内反足

内反足とは

内反足は、生まれたときから足が内側に強く反り返った状態で出生する先天性の疾患です。足全体が内側を向き、つま先が下を向いた状態になっています。

この状態を放置すると、お子さんは足の裏全体ではなく足の甲や外側で歩くようになってしまいます。日本では約1000人に1人の頻度で発生し、男の子に多く見られる傾向があります。

片足だけに起こる場合と両足に起こる場合があり、片足の場合は右足に多いとされています。原因は現在でも完全には解明されておらず、多くの場合は家族歴がなく突然発生します。

内反足を適切に治療せずに放置してしまうと、お子さんの将来に深刻な影響を与える可能性があります。

最も心配されるのは、正常な歩行ができなくなることです。足の裏全体で地面を踏むことができず、足の甲や外側で歩くようになってしまいます。これにより歩行時のバランスが悪くなり、転倒しやすくなります。

また、成長とともに足の変形がさらに進行し、痛みを伴うようになることもあります。靴を履くことが困難になったり、運動やスポーツに参加することができなくなったりする可能性もあります。

さらに深刻な場合には、歩行困難により日常生活に大きな支障をきたし、将来的に車椅子が必要になることも考えられます。お子さんの健やかな成長と将来の可能性を守るためにも、早期の適切な治療が不可欠です。

内反足の原因

開院以来、当院には内反足でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、内反足の原因はひとつではないということです。

内反足の原因として次のものが挙げられます。

内反足は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

現在でも明確な原因は完全には解明されていませんが、胎児期の足の発育過程で何らかの異常が生じることで発症すると考えられています。多くの場合は家族歴がなく突然発生しますが、まれに遺伝的な要因が関与することもあります。

また、子宮内でのお子さんの位置や羊水の量なども影響する可能性があります。神経系や筋肉系の疾患に伴って内反足が生じる場合もあり、このような場合は治療がより困難になることがあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。内反足は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

内反足への対応として、次のようなものが一般的です。

Ponseti法（ギプス矯正治療）

長期間にわたる頻繁な通院が必要で、お子さんがギプスを嫌がることが多く、家族の負担も大きくなります。治療期間中はお子さんの動きが制限されるため、発達への影響も心配されます。

装具療法

成長が終了するまで長期間の装具装着が必要で、お子さんが嫌がって泣くことが多く、親御さんの精神的負担も大きくなります。装具を装着しないと治療成績は不良になってしまいます。

外科手術

侵襲的な治療でお子さんの身体への負担が大きく、術後の回復期間も長期間必要です。手術により足が硬くなってしまうリスクもあり、合併症の可能性もあります。

内反足を改善するために

当院では、内反足でお悩みのお子さんとご家族に対して、従来の医療機関とは異なるアプローチで改善を目指しています。

まず重要なのは、お子さん一人ひとりの状態を詳しく把握することです。内反足の程度や関連する筋肉の状態、関節の可動域などを丁寧に検査し、個別の改善計画を立てます。

当院の施術は、お子さんの自然治癒力を最大限に引き出すことを重視しています。痛みを伴わない優しい手技により、足部の筋肉や関節の機能を正常化していきます。また、ご家族にも日常生活でできるケア方法をお教えし、継続的な改善をサポートします。

何より大切なのは、お子さんとご家族が安心して治療に取り組めることです。不安や疑問にはいつでもお答えし、お子さんの成長を一緒に見守らせていただきます。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

お子さんの施術では、恐怖心を与えないよう細心の注意を払い、遊びを取り入れながら楽しく治療を進めます。また、ご家族の不安や心配事にも丁寧にお答えし、精神的なサポートも重視しています。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。内反足は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

内反足のQ＆A

内反足は自然に治りますか？

残念ながら、内反足は自然に治ることはありません。適切な治療を行わなければ、成長とともに変形がさらに進行する可能性があります。しかし、早期に適切な治療を開始することで、正常な足の機能を取り戻すことは十分可能です。

内反足の子どもがやってはいけないことは？

無理に足を正常な位置に戻そうとしたり、強い力で矯正しようとしたりすることは避けてください。また、合わない靴を履かせることも変形を悪化させる可能性があります。専門家の指導のもとで適切なケアを行うことが重要です。

内反足は遺伝しますか？

多くの場合、内反足は遺伝しません。約90％のケースで家族歴がなく突然発生します。ただし、まれに遺伝的要因が関与する場合もありますので、心配な場合は専門医にご相談ください。

赤ちゃん連れでも大丈夫ですか？

はい、もちろん大丈夫です。当院は赤ちゃん連れのママさんも多く来院されています。施術中にぐずってしまった場合も女性スタッフがサポートしますので、安心してお越しください。

産後何年経っていても効果はありますか？

はい、産後何年経過していても効果は期待できます。ただし、長期間歪んだ状態が続いている場合は、改善までに時間がかかることがあります。早めのケアが理想的ですが、「もう遅い」ということはありませんので、お気軽にご相談ください。

内反足で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、内反足と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

内反足は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。