坐骨の痛み

坐骨の痛みとは

坐骨神経痛とは、お尻から太ももの後ろ、ふくらはぎ、足先にかけて痛みや痺れを感じる症状を指します。坐骨神経は人体で最も太く長い神経で、腰椎から出て骨盤を通り、お尻の筋肉の間を抜けて足先まで伸びています。

厚生労働省の調査では、腰痛に悩む人の約15％が坐骨神経痛を併発していると報告されています。特に40歳以上の中高年に多く見られ、デスクワークが増えた現代社会では若い世代でも発症が増加傾向にあります。

坐骨神経痛は病名ではなく症状名であり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などが原因となって引き起こされます。痛みの程度や範囲は人によって大きく異なり、軽い痺れから歩行困難になるほどの激痛まで様々です。

坐骨神経痛を我慢し続けると、症状は徐々に悪化し、日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。初期の軽い痺れや違和感を放置すると、痛みが慢性化し、より強い症状へと進行していきます。

慢性的な痛みは筋肉の緊張を引き起こし、血流が悪化することで神経への酸素供給が不足します。その結果、神経の炎症が長期化し、痛みの悪循環に陥ってしまいます。また、痛みをかばうために不自然な姿勢や歩き方を続けることで、他の部位にも負担がかかり、腰痛や膝痛などの二次的な症状を引き起こすことがあります。

重症化すると、足の筋力低下や感覚麻痺が現れ、歩行障害や排尿障害などの深刻な症状に発展する可能性もあります。最悪の場合、手術が必要になるケースもあるため、早期の適切な対処が重要です。また、慢性的な痛みによるストレスは精神的な負担となり、うつ状態や不安感に繋がることもあります。

坐骨の痛みの原因

開院以来、当院には坐骨の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、坐骨の痛みの原因はひとつではないということです。

坐骨の痛みの原因として次のものが挙げられます。

坐骨の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、坐骨神経の圧迫や炎症、周囲の筋肉や筋膜の緊張などが発生し、坐骨神経痛が発症します。それは人によって違い、単に神経の圧迫を取り除いたり筋肉をほぐすだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。坐骨の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

坐骨の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果しか期待できず、副作用のリスクもあります。鎮痛剤は胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じることがあり、神経ブロック注射は感染や神経損傷のリスクが伴います。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

物理療法

効果に個人差があり、強い神経圧迫や慢性化した症状には効果が限定的です。牽引療法は症状によっては悪化させる可能性もあり、電気治療は表面的な筋肉にしか作用しないため、深部の問題には対応できません。時間を費やしても改善に至らないことで、治療への意欲が削がれるケースも多々あります。

運動療法

継続的な努力が必要で、間違った方法では症状を悪化させる可能性が高くなります。急性期に無理な運動を行うと炎症が悪化し、慢性期でも適切な負荷調整ができないと神経への圧迫が増強されることがあります。正しい運動の判断と方法を知らないと効果が期待できないばかりか、かえって改善しにくい状態を作り上げることになります。

坐骨の痛みを改善するために

まずはあなたの坐骨の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない多角的な検査とカウンセリングにより、一人ひとり異なる坐骨神経痛の原因を見つけ出します。その上で明確な根拠に基づいて治療していきます。

坐骨神経痛の改善には神経の圧迫部位だけでなく、骨盤の歪みや筋肉の緊張、自律神経の状態も重要です。神経の圧迫が筋肉の緊張から生じていることもあれば、内臓の疲労が反射的に筋肉を硬くしていることもあります。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。坐骨の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

坐骨の痛みには、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。神経の圧迫部位だけでなく、骨盤や背骨、腰や背中、筋肉の状態なども詳しく検査する必要があります。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。坐骨の痛みは神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

坐骨の痛みのQ＆A

坐骨の痛みは自然に治りますか？

軽度であれば自然治癒する場合もありますが、慢性化すると治療が長期間必要になります。特に神経の圧迫が原因の場合は、圧迫要因を取り除かない限り改善は困難です。早期の適切な対処が重要で、放置すると症状が悪化し、治療期間も長くなる傾向があります。

手術なしで治せますか？

はい、多くの場合は手術なしでも改善可能です。適切な整体施術により神経の圧迫を軽減し、筋肉の緊張を解除することで症状の改善が期待できます。ただし、重度の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の場合は、医師との連携も重要になります。

痛み止めや湿布は効果がありますか？

根本的問題は解決しませんが、一時的な緩和には効果があります。しかし、薬に頼り続けることで副作用のリスクが高まり、根本原因が改善されないため症状が再発しやすくなります。対症療法と並行して、原因に対するアプローチを行うことが重要です。

運動は坐骨神経痛改善に役立ちますか？

適切な運動は筋力強化と柔軟性向上につながり改善効果がありますが、間違った運動は症状を悪化させる可能性があります。急性期の激しい運動や、神経を圧迫するような動作は避ける必要があります。症状に応じた適切な運動指導を受けることが大切です。

慢性化した場合どうすればいいですか？

慢性化した場合は専門家による詳細な検査と適切な治療計画が必要です。原因を特定することで、最短距離で改善していく道筋を立てることができます。当院では慢性化した坐骨神経痛の改善実績も豊富にありますので、諦めずにご相談ください。

坐骨の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、坐骨の痛みと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

坐骨の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。