妊娠中の腰痛

妊娠中の腰痛とは

妊娠中の腰痛とは、妊娠に伴うホルモンの変化や体型の変化によって引き起こされる腰部の痛みや不快感のことです。妊娠初期から後期にかけて現れ、腰全体や腰の片側、腰から背中にかけてのだるさや痛みを特徴とします。

妊娠中に腰痛を経験する女性は約45%に上ることが研究で明らかになっています。これは妊婦の約2人に1人が腰痛に悩んでいることを意味します。さらに、このうち4人に1人は産後も痛みが続き、仕事への復帰を遅らせる一因となっています。

痛みの程度は個人差があり、軽いだるさから日常生活に支障をきたす強い痛みまで様々です。年間の出生数が約80万人であることを考慮すると、毎年約36万人の妊婦が腰痛に悩んでいると推定されます。

妊娠中の腰痛を放置すると、痛みが徐々に悪化し、日常生活に深刻な影響を及ぼします。重症化すると歩行困難になり、家事や仕事ができなくなる可能性があります。

また、痛みによる睡眠不足やストレスが蓄積し、母体の健康状態が悪化する恐れがあります。最悪の場合、産後も痛みが継続し、育児に支障をきたしたり、生まれてきた子どものネグレクトにつながるリスクも指摘されています。

さらに、適切な治療を受けずに我慢し続けることで、慢性的な腰痛に移行する可能性もあります。妊娠という特別な時期だからこそ、早期の適切な対処が重要になります。

妊娠中の腰痛の原因

開院以来、当院には妊娠中の腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、妊娠中の腰痛の原因はひとつではないということです。

妊娠中の腰痛の原因として次のものが挙げられます。

妊娠中の腰痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、骨盤周辺の関節が不安定になり、筋肉に大きな負担がかかって腰痛が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。妊娠中の腰痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

妊娠中の腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

安静指導

過度な安静は筋力低下を招き、かえって腰痛を悪化させる可能性があります。また、妊娠中の適度な運動は母体と胎児の健康に必要なため、完全な安静は推奨されません。

理学療法

妊娠中は行える運動が制限されるため、効果的な改善が困難な場合があります。また、間違った方法で行うと症状が悪化するリスクもあります。

骨盤ベルトの使用

正しい装着方法を知らないと効果が得られず、長時間の使用により血流が悪化することもあります。また、根本的な原因解決にはなりません。

温熱療法

一時的な緩和にとどまり、根本的な改善には至りません。また、妊娠中は体温調節が重要なため、過度な温熱は避ける必要があります。

姿勢指導

妊娠の進行とともに体型が変化するため、継続的な指導が必要で、一度の指導では効果が持続しにくいのが現実です。

妊娠中の腰痛を改善するために

まずはあなたの妊娠中の腰痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、妊娠中の腰痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。妊娠中の腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

妊娠中の腰痛の改善には、現在の身体の状態を把握することが最も重要です。腰だけでなく、骨盤や背中、自律神経の状態などの検査も重要と考えています。腰の負担が骨盤の歪みや自律神経の乱れから影響を受けていることもあるからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。妊娠中の腰痛は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

妊娠中の腰痛のQ＆A

妊娠中の腰痛は自然に治りますか？

軽度の腰痛であれば出産後に自然に改善する場合もありますが、妊娠中に悪化した腰痛は産後も継続することが多いです。妊娠中に適切な対処を行うことで、産後の回復も早くなります。我慢せずに早めの対処をお勧めします。

妊娠中の腰痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持つことや長時間同じ姿勢を続けることは避けましょう。また、激しい運動や無理なストレッチも禁物です。痛み止めや湿布の使用も胎児への影響を考慮して医師に相談が必要です。

整体は妊娠中でも安全ですか？

当院では妊娠中の方にも安全な施術を行っています。妊娠週数や体調に合わせて施術内容を調整し、母体と胎児の安全を最優先に考えています。不安な点があれば遠慮なくご相談ください。

妊娠何週から施術を受けられますか？

安定期に入る妊娠16週以降からの施術をお勧めしています。ただし、個人差があるため、まずは産婦人科医の許可を得てからお越しください。体調や症状に応じて最適な施術プランをご提案します。

産後も腰痛は続きますか？

妊娠中に適切な対処を行わなかった場合、産後も腰痛が継続することがあります。出産時の負担や育児による姿勢の変化も影響します。妊娠中からの予防的なケアが産後の回復を早めます。

妊娠中の腰痛で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、妊娠中の腰痛と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

妊娠中の腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。