せき喘息

せき喘息とは

咳喘息は、一般的な気管支喘息とは異なり、ヒューヒューという喘鳴や呼吸困難を伴わず、慢性的な乾いた咳だけが続く病気です。風邪と間違われやすく、適切な診断と治療を受けるまでに時間がかかることが多い疾患です。

厚生労働省の調査によると、国内の喘息患者数は約117万人と報告されており、その中でも咳喘息は慢性咳嗽の原因として最も多い疾患の一つとされています。特に女性に多く見られ、アレルギー体質の方に発症しやすい傾向があります。

咳喘息の特徴は、8週間以上続く乾いた咳で、特に夜間や早朝に症状が強くなることです。気道が慢性的な炎症により過敏になっているため、冷たい空気や香水、ストレスなどの軽微な刺激でも咳が誘発されます。

咳喘息を放置すると、約3～4割の患者さんが5年以内に典型的な気管支喘息に移行するリスクがあります。気管支喘息に進行すると、咳だけでなく呼吸困難や喘鳴を伴う発作が起こり、重篤な場合は命に関わる危険性もあります。

慢性的な咳により睡眠不足が続くと、免疫力の低下や集中力の減退、日常生活の質の著しい低下を招きます。職場や学校での人間関係にも影響を与え、社会生活に支障をきたすことも少なくありません。

また、気道の炎症が長期間続くことで、気道の構造的な変化が起こり、治療に対する反応が悪くなる可能性があります。早期の適切な治療を受けることで、これらのリスクを大幅に軽減できるため、症状を軽視せずに専門的な診断を受けることが重要です。

せき喘息の原因

開院以来、当院にはせき喘息でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、せき喘息の原因はひとつではないということです。

せき喘息の原因として次のものが挙げられます。

せき喘息は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、気道の慢性的な炎症と過敏性の亢進が発生し、軽微な刺激でも咳が誘発される状態になります。それは人によって違い、単に咳止め薬を服用するだけでは、根本的な問題は解決されません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。せき喘息は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

せき喘息への対応として、次のようなものが一般的です。

吸入ステロイド薬

長期間の使用が必要で、正しい吸入方法を習得する必要があります。副作用として口腔カンジダや声のかすれが起こることがあり、定期的な経過観察が必要です。

気管支拡張剤

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な炎症の改善にはなりません。頻回使用により効果が減弱することがあり、心拍数増加などの副作用も懸念されます。

ロイコトリエン受容体拮抗薬

効果が現れるまでに時間がかかり、すべての患者に効果があるわけではありません。まれに肝機能障害などの副作用が報告されています。

せき喘息を改善するために

まずはあなたのせき喘息の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、せき喘息の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。せき喘息でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、咳喘息の根本的な改善を目指し、身体全体のバランスを整えるアプローチを行います。気道の炎症や過敏性は、自律神経の乱れや免疫機能の低下と密接に関係しているためです。

頸椎や胸椎の歪みを調整することで、気道周辺の筋肉の緊張を緩和し、呼吸機能の改善を図ります。また、横隔膜の動きを正常化することで、深い呼吸ができるようになり、気道への負担を軽減します。さらに、自律神経のバランスを整える施術により、ストレスによる症状の悪化を防ぎ、免疫機能の正常化を促進します。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。せき喘息は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

せき喘息のQ＆A

咳喘息は自然に治りますか？

咳喘息は自然治癒することは稀で、適切な治療を行わないと症状が長期化したり、気管支喘息に移行したりするリスクがあります。しかし、早期に適切な治療を受けることで症状の改善は十分可能です。当院では身体の自然治癒力を高める施術により、根本的な改善を目指します。

咳喘息の人がやってはいけないことは？

冷たい空気の急激な吸入、香水や芳香剤などの強い匂い、タバコの煙への曝露は避けましょう。また、過度なストレスや睡眠不足は症状を悪化させるため、規則正しい生活を心がけることが大切です。激しい運動も症状を誘発することがあるので注意が必要です。

咳喘息と気管支喘息の違いは？

咳喘息は乾いた咳のみが症状として現れ、ヒューヒューという喘鳴や呼吸困難を伴いません。一方、気管支喘息は咳に加えて喘鳴や呼吸困難を伴う発作が特徴です。咳喘息は気管支喘息の前段階とも考えられており、適切な治療を行わないと移行するリスクがあります。

薬を使わずに改善できますか？

当院では薬に頼らない根本的な改善を目指しています。身体のバランスを整え、自律神経の調整を行うことで、気道の炎症や過敏性を改善し、症状の軽減を図ります。多くの患者様が薬を使わずに症状の改善を実感されています。

他の治療と併用できますか？

現在受けている医療機関での治療と併用していただくことは可能です。むしろ、薬物療法と当院の施術を組み合わせることで、より早期の改善が期待できます。医師との連携も大切にしており、必要に応じて情報共有を行います。

せき喘息で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、せき喘息と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

せき喘息は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。