産後の恥骨痛

産後の恥骨痛とは

産後の恥骨痛とは、出産後に骨盤の前面にある恥骨周辺に生じる痛みのことです。恥骨は左右の骨が恥骨結合という軟骨でつながっており、妊娠・出産時にこの部分が広がることで痛みが発生します。

多くの場合、出産直後から数週間で自然に改善しますが、個人差があり数ヶ月以上続くケースもあります。痛みの程度も様々で、軽い違和感程度から歩行困難になるほどの激痛まで幅広く見られます。

厚生労働省の調査によると、産後に何らかの身体的不調を感じる女性は約8割に上り、その中でも恥骨痛は比較的多く見られる症状の一つです。特に初産婦や多胎妊娠、巨大児出産の場合に発症しやすいとされています。

産後の恥骨痛を放置すると、慢性的な痛みへと発展する可能性があります。痛みをかばうような歩き方や姿勢を続けることで、腰痛や股関節痛、膝痛などの二次的な症状が現れることもあります。

また、育児動作に支障をきたすことで精神的なストレスが蓄積し、産後うつのリスクが高まる恐れもあります。痛みによる睡眠不足が続くと、免疫力の低下や体力回復の遅れにもつながります。

さらに骨盤の歪みが固定化してしまうと、将来的に尿漏れや骨盤臓器脱などのトラブルを引き起こす可能性も指摘されています。早期の適切な対処が重要です。

産後の恥骨痛の原因

開院以来、当院には産後の恥骨痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、産後の恥骨痛の原因はひとつではないということです。

産後の恥骨痛の原因として次のものが挙げられます。

産後の恥骨痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、恥骨結合の不安定性や周囲の筋肉・靭帯の緊張などが発生し、恥骨痛が発症します。それは人によって違い、単に安静にしたり骨盤ベルトを装着するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。産後の恥骨痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後の恥骨痛への対応として、次のようなものが一般的です。

安静と鎮痛剤の処方

根本的な原因解決にはならず、薬の効果が切れると再び痛みが現れます。長期間の服用による副作用のリスクもあります。

骨盤ベルトやコルセットの装着

正しい装着位置や締め具合が難しく、間違った使用法では効果が得られません。依存性があり、外すと症状が悪化することもあります。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。産後の忙しい時期には通院自体が負担になることもあります。

産後の恥骨痛を改善するために

まずはあなたの産後の恥骨痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では産後の恥骨痛に対して、根本原因から改善するアプローチを行います。まず詳細な検査により、恥骨痛の真の原因を特定します。

骨盤の歪みや筋肉のバランス、関節の可動域などを総合的に評価し、一人一人に最適な施術プランを立案します。痛みの軽減だけでなく、再発防止まで考慮した治療を提供いたします。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では産後の女性特有の身体の変化を深く理解し、安全で効果的な施術を提供しています。痛みを伴わないソフトな手技により、恥骨周囲の筋肉や靭帯の緊張を緩和し、骨盤の正しい位置へと導きます。

また、育児動作の指導や日常生活での注意点もお伝えし、症状の改善と予防をサポートします。お子様連れでの来院も歓迎しており、安心して施術を受けていただける環境を整えています。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。産後の恥骨痛は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

産後の恥骨痛のQ＆A

産後の恥骨痛は自然に治りますか？

軽度の恥骨痛であれば産後1〜3ヶ月で自然に改善することもありますが、症状が長引く場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化する恐れがあるため、早めの対処をお勧めします。

産後の恥骨痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持つ、長時間の立ち仕事、激しい運動は避けましょう。また、足を組む、横座り、うつ伏せ寝なども恥骨に負担をかけるため控えることが大切です。

恥骨痛はどのくらいで改善しますか？

個人差がありますが、適切な治療を受けることで多くの方が2〜4週間程度で症状の改善を実感されています。重症度や生活習慣によって期間は変わります。

授乳中でも施術を受けられますか？

はい、当院の施術は授乳中の方でも安全に受けていただけます。薬を使わない自然な治療法のため、母乳への影響もありません。

産後どのくらいから施術を受けられますか？

一般的には産後1ヶ月検診で問題がなければ施術可能です。ただし、帝王切開の場合は医師の許可を得てからお越しください。

骨盤ベルトは必要ですか？

症状によっては骨盤ベルトが有効な場合もありますが、正しい使用法が重要です。当院では必要に応じて適切な装着方法をご指導いたします。

再発を防ぐにはどうすればよいですか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、育児動作の改善が重要です。当院では個別に予防法をお伝えし、長期的な健康をサポートします。

産後の恥骨痛で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、産後の恥骨痛と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

産後の恥骨痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。