも考慮する必要があり、胃腸への負担や依存性の問題もあります。

鼻うがい療法

正しい方法で行わないと中耳炎などの合併症を引き起こす可能性があります。継続的な実施が必要で、効果を実感するまでに時間がかかることがあり、途中で挫折する方も少なくありません。

慢性上咽頭炎を改善するために

まずはあなたの慢性上咽頭炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、慢性上咽頭炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

痛みを伴わない独自の整体アプローチで、上咽頭周辺の血流改善と自然治癒力の向上を図ります。薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。慢性上咽頭炎でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

慢性上咽頭炎には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。上咽頭だけでなく、首や肩の状態、自律神経の働きなども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。慢性上咽頭炎は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

慢性上咽頭炎のQ＆A

慢性上咽頭炎は自然に治りますか？

慢性化した上咽頭炎は残念ながら自然治癒が困難です。炎症が定着してしまった状態では適切な治療とセルフケアが必要になります。しかし、体の歪みを整えることで自然治癒力が向上し、症状の改善が期待できます。

慢性上咽頭炎の人がやってはいけないことは？

口呼吸、喫煙、刺激物の摂取は症状を悪化させるため避けましょう。また睡眠不足やストレスも炎症を長引かせる要因となります。正しい姿勢を保ち、規則正しい生活習慣を心がけることが重要です。

急性上咽頭炎と慢性上咽頭炎の違いは何ですか？

急性上咽頭炎は風邪などで一時的に起こる炎症で、通常は数日から数週間で治癒します。慢性上咽頭炎は3か月以上続く持続的な炎症状態を指し、全身症状を伴うことが特徴です。

慢性上咽頭炎は完治しますか？

適切な治療により症状の大幅な改善は十分に期待できます。ただし、完全治癒には個人差があり、生活習慣の改善と継続的なケアが重要です。当院の施術で多くの方が日常生活に支障のないレベルまで回復されています。

治療期間はどのくらいかかりますか？

症状の程度や個人の体質により異なりますが、中等度の症状で3〜5か月程度が目安となります。当院では初回から変化を実感していただける方が多く、継続的な施術により着実な改善が期待できます。

慢性上咽頭炎は遺伝しますか？

慢性上咽頭炎自体は遺伝しませんが、アレルギー体質や免疫機能の特徴が家族内で似ることがあります。また、生活習慣や環境要因が家族で共通することも影響します。体質改善により予防も可能です。

慢性上咽頭炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、慢性上咽頭炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

慢性上咽頭炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。