側弯症

側弯症とは

側弯症とは、背骨が横方向に曲がってしまう状態を指します。通常、背骨は正面から見ると真っ直ぐですが、側弯症では「S字」や「C字」のように湾曲してしまいます。多くの場合、背中や腰に痛みや違和感を感じることがあります。

厚生労働省の調査によると、日本では学童期の約2〜3%が側弯症を持っていると推定されています。特に成長期の女子に多く見られる傾向があり、現代社会における姿勢の問題とも関連しています。

側弯症を放置すると、初期段階では軽い違和感や疲れやすさを感じる程度かもしれませんが、進行すると慢性的な痛みへと発展することがあります。

姿勢の崩れは見た目の問題だけでなく、筋肉のバランスにも影響を与えます。一部の筋肉に過度な負担がかかり続けることで、筋肉の緊張や硬直が起こり、さらに痛みを悪化させる悪循環に陥ります。

重度の側弯症になると、背骨の湾曲が進み、肋骨の変形や内臓の圧迫が生じることもあります。これにより呼吸が浅くなったり、消化器系の問題が出たりすることもあるのです。

また、慢性的な痛みは精神的なストレスの原因にもなります。痛みによって活動が制限されると、趣味や社会活動を諦めざるを得なくなり、生活の質が著しく低下することもあります。

側弯症の進行度によっては、最終的に手術が必要になるケースもあります。特に成長期の子どもの場合、早期発見と適切な対応が将来の健康を左右する重要な要素となります。

側弯症の原因

開院以来、当院には側弯症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、側弯症の原因はひとつではないということです。

側弯症の原因として次のものが挙げられます。

側弯症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉のバランスが崩れ、背骨を支える力が不均等になります。その結果、背骨が横方向に湾曲し、さらに筋肉の緊張や痛みを引き起こすことになります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。側弯症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

側弯症への対応として、次のようなものが一般的です。

経過観察

単に観察するだけでは側弯症の原因となる筋肉のバランスの崩れや姿勢の問題は改善されません。進行を見守るだけで積極的な改善策がないため、結果的に症状が悪化するリスクがあります。

装具療法

装具は一日の大半を装着する必要があり、見た目や着心地の問題から特に思春期の患者さんには心理的負担が大きいです。また装具を外した後に筋力が低下していることもあり、装具依存の状態になりかねません。

手術療法

侵襲性が高く、リハビリに長期間を要します。また背骨の一部を固定するため、動きが制限される可能性があります。手術後も定期的な経過観察が必要で、合併症のリスクも考慮しなければなりません。

側弯症を改善するために

まずはあなたの側弯症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、側弯症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

側弯症の改善には、背骨だけでなく、骨盤や首や肩などの検査も重要と考えています。背骨の湾曲が骨盤の傾きや肩の高さの違いから影響を受けていることもあるからです。

当院では、姿勢分析や筋力バランスの評価、脊柱の可動性検査など、多角的なアプローチで側弯症の原因を特定します。

薬に頼らず自然治癒力を最大限に発揮できるようになることを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。側弯症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

側弯症の改善には現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。背骨だけでなく、骨盤や肩、首などの検査も重要と考えています。側弯症は全身のバランスの崩れから影響を受けていることが多いからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。側弯症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

側弯症のQ＆A

側弯症は自然に治りますか？

成長期の軽度の側弯症であれば、成長が止まると進行が止まることもありますが、自然に完全に治ることは稀です。特に成人の側弯症は自然治癒することはほとんどありません。しかし、適切な治療やエクササイズによって症状の改善や進行の抑制は可能です。

側弯症は遺伝しますか？

側弯症には遺伝的要素があることが研究で示されています。家族に側弯症の方がいる場合、発症リスクが高まる傾向がありますが、必ずしも遺伝するわけではありません。環境要因や生活習慣も大きく影響します。

手術なしで改善できますか？

軽度から中等度の側弯症であれば、手術なしでも改善が期待できます。当院では多くの方が手術せずに症状が改善しています。適切な施術と自宅でのエクササイズを組み合わせることで、筋肉のバランスを整え、姿勢を改善することができます。

側弯症に良くない姿勢や動作はありますか？

長時間同じ姿勢でいることや、片方の肩や腰に負担をかける姿勢は避けるべきです。特に、カバンを常に同じ側で持つ、片足に体重をかけて立つ、横向きで寝るなどの習慣は側弯症を悪化させる可能性があります。

子どもの側弯症は成長とともに改善しますか？

成長期の側弯症は、適切な対応をしないと成長とともに悪化することがあります。特に急成長期には注意が必要です。定期的な検査と早期からの適切な対応が重要です。当院では成長期のお子さまの側弯症にも対応しています。

側弯症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、側弯症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

側弯症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。