変形性脊椎症

変形性脊椎症とは

変形性脊椎症とは、年齢を重ねることや日常生活での負担により、背骨が徐々に変形し、痛みや動きの制限を引き起こす病気です。背骨の間にあるクッションの役割をする椎間板が劣化したり、骨にトゲのような突起ができたりすることで、神経が圧迫され、首や腰の痛み、手足のしびれなどの症状が現れます。

変形性脊椎症は加齢とともに発症率が高くなる疾患で、ある程度の年齢になれば多くの方に脊椎の変形が認められます。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛は日本人の有訴者率で男性1位、女性2位を占める症状であり、その多くに変形性脊椎症が関与していると考えられています。

特に50歳以上では症状の有無に関わらず、画像検査で何らかの脊椎変形が確認される方が大半を占めるとされています。現代の国民病とも言える症状になっています。

変形性脊椎症を放置すると、神経への圧迫が徐々に強くなり、手足のしびれや筋力低下が進行します。歩行が困難になったり、長時間座っていることが辛くなったりして、日常生活の活動範囲が大幅に制限される可能性があります。

最悪の場合、排尿や排便の障害が現れることもあり、この段階では緊急の手術が必要となることもあります。また、慢性的な痛みにより睡眠の質が低下し、うつ状態や認知機能の低下につながるリスクも高まります。

症状が進行すると改善までにより多くの時間を要するようになります。早い段階で適切な処置をしていくことが必要です。

変形性脊椎症の原因

開院以来、当院には変形性脊椎症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、変形性脊椎症の原因はひとつではないということです。

変形性脊椎症の原因として次のものが挙げられます。

変形性脊椎症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、末梢神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、首や腰部の筋肉に炎症が起きたり特定の筋肉に負担がかかり続けることになり、慢性的な痛みへと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。変形性脊椎症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

変形性脊椎症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果しか期待できず、長期服用による胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあります。根本的な原因解決にはならず、薬への依存性が高まる可能性もあります。

運動療法

間違った方法で行うと症状が悪化する危険性があります。継続的な努力が必要で、専門家の指導なしには適切な運動選択が困難です。痛みが強い時期には実施が困難な場合もあります。

物理療法

効果に個人差があり、変形が進行した状態では限定的な効果しか得られないことが多くあります。継続的な通院が必要で、時間的・経済的負担も大きくなります。

注射療法

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多くあります。感染リスクや神経損傷などの合併症の可能性もあり、根本的な改善には至りません。

変形性脊椎症を改善するために

まずはあなたの変形性脊椎症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、変形性脊椎症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

変形した骨自体を元に戻すことはできませんが、周囲の筋肉や関節の機能を改善することで痛みを軽減し、日常生活の質を向上させることは十分可能です。脊椎だけでなく、全身のバランスを整えることで、変形部位への負担を軽減し、症状の進行を抑制することを目指します。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

変形性脊椎症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。脊椎だけでなく、骨盤や胸郭、頭蓋骨などの検査も重要と考えています。脊椎の負担が他の部位から影響を受けていることもあるからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。変形性脊椎症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

変形性脊椎症のQ＆A

変形性脊椎症は自然に治りますか？

変形した骨や椎間板が自然に元の状態に戻ることはありません。しかし、適切な治療により痛みや機能障害を大幅に改善することは可能です。早期に適切な対処を行うことで、症状の進行を抑制し、日常生活の質を向上させることができます。

運動は変形性脊椎症に効果がありますか？

適切な運動は筋力強化や関節可動域の維持に効果的ですが、間違った方法では症状を悪化させる可能性があります。個人の状態に合わせた運動プログラムを専門家と相談しながら実施することが重要です。

手術なしで改善できますか？

多くの場合、手術を行わなくても症状の改善は可能です。適切な整体治療と生活習慣の改善により、痛みの軽減と機能向上を図ることができます。手術は最後の選択肢として考えるべきです。

変形性脊椎症は遺伝しますか？

遺伝的要因は関与しますが、それだけで発症が決まるわけではありません。生活習慣や姿勢、職業などの環境要因の影響も大きく、適切な予防策により発症リスクを軽減することは可能です。

痛み止めを飲み続けても大丈夫ですか？

長期間の痛み止め服用は胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあります。根本的な原因に対するアプローチを並行して行い、薬への依存を避けることが重要です。

変形性脊椎症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、変形性脊椎症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

変形性脊椎症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。