反り腰

反り腰とは

反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰の部分の背骨が通常よりも強く反った状態のことです。正常な背骨は緩やかなS字カーブを描いていますが、反り腰では腰の部分のカーブが極端になります。

厚生労働省の調査によると、日本人の40％以上が過去1年間に腰痛を経験しており、その中でも反り腰が原因となるケースは15～20％とされています。特に女性に多く見られ、女性の約8～9割が反り腰の傾向を持っているという報告もあります。

この状態が続くと腰の筋肉に過度な負担がかかり、様々な不調を引き起こします。お腹が前に突き出し、お尻が後ろに出っ張った姿勢になるため、見た目にも影響を与えることが多いのが特徴です。

反り腰を放置すると、慢性的な腰痛が悪化し、椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、脊柱管狭窄症などの重篤な疾患を発症する可能性があります。また、肩こりや首の痛み、股関節や膝の痛みなど全身の不調が現れやすくなります。

女性の場合は子宮下垂や尿もれなどの症状も起こりやすくなります。さらに呼吸が浅くなり自律神経の乱れを引き起こし、最終的には日常生活に大きな支障をきたすことになります。

O脚や外反母趾などの骨格の歪みも進行し、姿勢全体のバランスが崩れていきます。最悪の場合、手術が必要になるケースもあるため、早期の対処が重要です。

反り腰の原因

開院以来、当院には反り腰でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、反り腰の原因はひとつではないということです。

反り腰の原因として次のものが挙げられます。

反り腰は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腹筋や大臀筋の筋力低下と腰の筋肉の過緊張により、骨盤を正しい位置で支えられなくなります。その結果、骨盤が前傾し、バランスを取るために腰を反らせる姿勢が習慣化してしまいます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。反り腰は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

反り腰への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、長期使用による副作用のリスクがあります。また薬に依存してしまう可能性もあります。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

理学療法

継続的な通院が必要で時間とコストがかかり、効果を実感するまでに時間を要します。間違った方法では悪化する可能性も高くなります。

装具療法

装具に依存してしまい、自身の筋力向上につながらない場合があります。また長期使用により筋力低下を招く可能性もあります。

反り腰を改善するために

まずはあなたの反り腰の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、反り腰の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。反り腰でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

反り腰の改善には骨盤だけでなく、全身のバランスや筋肉の状態も重要です。骨盤の歪みが内臓の働きに影響を与え、それが自律神経を通じて全身に影響することもあります。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。反り腰は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

反り腰のQ＆A

反り腰は自然に治りますか？

反り腰は生活習慣や筋力のアンバランスが原因のため、自然治癒は期待できません。適切な治療とセルフケアが必要です。放置すると症状が悪化する可能性が高いため、早めの対処が重要です。

反り腰の人がやってはいけないことは？

腰を過度に反らせる動作、長時間の同一姿勢、ハイヒールの常用、腹筋を使わない生活習慣は避けるべきです。また、間違った筋力トレーニングも症状を悪化させる可能性があります。

反り腰と腰痛は必ずセットで起こりますか？

必ずしもセットではありませんが、反り腰は腰痛の主要な原因の一つであり、放置すると痛みが現れる可能性が高くなります。早期の対処により痛みを予防することが可能です。

反り腰の改善にはどのくらいの期間が必要ですか？

個人差がありますが、適切な治療を継続すれば3～6ヶ月程度で改善が期待できます。早期の対処が重要で、症状が軽いうちに治療を始めるほど改善期間も短くなります。

反り腰は遺伝しますか？

遺伝的要素もありますが、生活習慣や姿勢の影響が大きいため、適切なケアにより予防・改善が可能です。家族に反り腰の方がいても、正しい対処により症状を防ぐことができます。

反り腰の人におすすめの寝方はありますか？

膝の下にクッションを入れた仰向け寝や、横向きで膝を軽く曲げた姿勢がおすすめです。うつ伏せは腰を反らせるため避けましょう。適切な寝具選びも重要です。

反り腰の改善に効果的な運動は何ですか？

腹筋強化、股関節のストレッチ、大臀筋の強化が効果的です。ただし正しいフォームで行うことが重要で、間違った方法では症状が悪化する可能性があります。

反り腰で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、反り腰と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

反り腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。