むち打ち

むち打ちとは

むち打ちとは、交通事故やスポーツなどで首に強い衝撃が加わった際に、首がムチのようにしなることで起こる首周辺の損傷の総称です。正式な医学名は「外傷性頚部症候群」や「頚椎捻挫」と呼ばれます。

年間の交通事故による死傷者数から推計すると、日本では年間約40万人以上がむち打ち症状に悩まされていると考えられています。交通事故による軽傷者の約60％がむち打ちを含む頚部受傷者であり、これは他の受傷部位と比較して圧倒的に高い割合となっています。

首の筋肉、靭帯、神経などが傷つくことで様々な症状が現れ、個人差があるものの回復までに2～3ヶ月かかるとされています。

むち打ちを放置すると、慢性的な首や肩の痛み、頭痛が続くようになり、日常生活に大きな支障をきたします。神経の損傷が進行すると手足のしびれや麻痺が悪化し、細かい作業が困難になる可能性があります。

この複数の原因が引き金となり、首の筋肉・靭帯・血管・神経などの損傷が発生し、むち打ち症状が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

受傷から2～3ヶ月を過ぎると、症状改善のスピードが鈍化するため、早い段階での適切な処置が必要です。

むち打ちの原因

開院以来、当院にはむち打ちでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、むち打ちの原因はひとつではないということです。

むち打ちの原因として次のものが挙げられます。

むち打ちは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、末梢神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、骨盤周りの筋肉に緊張が生じたり、特定の筋肉に負担がかかり続くことになり、慢性的な痛みや不調へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。むち打ちは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むち打ちへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めは根本的な治療ではなく、長期使用により胃腸障害などの副作用のリスクがあります。症状を一時的に抑えるだけで、根本的な改善には至らない場合があります。

装具療法

長期間の固定により筋力低下や関節の拘縮を招く可能性があります。また、装具に依存してしまい、外すと不安を感じる場合があります。

物理療法

効果には個人差があり、症状によっては改善が見られない場合があります。継続的な通院が必要で、時間と費用がかかります。

むち打ちを改善するために

まずはあなたのむち打ちの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、むち打ちの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。むち打ちでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

むち打ちには、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。骨盤だけでなく、腰や背中、内臓の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

5種類の独自検査で症状の原因を特定し、脳反射を利用した検査や静的・動的検査をはじめ、現在の状態を把握し、症状の原因を特定します。最短で根本改善へ導くために、検査はとても重要です。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。むち打ちは神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

むち打ちのQ＆A

頭痛やめまいもむち打ちの症状ですか？

はい、むち打ちにより自律神経が乱れることで頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなどの症状が現れることがあります。これらはバレ・リュー症候群と呼ばれます。

むち打ちの人がやってはいけないことは？

急性期の無理な運動やストレッチ、自己流のマッサージは症状を悪化させる可能性があります。また、痛みを我慢して無理な動作を続けることは避けるべきです。

事故直後は痛くなかったのに後から症状が出るのはなぜ？

事故直後は興奮状態やアドレナリンの分泌により痛みを感じにくく、炎症や組織の損傷が時間をかけて進行するため、数日から数週間後に症状が現れることがあります。

むち打ちの治療期間はどのくらいかかりますか？

症状の程度により異なりますが、軽度であれば数週間から3ヶ月程度、重度の場合は半年以上かかることもあります。早期治療により期間短縮が期待できます。

むち打ちで後遺症が残ることはありますか？

適切な治療を受けずに放置したり、重度の損傷の場合は後遺症が残る可能性があります。6ヶ月以上症状が続く場合は後遺障害認定の対象となることもあります。

むち打ちの症状が悪化する要因は何ですか？

ストレス、睡眠不足、不適切な姿勢、無理な運動、天候の変化などが症状を悪化させる要因となります。生活習慣の改善が重要です。

むち打ちで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、むち打ちと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

むち打ちは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。