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良性発作性頭位めまい症を繰り返す人の生活習慣とは?

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繰り返すめまいに、もう振り回されたくないと思っていませんか。朝起きるたびに「今日はめまいが出るかも」と不安を抱えながら一日をスタートさせている方は、決して少なくありません。

良性発作性頭位めまい症は、頭の位置を変えた瞬間に起こる回転性のめまいが特徴で、内耳の耳石が三半規管に迷い込むことで発症します。でも、同じ診断を受けても「すぐ治る人」と「何度も繰り返す人」がいるのはなぜだと思いますか?その差を生んでいる大きな要因のひとつが、日々の生活習慣なのです。

院長:小林

めまいが繰り返す方のお話を丁寧に伺うと、日常のなかにいくつかの共通点が見えてきます。「これくらいは関係ないだろう」と思っていた習慣が、実はめまいの引き金になっていることも多い。今日はそのことを、できるだけ具体的にお伝えしたいと思います

目次

なぜ生活習慣がめまいに影響するのか

良性発作性頭位めまい症の発症や再発には、内耳の耳石が深く関わっています。この耳石は、加齢やホルモンの変化によって剥がれやすくなりますが、それだけが原因ではありません。睡眠の質、水分補給の状況、姿勢のクセ、ストレスの溜め方——こうした日々の積み重ねが、耳石の安定性や内耳の血流に影響を与え、症状の出やすさを大きく左右しているのです。

「病院でエプリー法をしてもらってよくなったのに、しばらくするとまた出てきた」という経験をお持ちの方は多いと思います。手技で耳石の位置を戻しても、再び剥がれやすい体の状態が続いていれば、再発するのは当然のこととも言えます。だからこそ、生活習慣を整えることが、めまいを根本から遠ざける最も重要なアプローチになるのです。

めまいを悪化させる生活習慣6つ

20年以上にわたる臨床経験のなかで、めまいが繰り返す方に共通して見られる生活習慣のパターンがあります。あなた自身の毎日と照らし合わせながら読んでみてください。

① 睡眠不足と不規則な睡眠リズム

内耳の血流は、睡眠中に最も回復します。夜遅くまで起きている、睡眠時間が5時間を切ることが多い、週末だけ長く寝て帳尻を合わせようとしている——こうした乱れたリズムは、内耳の微細な血管に慢性的な負担をかけます。特に自律神経が乱れやすい更年期前後の女性は、睡眠の質の低下が内耳機能に直結しやすい傾向があります。毎日同じ時間に寝起きするというシンプルな習慣が、思った以上にめまいの頻度を下げる効果をもたらすことがあります。

② 水分不足による血流の低下

「喉が渇いたと感じてから水を飲む」というペースでは、内耳への血流を保つには不十分です。内耳はごく細い血管で栄養を受け取っているため、軽い脱水状態でも影響が出やすい場所です。特に夏場や冷暖房の効いた室内で過ごす時間が長い方は、意識的にこまめな水分補給を心がける必要があります。1日に1.5〜2リットルを目安に、少量ずつこまめに飲む習慣をつけてみてください。

③ 長時間の同一姿勢と首・肩のこり

デスクワークやスマートフォンの使用で、長時間うつむいた姿勢が続いている方は要注意です。首や肩の筋肉が硬直すると、頸部の血管が圧迫され、内耳への血液供給が滞りやすくなります。また、頸椎のゆがみが内耳の神経や血管に直接的な影響を与えることも、臨床の場では珍しくありません。1時間に一度は立ち上がり、肩や首を軽くほぐす習慣を意識してみてください。

④ ストレスと過緊張の慢性化

ストレスが重なると、自律神経のバランスが乱れます。自律神経は内耳の血管の収縮・拡張をコントロールしているため、過緊張状態が続くと内耳の血流が不安定になり、めまいが出やすい状態に陥ります。「最近めまいが多い時期は、ちょうど仕事が忙しかった」という方のお話を伺うことはとても多いです。ストレスをゼロにすることは難しくても、こまめに発散する方法を持っておくことが大切です。

