多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群とは、左右両方の卵巣に多数の小さな卵胞がたくさんできている状態で、生殖年齢女性の5〜10％に発症する頻度の高い疾患です。通常なら1つの卵胞が大きくなって排卵するはずが、多数の小さな卵胞が卵巣にとどまってしまい、うまく排卵できなくなります。その結果、ホルモンバランスが崩れて生理不順や不妊、男性ホルモンの増加によるニキビや多毛などの症状が現れます。

日本の患者数は約50万人から80万人と推定され、不妊症の原因の約20％を占める重要な疾患として認識されています。厚生労働省の研究班による調査では、婦人科を受診する女性の約10人に1人がこの症状で悩んでいるとされています。

多嚢胞性卵巣症候群を放置すると、様々な深刻な問題が生じる可能性があります。まず不妊症の原因となり、自然妊娠が非常に困難になります。長期間の無月経により子宮内膜が異常に厚くなり、子宮体がんのリスクが大幅に上昇します。

また、男性ホルモンの持続的な増加により、ニキビや多毛が悪化し、外見的なコンプレックスが深刻化します。体重増加も進行し、理想的な体型の維持が困難になります。

さらに恐ろしいのは、インスリン抵抗性の進行により2型糖尿病、メタボリックシンドローム、心血管疾患、脂肪肝などの生活習慣病を引き起こし、将来的に命に関わる重篤な疾患につながる可能性があることです。

多嚢胞性卵巣症候群は女性の人生に長期間にわたって影響を与える疾患です。早期の適切な対処が何より重要になります。

多嚢胞性卵巣症候群の原因

開院以来、当院には多嚢胞性卵巣症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、多嚢胞性卵巣症候群の原因はひとつではないということです。

多嚢胞性卵巣症候群の原因として次のものが挙げられます。

多嚢胞性卵巣症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、卵巣での正常な排卵メカニズムが破綻し、ホルモン産生異常や卵胞の発育不全が発生します。その結果、特定のホルモンに負担がかかり続けることになり、慢性的な内分泌異常や代謝障害へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。多嚢胞性卵巣症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

多嚢胞性卵巣症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

排卵誘発剤（クロミフェン）

継続的な服用が必要で、効果が得られない場合があります。また、多胎妊娠のリスクが上昇し、副作用として頭痛や気分の変動を引き起こすことがあります。薬の効果に依存してしまい、根本的な体質改善には至らないケースも多く見られます。

ホルモン注射（ゴナドトロピン）

頻繁な通院が必要で、卵巣過剰刺激症候群という重篤な副作用のリスクがあります。多胎妊娠の確率も高くなり、厳重な管理が必要です。強制的に排卵を起こすため、身体への負担が大きく、長期間の使用には注意が必要です。

低用量ピル

根本的な治療ではなく、服用を中止すると症状が再発します。血栓症のリスクがあり、定期的な血液検査が必要になります。対症療法に過ぎず、卵巣本来の機能回復には繋がりません。

多嚢胞性卵巣症候群を改善するために

まずはあなたの多嚢胞性卵巣症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、多嚢胞性卵巣症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。多嚢胞性卵巣症候群でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

多嚢胞性卵巣症候群には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。卵巣だけでなく、内分泌系や自律神経、血液循環の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。多嚢胞性卵巣症候群は婦人科系疾患だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

多嚢胞性卵巣症候群のQ＆A

多嚢胞性卵巣症候群は自然に治りますか？

残念ながら、多嚢胞性卵巣症候群が完全に自然治癒することはありません。しかし、適切な生活習慣の改善や体重管理により症状の軽減は可能です。当院の整体施術と生活指導を組み合わせることで、自然な排卵の回復を目指します。

多嚢胞性卵巣症候群の人がやってはいけないことは？

過度なダイエット、不規則な生活、過剰なストレス、運動不足は症状を悪化させるため避けるべきです。また、自己判断での薬の中断も危険です。当院では一人ひとりに合わせた生活指導も行っています。

多嚢胞性卵巣症候群は完治しますか？

完治は困難ですが、適切な治療と生活改善により症状をコントロールし、正常な排卵や妊娠を目指すことは可能です。長期的な管理が重要になります。当院では継続的なサポートを提供しています。

多嚢胞性卵巣症候群と診断されても自然妊娠は可能ですか？

軽度の場合は自然妊娠の可能性があります。生活習慣の改善や適切な治療により排卵が回復すれば、自然妊娠の確率は向上します。当院の施術で多くの方が自然な排卵を取り戻しています。

生理不順と多嚢胞性卵巣症候群の違いは何ですか？

生理不順は症状の一つで、多嚢胞性卵巣症候群は卵巣の構造的変化とホルモン異常を伴う疾患です。血液検査と超音波検査で鑑別できます。根本的な改善には体質改善が必要です。

多嚢胞性卵巣症候群は遺伝しますか？

遺伝的要因があることが知られており、家族に同様の症状を持つ人がいる場合、発症リスクが高くなる可能性があります。しかし、生活習慣の改善により症状の軽減は十分可能です。

多嚢胞性卵巣症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、多嚢胞性卵巣症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

多嚢胞性卵巣症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。