O脚

O脚とは

O脚とは、両足をそろえて立った時に、左右の内くるぶしをつけても膝の内側が接しない状態のことです。足全体の形がアルファベットの「O」のように見えることから、この名前で呼ばれています。

医学的には「内反膝」とも呼ばれ、膝が外側に湾曲している状態を指します。日本では、40歳以上のO脚患者数は約2,530万人と推定されており、症状が出ている方は約800万人とされています。

別の調査では、日本人の約8割がO脚の傾向にあるとも報告されており、特に女性に多く見られる症状です。厚生労働省の推計では、潜在的な患者数を含めると約3,000万人に達するとされ、国民の4人に1人という非常に身近な症状となっています。

O脚を放置すると、膝関節に不均等な負荷がかかり続けることで、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。進行すると膝の内側に強い痛みが生じ、歩行困難や関節に水が溜まる症状が現れます。

さらに悪化すると、極端なO脚変形により自力歩行が困難となり、杖が必要になったり、外見的な変化から外出を避けるようになって引きこもりがちになる可能性があります。最終的には安静時でも膝が痛み、夜間痛で睡眠が妨げられるような状態に陥ることもあります。

また、要支援・要介護の原因第1位が関節疾患であり、O脚は生活の質を著しく低下させる要因となります。早期の適切な対処が重要です。

O脚の原因

開院以来、当院にはO脚でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、O脚の原因はひとつではないということです。

O脚の原因として次のものが挙げられます。

O脚は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、膝関節の可動域減少や下肢の筋肉・筋膜の緊張、骨盤の歪みなどが発生し、O脚が進行します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。O脚は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

O脚への対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

継続的な運動が必要で、専門家の指導なしに行うと症状が悪化する可能性があります。また、効果が現れるまでに時間がかかり、根気強く続ける必要があります。

装具療法

根本的な治療ではなく、装具に依存してしまう可能性があります。また、装具の不適切な使用により筋力低下を招くことがあります。

手術療法

身体への負担が大きく、リハビリ期間が長期にわたります。また、感染症や血栓症などの合併症のリスクがあります。

O脚を改善するために

まずはあなたのO脚の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、O脚の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

O脚の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。膝だけでなく、足首や股関節、骨盤などの検査も重要と考えています。膝の負担が他の部位から影響を受けていることもあるからです。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

O脚の改善には膝関節だけでなく、骨盤や股関節、足首の状態も重要です。膝の歪みが全身のバランスに影響を与え、それが姿勢や歩行パターンに影響することもあります。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。O脚は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

O脚のQ＆A

O脚は自然に治りますか？

機能的なO脚であれば適切な治療により改善が期待できますが、構造的なO脚は自然治癒は困難です。早期の適切な対処が重要となります。

O脚の人がやってはいけないことは？

足を組む座り方、横座り、ペタンコ座りは避けるべきです。これらの姿勢は膝の捻れを助長し、O脚を悪化させる可能性があります。

O脚と変形性膝関節症の関係は？

O脚は変形性膝関節症の主要な原因の一つです。膝への不均等な負荷により軟骨の摩耗が進行し、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。

軽度のO脚でも治療は必要ですか？

軽度であっても将来的な進行を防ぐため、早期からの予防的なケアをお勧めします。生活習慣の改善や適切な運動により進行を抑制できます。

O脚は遺伝しますか？

先天的な骨格異常による構造的O脚は遺伝的要因がありますが、多くの機能的O脚は生活習慣や姿勢の問題が主な原因です。

O脚改善のための運動はどのくらい続ければ効果が出ますか？

個人差はありますが、適切な運動を継続して行った場合、3～6ヶ月程度で改善の兆候が見られることが多いです。継続的な取り組みが重要です。

O脚は完治しますか？

機能的O脚であれば適切な治療により大幅な改善が期待できますが、構造的O脚の完全な治癒は困難です。症状の改善と進行の抑制が主な治療目標となります。

O脚で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、O脚と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

O脚は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。