⑤ カルシウムやビタミンD不足

耳石の主な成分は炭酸カルシウムです。カルシウムの摂取が不足していると、耳石が脆くなり剥がれやすくなると考えられています。また、カルシウムの吸収にはビタミンDが欠かせません。乳製品や小魚、緑黄色野菜を意識的に食事に取り入れることが、耳石の健康維持につながります。更年期以降の女性はホルモンの影響でカルシウムの吸収率が落ちるため、食事での積極的な補給がとくに重要です。

以下の食品を日頃から意識して取り入れてみましょう。

  • 牛乳・ヨーグルト・チーズ(乳製品)
  • シラスや干しエビ・サバなどの小魚・青魚
  • ほうれん草・小松菜・ブロッコリーなどの緑黄色野菜
  • 豆腐・納豆などの大豆製品
  • 天日干しのきのこ類(ビタミンD補給に)

⑥ 急激な頭の動かし方のクセ

「ゆっくり動けばいい」と頭では分かっていても、日常の動作は無意識のうちに急になりがちです。床のものを素早く拾う、振り向く時にパッと首を回す、起き上がりざまに枕から頭を勢いよく持ち上げる——こうした何気ない動作の積み重ねが、三半規管への刺激となります。起床時はまず横向きになってから上体を起こす、振り返るときは身体ごとゆっくり向く、といった動作の見直しだけで、めまいの発生頻度が変わることがあります。

生活習慣を整えるだけでは改善しない場合

ここまで紹介してきた生活習慣の改善は、めまいの予防や再発防止において非常に大切なことです。ただし、すでに症状が繰り返している方や、生活習慣を整えてもなかなか改善が見られない方は、体の内側でより複合的な問題が起きている可能性があります。

めまいの背景には、耳石の問題だけでなく、頸椎のゆがみ、自律神経の乱れ、内耳の血流不足など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。どれかひとつだけにアプローチしても、また別の要因が症状を引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。

めまいの要因生活習慣で対応専門的ケアが必要
耳石の剥がれやすさ食事・睡眠・水分補給栄養状態・ホルモンバランス
首・肩のこり・頸椎のゆがみ姿勢の見直し・ストレッチ根本的な骨格の調整
自律神経の乱れ睡眠・ストレスケア自律神経の専門的な整体
内耳の血流不足水分補給・運動習慣頸部・頭蓋骨の調整

このように、めまいの改善にはいくつかの方向からの対応が必要になります。生活習慣の改善はその第一歩として非常に重要ですが、それだけでカバーしきれない部分については、専門家の目で原因を特定したうえで、適切なアプローチを取ることが大切です。

当院がめまいの改善に力を入れる理由

当院には、「他の治療院でエプリー法を受けたが繰り返している」「薬を飲んでいるが根本的に変わらない」という方が数多くいらっしゃいます。そうした方に共通しているのは、めまいの根本原因にきちんとアプローチできていないという点です。

当院では、整形外科検査・脳反射検査・姿勢分析など5種類の独自検査を用いて、一人ひとりのめまいの原因を丁寧に特定していきます。内耳の問題だけでなく、頸椎のゆがみや頭蓋骨のバランス、自律神経の状態まで総合的に評価するからこそ、他院で改善しなかった方にも変化をもたらすことができます。

めまいで悩んでいるあなたへ

今日ご紹介した生活習慣の見直しは、今夜からでも始められることばかりです。ぜひ、できることから一つずつ取り組んでみてください。それだけで、めまいの出方が変わってくる方もいらっしゃいます。

それでも「なかなか改善しない」「また繰り返してしまった」と感じたとき、どうか一人で抱え込まないでください。めまいは、正しいアプローチで必ず変えていける症状です。20年以上、めまいをはじめとするさまざまな症状の改善に向き合ってきた立場から言えるのは、早く動いた人ほど早く楽になれるということです。気になることがあれば、どんな些細なことでも構いません。いつでもお気軽にご相談ください。


院長:小林

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