母指CM関節症

母指CM関節症とは

母指ＣＭ関節症とは、親指の付け根にある手根中手関節（ＣＭ関節）に起こる変形性関節症です。この関節は親指の動きの要となる重要な部位で、日常生活での使用頻度が非常に高いため、加齢とともに軟骨がすり減りやすくなります。

特に50歳以降の女性に多く見られる疾患で、女性ホルモンの減少が関節軟骨の劣化を促進することが原因の一つとされています。初期段階では軽い痛みや違和感程度ですが、進行すると関節の変形や機能障害を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたします。

母指ＣＭ関節症は単なる老化現象ではありません。適切な治療を行わずに放置すると、症状は徐々に悪化し、最終的には手術が必要になる場合もあります。早期発見・早期治療が症状の進行を抑制し、生活の質を維持するために重要です。

母指ＣＭ関節症を放置すると、症状は段階的に悪化していきます。初期の軽い痛みや違和感が慢性的な激痛へと変化し、日常生活のあらゆる場面で支障をきたすようになります。

関節の変形が進行すると、親指の付け根が外側に突出し、見た目にも明らかな変化が現れます。この変形は元に戻ることがなく、美容的な問題だけでなく、機能的な障害も深刻化します。つまむ、握る、捻るといった基本的な手の動作が困難になり、ボタンをかける、箸を使う、文字を書くなどの細かい作業ができなくなります。

痛みによる睡眠障害も深刻な問題です。夜間に疼くような痛みが続くことで睡眠の質が低下し、日中の集中力や体力にも影響を与えます。また、利き手に症状が現れた場合は、仕事や家事に大きな制限が生じ、生活の質が著しく低下します。

慢性的な痛みは精神的なストレスも増大させます。できていたことができなくなる frustration や、将来への不安から、うつ状態や不安感に繋がることもあります。早期の適切な対処により、これらの深刻な状況を回避することが可能です。

母指CM関節症の原因

開院以来、当院には母指CM関節症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、母指CM関節症の原因はひとつではないということです。

母指CM関節症の原因として次のものが挙げられます。

母指CM関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、関節軟骨の摩耗、滑膜の炎症、関節包の拘縮などが発生し、痛みや機能障害が発症します。それは人によって違い、単に関節を動かしたり筋肉をほぐすだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。母指CM関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

母指CM関節症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果しか期待できず、副作用のリスクもあります。長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じることがあり、身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となる負のサイクルに陥りかねません。

装具療法

関節の動きを制限するため、筋力低下や関節拘縮を招く可能性があります。また、装具に依存することで自然な手の動きが阻害され、かえって機能低下を促進することもあります。日常生活での使い勝手も悪く、継続が困難な場合が多いのが現実です。

注射療法

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多く、感染リスクや軟骨破壊のリスクも伴います。ステロイド注射は関節軟骨を弱くする可能性があり、長期的には症状を悪化させることもあります。

手術療法

手術には感染や神経損傷などのリスクが伴い、術後の機能回復にも長期間を要します。関節固定術では親指の動きが制限され、人工関節では再手術が必要になる場合もあります。手術は最後の手段として考えるべき治療法です。

母指CM関節症を改善するために

まずはあなたの母指CM関節症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、母指CM関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。母指CM関節症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

母指ＣＭ関節症の改善には手指だけでなく、前腕や肩甲骨、姿勢全体の状態も重要です。手首の負担が肩や背中から影響を受けていることもあるからです。

だからこそ当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。母指CM関節症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

母指CM関節症のQ＆A

母指ＣＭ関節症は自然に治りますか？

残念ながら、母指ＣＭ関節症は自然治癒することはありません。一度すり減った軟骨は自然には再生しないからです。しかし、適切な治療や生活習慣の改善によって症状の進行を遅らせたり、痛みを軽減したりすることは可能です。早期発見・早期治療が重要です。

手術なしで治せますか？

はい、手術なしでも正しい施術と生活指導で症状の改善は可能です。当院では多くの方が手術を回避して症状の改善を実感されています。ただし、重度の変形がある場合は医師との連携も重要になります。

痛み止めは効果がありますか？

痛み止めは一時的な症状緩和には効果がありますが、根本的な問題解決にはなりません。長期間の服用は副作用のリスクもあるため、根本的な原因に対するアプローチを並行して行うことをお勧めします。

日常生活で気をつけることはありますか？

手指に過度な負担をかける動作を避け、適度な休息を取ることが重要です。また、手首や指のストレッチを定期的に行い、血流を改善することも効果的です。重いものを持つときは両手を使うなど、工夫することで症状の悪化を防げます。

整体で母指ＣＭ関節症は本当に改善しますか？

はい、多くの方が整体施術によって母指ＣＭ関節症の改善を実感されています。特に手首や前腕の筋肉の緊張、姿勢の歪みが原因となっている場合は、整体による調整で血流が改善し、痛みが軽減することが期待できます。

母指CM関節症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、母指CM関節症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

母指CM関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。