レイノー病

レイノー病とは

レイノー病とは、寒さやストレスなどの刺激によって手足の指先の血管が過度に収縮し、血流が悪くなることで指先の色が白や紫色に変化する疾患です。典型的には白色から紫色、そして赤色へと三段階の色変化を示し、多くの場合強いしびれや痛みを伴います。原因となる基礎疾患がない場合を「レイノー病」、膠原病などの疾患に伴う場合を「レイノー現象」と医学的には区別されています。

日本の総人口の3～5％、つまり約380万～630万人がレイノー症状を経験していると推定されています。特に20代から30代の女性に多く発症し、寒冷地に居住する方により多く見られる傾向があります。症状は数分から数十分続き、温めることで徐々に改善しますが、慢性化すると日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

レイノー病を適切に治療せずに放置してしまうと、血流障害が進行して指先の皮膚潰瘍や壊死を起こす危険性があります。継続的な血流不足により指の感覚が鈍くなり、細かい作業が困難になったり、慢性的な痛みに悩まされることになります。

重症化した場合、指の一部が黒く変色し、最悪のケースでは指の切断が必要になることもあります。また、レイノー症状は膠原病などの重篤な疾患の初期症状として現れることも多く、早期発見が遅れることで全身の臓器に影響を及ぼすリスクも存在します。

さらに、慢性的な痛みや不安から精神的なストレスが蓄積し、睡眠障害やうつ症状を引き起こす可能性もあります。症状を軽視せず、早期の適切な対処が重要です。

レイノー病は早期対処が何より大切な症状です。

レイノー病の原因

開院以来、当院にはレイノー病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、レイノー病の原因はひとつではないということです。

レイノー病の原因として次のものが挙げられます。

レイノー病は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、末梢血管の過度な収縮や血流調節機能の低下、血液の循環不良などが発生し、レイノー症状が発症します。その結果、指先の血管に過度な負担がかかり続けることになり、慢性的な血流障害や痛みへと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。レイノー病は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

レイノー病への対応として、次のようなものが一般的です。

カルシウム拮抗薬の投与

低血圧、頭痛、めまい、足のむくみなどの副作用があり、長期服用により薬物依存性が生じる可能性があります。また、症状の根本改善には至らず、服薬を中止すると症状が再発してしまいます。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

プロスタグランジン製剤の使用

胃腸障害、頭痛、発疹などの副作用が現れることがあり、効果には個人差が大きく、継続的な服薬が必要で費用負担も大きくなります。根本的な体質改善にはつながらず、一時的な症状緩和に留まってしまいます。

抗血小板薬の処方

出血傾向が強くなるリスクがあり、胃潰瘍や消化管出血の副作用があります。レイノー症状の根本的な血管収縮には直接的な効果が限定的で、血管の過敏性反応自体を改善することはできません。

レイノー病を改善するために

まずはあなたのレイノー病の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、レイノー病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。レイノー病でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

レイノー病には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。血管の状態だけでなく、自律神経系、循環器系、内臓の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。レイノー病は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

レイノー病のQ＆A

レイノー病は自然に治りますか？

レイノー病は自然治癒が期待できる場合もありますが、多くは慢性的な経過をたどります。適切な生活習慣の改善と治療により症状をコントロールすることが重要です。

レイノー病の人がやってはいけないことは？

喫煙、過度のカフェイン摂取،急激な温度変化への曝露は避けるべきです。また、きつい指輪や手袋、ストレスの多い生活も症状を悪化させる可能性があります。

レイノー病と膠原病の関係はありますか？

レイノー症状は膠原病の初期症状として現れることが多く、定期的な検査で基礎疾患の有無を確認することが大切です。早期発見により適切な治療につながります。

薬を飲み続けなければ治らないのでしょうか？

薬物療法は対症療法であり،根本的な体質改善には生活習慣の見直しや体質改善が重要です。個人の状態に応じて薬物依存を減らしていくことも可能です。

症状が悪化する条件や季節はありますか？

冬季や冷房の強い環境、精神的ストレス、疲労時に症状が悪化しやすくなります。季節の変わり目や気圧の変化も影響することがあります。

指先の壊死を防ぐ方法はありますか？

保温の徹底、血流改善のための運動、適切な栄養管理により予防できます。症状が強い場合は早期の専門治療を受けることが重要です。

レイノー病で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、レイノー病と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

レイノー病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。