多汗症

多汗症とは

多汗症とは、体温調節に必要な量を超えて過剰に汗をかく病気です。暑くもなく運動もしていないのに、手のひらや足の裏、わきの下、顔などから大量の汗が出て、日常生活に支障をきたします。通常の汗かきとは異なり、医学的に治療が必要な症状として認識されています。

日本では人口の約1-3%、推定100万人以上が多汗症に悩んでいるとされています。特に手のひらの多汗症は10代から症状が現れることが多く、若い世代に多い傾向があります。

症状が進行すると、社会生活に深刻な影響を与えます。対人関係の悪化、仕事や学業への支障、精神的ストレスの蓄積により、うつ病や社交不安障害を発症するリスクが高まります。

我慢し続けると、外出を避けるようになり、社会的孤立に陥ることもあります。また、常に汗を気にして生活することで、自己肯定感が低下し、人生の質が大きく損なわれてしまいます。

最悪の場合、皮膚の感染症や湿疹などの皮膚トラブルが慢性化し、さらに不快な症状に悩まされることになります。精神的な負担も増大し、パニック障害や強迫性障害などの二次的な精神疾患を併発することもあります。

早期の適切な対処が、将来の生活の質を大きく左右します。

多汗症の原因

開院以来、当院には多汗症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、多汗症の原因はひとつではないということです。

多汗症の原因として次のものが挙げられます。

多汗症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過度に活発になります。その結果、発汗をコントロールする神経系統に異常が生じ、体温調節とは無関係に大量の汗をかくようになります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。多汗症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

多汗症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

口の渇きや便秘などの副作用があり、長期継続が困難な場合があります。また、身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

イオントフォレーシス

定期的な通院が必要で、効果の持続期間が短いことがあります。時間を費やしても改善に至らないことで、治すことに心が折れるケースも多々あります。

ボツリヌス注射

高額な費用がかかり、効果が数ヶ月で切れるため繰り返し治療が必要です。また、注射部位の筋力低下などの副作用のリスクもあります。

多汗症を改善するために

まずはあなたの多汗症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、多汗症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。多汗症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

多汗症には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。自律神経だけでなく、内臓機能や筋膜の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。多汗症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

多汗症のQ＆A

多汗症は自然に治りますか？

残念ながら、多汗症は自然治癒することはほとんどありません。しかし、適切な治療やライフスタイルの改善により症状をコントロールすることは可能です。早期の適切な対処が重要です。

多汗症の人がやってはいけないことは？

刺激の強い食べ物や熱い飲み物の摂取は避けるべきです。また、過度のストレスや睡眠不足も症状を悪化させます。自己判断での薬物治療も危険です。

多汗症と普通の汗かきの違いは？

多汗症は体温調節に関係なく、常に過剰な汗をかく病気です。普通の汗かきは暑い時や運動時の正常な反応ですが、多汗症は日常生活に支障をきたすレベルの発汗です。

多汗症は遺伝しますか？

遺伝的要因があり、家族に多汗症の人がいる場合は発症リスクが高くなります。しかし、遺伝だけが原因ではなく、環境要因も関与しています。

手術以外の治療法はありますか？

薬物療法、イオントフォレーシス、ボツリヌス注射など、手術以外の選択肢も多くあります。症状の程度や部位により、最適な治療法を選択することが重要です。

多汗症に効果的な食事はありますか？

辛い食べ物や熱い飲み物は発汗を促進するため控えめにしましょう。ビタミンBやマグネシウムを含む食品を摂取し、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

多汗症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、多汗症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

多汗症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。