スマホ首

スマホ首とは

スマホ首とは、スマートフォンやパソコンの長時間使用により、本来前方にカーブを描いている首の骨がまっすぐになってしまった状態のことです。この状態では頭が前に突き出るため、首の筋肉だけで重い頭を支えることになり、首や肩に大きな負担がかかります。現代のデジタル社会において急増している症状で、「現代病」とも呼ばれています。

総務省の調査によると、日本人のモバイル機器でのインターネット利用時間は平均で72.9分となっており、長時間のうつむき姿勢により首の不調を訴える人が急激に増加しています。特に20代から40代の働き世代で症状を訴える人が多く、推定で数百万人がスマホ首による何らかの症状に悩んでいると考えられています。

スマホ首を放置すると、首の筋肉の緊張が慢性化し、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れます。さらに進行すると自律神経の乱れにより、不眠症、慢性疲労、うつ症状、パニック障害などの精神的な不調も引き起こします。

首には心臓の動きなど人間が命を維持するうえで必要な機能をコントロールする自律神経が密集しているためです。最悪の場合、頚椎椎間板ヘルニアを発症し、手や腕のしびれが生じて日常生活に深刻な支障をきたします。

重症になると手術が必要になるケースもあり、早期の対処が重要です。また美容面でも首のシワや顔まわりのたるみなど、見た目にも影響を与えてしまいます。

スマホ首の原因

開院以来、当院にはスマホ首でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、スマホ首の原因はひとつではないということです。

スマホ首の原因として次のものが挙げられます。

スマホ首は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、末梢神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、首周りの筋肉に緊張が生じたり、特定の筋肉に負担がかかり続けることになり、慢性的な痛みや不調へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。スマホ首は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

スマホ首への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因の解決にはならず、長期使用による副作用のリスクがあります。症状の一時的な緩和にとどまり、薬の効果が切れると再び痛みが戻ってきます。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

物理療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。機械的な治療のため個人の症状に合わせた細かな調整が困難です。強い筋拘縮や代謝の悪い方には効果が見られないことも珍しくありません。

運動療法

正しい方法で継続する必要があり、間違った方法では症状を悪化させる可能性があります。効果が現れるまでに長期間を要し、途中で挫折する人も多いです。

スマホ首を改善するために

まずはあなたのスマホ首の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、スマホ首の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。スマホ首でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

スマホ首には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。首だけでなく、肩や背中、自律神経の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。スマホ首は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

スマホ首のQ＆A

スマホ首は自然に治りますか？

残念ながらスマホ首は自然治癒することはありません。生活習慣や姿勢の改善なしには症状は進行する一方です。しかし適切な治療と生活指導により改善は十分可能です。

スマホ首の人がやってはいけないことは？

うつむき姿勢の長時間継続、高すぎる枕の使用、首を無理に動かすストレッチ、重いバッグを片方の肩にかけ続けることは避けてください。症状を悪化させる可能性があります。

スマホ首と肩こりの違いは何ですか？

スマホ首は首の骨の構造的変化を伴う症状で、単純な筋肉疲労による肩こりとは根本的に異なります。頭痛やめまいなど全身症状を伴うことが特徴です。

スマホ首は何科を受診すればよいですか？

整形外科が一般的ですが、症状によっては脳神経外科や神経内科の受診も必要です。整体院での根本的なアプローチも効果的な選択肢の一つです。

スマホ首の症状はどのくらいで改善しますか？

症状の程度や生活習慣により個人差がありますが、適切な治療を受ければ数週間から数ヶ月で改善が期待できます。早期治療ほど改善も早くなります。

スマホ首は若い人だけの症状ですか？

若い世代に多い症状ですが、パソコン作業の多い中高年層でも増加しています。筋力低下により年齢が上がるほどリスクは高まる傾向にあります。

スマホ首で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、スマホ首と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

スマホ首は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。