【坐骨神経痛】ゴルフがまた出来る体に戻りたい

坐骨神経痛で来院された女性（60代/自営業）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

30代から腰に違和感を抱えていたが、ゴルフと自営の仕事を頑張りすぎた結果、腰と脚のしびれを発症。自力で動くことが出来なくなる。

病院でMRI撮影をした結果、椎間板ヘルニアと診断される。

来院に至るまでの経緯

自営で小料理屋を経営する傍ら、ゴルフにハマり多いときは月に7～8回コースにでてプレーを楽しんでいたが、アフターケアは数ヶ月に1度マッサージ受ける程度だった。

慢性的な腰痛を抱えながらも、仕事もゴルフも休むことなく出来ていたので、痛めるまでは危機感は全く無かった模様。

ゴルフを練習も含め継続してプレーしていたが、10月下旬涼しくなってきたタイミングで腰の違和感が増してきたと感じた矢先、仕事中腰と股関節に激痛が走る。

そこから腰から臀部そして左脚に痛みとしびれを発症。この時点で、自力で動くことが困難になる。病院でMRI撮影した結果、椎間板ヘルニアと診断される。

1人では歩くなどが出来なくなっていたため、付き添いの方に施術6回目まで車で送り迎えしてもらう状態であった。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

椎間板ヘルニアに重きを置くより、股関節周囲にある殿筋群と胸郭が歪んだ事による横隔膜など隔膜にまで拘縮が及んでいるのを緩解する方が優先と判断。

施術内容と経過

最初は股関節周囲の殿筋群を緩める事と骨盤の歪みの施術に重点を置いた。

ベッドで5分も寝ていることが出来ない状態なので、座位で検査や施術をしながら徐々に痛みが楽になる体勢を見つけるところから始める。

座位では右に体を傾けていると痛みが落ち着くことを本人に体感してもらう。痛みが出た際の対策と恐怖感を下げる目的を同時に達成。

股関節周囲の筋肉と胸郭の歪みと緊張を取り除く施術を6回目まで継続した結果、10分を超えてもベッドで寝ていることが出来るようになる。

施術7～15回目は、骨盤隔膜と仙結節靱帯を緩める事に注力。起床時の痛みが楽になり、自営で行う調理で立ち続けられる状態にまで回復。

胸郭の歪みと広背筋や横隔膜の捻れを施術し緊張を緩める。腰椎や胸椎10番を調整し、徐々に内臓機能の改善を本人も自覚出来るようになる。練習場でゴルフ再開を果たす。

※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません

以下ご本人のメッセージ

6回目の施術当たりから1人で自転車に乗って来ることが出来るようになりました。

屈んだりするのは怖いから雑巾がけはやらないようにしているけど、今では運動する事が出来るようになりました。

病院で手術を宣告されていたので、ある程度の期間は覚悟していましたが、6回くらいで1人で来ることが出来るようになったのは､希望の光が見えた気分でした。

痛かった頃はイライラするし暗かったけど、今は気分が明るくなりました。春にはゴルフがしたいです。

院長からのコメント

初めて来院された時は、付き添いの方に車で送ってもらい、抱えられながら来院していたことが懐かしいと思えるのは、私個人も感慨深いものがあります。

フライング気味ですでにゴルフ練習場に行っている事後報告をいただきましたが、表情が明るく目が輝いている姿を見せていただけ感情の変化をじかに見ることが出来たのは、治療家冥利に尽きます。

ゴルフで楽しんだあとは、一緒に行った仲間に自営のお店で料理を振る舞うのは、実現されたようなので、完全復活ロードも最終章に入っているのでしょうね。

長くお店での調理やゴルフが楽しく出来る体作りのお役に立てるよう、サポートさせていただきます。何度やっても嬉しい体験でした。ありがとうございます。

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