交通事故後遺症

交通事故後遺症とは

交通事故後遺症とは、交通事故による外傷の治療後も身体に残ってしまう様々な症状のことです。事故の衝撃により首や腰などの関節、筋肉、神経が損傷を受け、痛みやしびれ、頭痛、めまいなどの症状が長期間続く状態を指します。代表的なものにむちうち症があり、首の痛みだけでなく頭痛や肩こり、集中力低下なども引き起こします。

警察庁の統計によると、令和5年の交通事故による負傷者数は365,595人で、そのうち重傷者数は27,636人となっています。交通事故の軽症者の約6割がむちうちであるとされており、多くの方が何らかの後遺症に悩まされていると推測されます。事故直後は症状が現れず、数日から数週間後に発症することも珍しくありません。

交通事故後遺症を放置すると、症状が慢性化し日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。首や肩の痛みが悪化し、頭痛やめまいが頻発するようになります。睡眠障害により疲労が蓄積し、仕事や家事に支障をきたします。

集中力の低下により作業効率が落ち、職場での評価にも影響する恐れがあります。最悪の場合、慢性疼痛症候群に発展し、うつ病などの精神的な問題も併発する恐れがあります。また、関節の可動域制限が進行し、将来的に日常動作に大きな制限が生じる可能性もあります。

家族関係にも影響し、社会生活全般に支障をきたすことになります。適切な治療を受けないと症状が慢性化し、取り返しのつかない状態になる可能性があるため、早期の対応が重要です。

交通事故後遺症の原因

開院以来、当院には交通事故後遺症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、交通事故後遺症の原因はひとつではないということです。

交通事故後遺症の原因として次のものが挙げられます。

交通事故後遺症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、末梢神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、首肩部の筋肉に緊張が生じたり、特定の筋肉に負担がかかり続けることになり、慢性的な痛みや不調へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。交通事故後遺症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

交通事故後遺症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能への影響が懸念されます。また、根本的な原因の解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発することが多いです。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。画一的な治療では個人差のある症状に対応しきれない場合があります。また、症状によっては刺激が強すぎて悪化する可能性もあります。

装具療法

長期間の固定により筋力低下や関節の拘縮を招く恐れがあります。日常生活での動作制限も大きく、根本的な改善には繋がりにくいです。また、装具に依存してしまい、外すことへの不安が生じることもあります。

交通事故後遺症を改善するために

まずはあなたの交通事故後遺症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、交通事故後遺症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。交通事故後遺症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

交通事故後遺症には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。首や肩だけでなく、腰や背中、自律神経の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。交通事故後遺症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

交通事故後遺症のQ＆A

交通事故後遺症は自然に治りますか？

軽度の症状は時間とともに改善することもありますが、慢性化した後遺症は自然治癒は困難です。適切な治療により症状の改善は期待できますので、早めの対応が重要です。

交通事故後遺症の人がやってはいけないことは？

急激な首の動きや重い物を持つこと、長時間同じ姿勢を続けることは避けましょう。症状を悪化させる可能性があります。無理な運動や自己流のマッサージも控えてください。

むちうちと交通事故後遺症の違いは何ですか？

むちうちは交通事故後遺症の代表的な症状の一つです。後遺症にはむちうち以外にも腰痛や神経症状、自律神経の乱れなども含まれる幅広い概念です。

症状が出るまでに時間がかかるのはなぜですか？

事故直後は興奮状態で痛みを感じにくく、炎症や筋肉の緊張が徐々に進行するため、数日から数週間後に症状が現れることがあります。これは決して珍しいことではありません。

後遺障害認定を受けるにはどうすればいいですか？

医師による診断書と継続的な治療記録が必要です。症状固定後に後遺障害診断書を作成してもらい、適切な手続きを行います。専門家への相談をお勧めします。

整形外科と整体院、どちらに通うべきですか？

まずは整形外科で精密検査を受け、診断を確定させることが重要です。その後、症状に応じて整体院での治療も検討できます。併用される方も多くいらっしゃいます。

交通事故後遺症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、交通事故後遺症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

交通事故後遺症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。