中途覚醒

中途覚醒とは

中途覚醒とは、一度眠りについた後、翌朝の起床時間まで何度も目が覚めてしまう睡眠障害の一つです。単に数秒間目が覚める程度ではなく、本人がはっきりと自覚するほど目が覚め、その後再び眠ることが困難になったり、眠ってもすぐにまた起きてしまう状態を指します。

日本人を対象とした大規模疫学調査によると、中途覚醒の有症率は成人の約15.2%とされており、不眠症の3つのタイプの中で最も高い割合を占めています。特に中高年層では頻度がさらに高くなり、60歳以上では顕著に増加する傾向があります。これは日本の成人人口を考慮すると、約1,500万人以上が中途覚醒の悩みを抱えていることになります。

この症状により朝まで熟睡できず、日中の眠気や疲労感、集中力の低下などの問題を引き起こします。多くの方が経験する症状でありながら、適切な対処法が分からずに悩んでいる方が非常に多いのが現状です。

中途覚醒を放置すると、慢性的な睡眠不足により免疫力の低下、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。また、日中の集中力低下により仕事や学習のパフォーマンスが著しく悪化し、交通事故や労働災害のリスクも増大します。

精神面では、うつ病や不安障害を発症する可能性が高くなり、睡眠への不安が増すことでさらに眠りが浅くなる悪循環に陥ります。慢性化した痛みによるストレス増加で、うつ状態や不安感に繋がるようになってきます。

最悪の場合、社会生活や人間関係に深刻な影響を与え、生活の質が大幅に低下することになります。軽い症状だからと我慢し続けてしまうと、症状の増悪が慢性化し、改善により多くの時間を要するようになります。早い段階で適切な処置をしていくことが必要です。

中途覚醒の原因

開院以来、当院には中途覚醒でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、中途覚醒の原因はひとつではないということです。

中途覚醒の原因として次のものが挙げられます。

中途覚醒は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経のバランス異常や筋肉の緊張、血流の悪化などが発生し、睡眠の質が低下します。それは人によって違い、単に薬物療法や生活習慣の改善だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。中途覚醒は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

中途覚醒への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

依存性や耐性の問題があり、長期使用により効果が薄れる可能性があります。また、翌日の眠気や記憶障害などの副作用が現れることがあり、身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となる負のサイクルに陥りかねません。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、専門家の指導が必要なため治療費が高額になる場合があります。また、患者自身の積極的な取り組みが必要で、継続が困難な場合があります。

生活習慣の指導

根本的な改善には長期間の継続が必要で、忙しい現代人には実践が困難な場合があります。また、ストレスや加齢などの根本原因には対処できない場合があり、時間を費やしても改善に至らないことで治療への意欲が低下するケースも多々あります。

中途覚醒を改善するために

まずはあなたの中途覚醒の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、中途覚醒の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。中途覚醒でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

中途覚醒には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。骨盤だけでなく、腰や背中、内臓の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。中途覚醒は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

中途覚醒のQ＆A

中途覚醒は自然に治りますか？

軽度のものは生活習慣の改善で自然に治ることもありますが、慢性化している場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性が高いため、早期の対処をお勧めします。

中途覚醒の人がやってはいけないことは？

就寝前のカフェインやアルコール摂取、スマートフォンの使用は避けましょう。また、夜中に目が覚めても時計を見て時間を気にすることは、かえって眠れなくなるため控えてください。

睡眠薬以外で改善する方法はありますか？

はい、整体による自律神経の調整や筋肉の緊張緩和により、自然な睡眠リズムを取り戻すことが可能です。当院では薬に頼らない根本的な改善を目指しています。

何科を受診すれば適切な治療を受けられますか？

まずは内科や心療内科、精神科への相談をお勧めします。ただし、体の歪みや筋肉の緊張が原因の場合は、整体での施術が効果的な場合もあります。

年齢のせいだから仕方ないのでしょうか？

確かに加齢は一因ですが、諦める必要はありません。適切な施術により体のバランスを整えることで、年齢に関係なく睡眠の質を改善することは十分可能です。

中途覚醒で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、中途覚醒と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

中途覚醒は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。