胸焼け

胸焼けとは

胸焼けとは、みぞおちから胸部にかけて焼けるような感覚やヒリヒリとした不快感を感じる症状のことです。主に胃酸や胃の内容物が食道に逆流することで起こり、「胸がしみる」「酸っぱいものが上がってくる」「胸が熱い」などと表現されることが多い症状です。

日本人の約4人に1人が胃食道逆流症を患っているという報告があり、胸焼けを週1回以上感じる人は全体の42.2％に上ります。特に女性の方が症状を訴える頻度が高く、全年齢層で認められる症状となっています。食生活の欧米化に伴い、近年患者数は増加傾向にあります。

胸焼けを放置すると、継続的な胃酸の逆流により食道の粘膜に炎症が起こり、逆流性食道炎が慢性化する可能性があります。さらに進行すると、食道の粘膜が変質してバレット食道という状態になり、食道がんのリスクが高まります。

また、睡眠障害や慢性的な咳、声のかすれなど日常生活に支障をきたす症状が現れることもあります。最悪の場合、食道の狭窄や出血を起こし、手術が必要になることもあります。慢性的な不快感によるストレスが蓄積すると、精神的な負担も増大し、生活の質が著しく低下してしまいます。

胸焼けの原因

開院以来、当院には胸焼けでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、胸焼けの原因はひとつではないということです。

胸焼けの原因として次のものが挙げられます。

胸焼けは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、下部食道括約筋の機能低下や胃酸分泌の増加、食道の蠕動運動の低下などが発生し、胸焼けが発症します。それは人によって違い、単に胃酸を抑制するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。胸焼けは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

胸焼けへの対応として、次のようなものが一般的です。

胃酸分泌抑制薬の処方

一時的な効果しか期待できず、副作用のリスクもあります。授乳中のお母さんは薬の使用に制限があることも多く、根本的な解決にはなりません。また、身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

運動療法

継続的な努力が必要で、間違った方法では悪化する可能性が高くなります。特に産後は育児で忙しく、継続的な運動を行う時間の確保が難しいことも多いです。

物理療法

電気治療や温熱療法は効果に個人差があり、強い筋拘縮や代謝の悪い方には効果が見られないことも珍しくありません。時間を費やしても改善に至らないことで、治すことに心が折れるケースも多々あります。また産後の敏感な身体には刺激が強すぎる場合もあります。

胸焼けを改善するために

まずはあなたの胸焼けの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、胸焼けの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。胸焼けでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

胸焼けには、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。骨盤だけでなく、腰や背中、内臓の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。胸焼けは神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

胸焼けのQ＆A

胸焼けは自然に治りますか？

一時的な胸焼けは生活習慣の改善で自然に治ることもありますが、慢性的な症状は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性があります。軽度であれば食事内容の見直しや生活リズムの改善で改善することもありますが、週に数回以上症状が現れる場合は専門的な対処が必要になります。

胸焼けの人がやってはいけないことは？

食後すぐに横になる、高脂肪食や刺激物の摂取、喫煙、過度の飲酒は症状を悪化させるため避けるべきです。また、ベルトをきつく締めたり、前かがみの姿勢を長時間続けることも胃への圧迫を増加させるため注意が必要です。

市販薬と処方薬の違いは何ですか？

処方薬の方が成分濃度が高く効果的ですが、市販薬は手軽に購入できます。症状が続く場合は医師の診断を受けることが重要です。市販薬は一時的な緩和には有効ですが、根本的な原因解決にはならないことが多いのが現実です。

胸焼けと心臓の病気の見分け方は？

胸焼けは食事と関連することが多く、心臓病は運動時の胸痛や息切れを伴います。判断が困難な場合は医師に相談してください。胸焼けは酸っぱい感覚を伴うことが多いのに対し、心臓病は圧迫感や締め付けられるような痛みが特徴的です。

食事で気をつけることはありますか？

脂肪分の多い食事、香辛料、アルコール、カフェインを控え、食べ過ぎを避けることが大切です。食後は3時間程度横にならないようにしましょう。また、よく噛んでゆっくり食べることで胃への負担を軽減できます。

どのくらいの期間で改善しますか？

適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合1〜2週間で症状の改善が期待できますが、個人差があります。慢性化している場合は数ヶ月の継続的な治療が必要になることもあります。

胸焼けは遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、体質や生活習慣が家族で似ることにより、家族内で発症しやすい傾向はあります。特に食事の好みや生活リズムが似ることで、同様の症状が現れやすくなります。

妊娠中の胸焼けは大丈夫ですか？

妊娠中は胎児による胃の圧迫で胸焼けが起こりやすくなりますが、多くは出産後に改善します。症状がひどい場合は医師に相談してください。妊娠後期になるほど症状が強くなる傾向があります。

手術が必要になる場合はありますか？

薬物治療で改善しない重度の逆流性食道炎や、狭窄・出血などの合併症がある場合は手術が検討されることがあります。しかし、多くの場合は保存的治療で改善が期待できます。

ストレスと胸焼けの関係は？

ストレスは胃酸分泌を増加させ、胃の機能を低下させるため胸焼けの原因となります。ストレス管理も症状改善に重要です。自律神経のバランスが崩れることで、消化機能全体に影響を与えることがあります。

胸焼けで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、胸焼けと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

胸焼けは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。