動悸

動悸とは

動悸とは、普段は意識しない心臓の拍動を強く感じる症状のことです。心臓がドキドキ、バクバクと音を立てているように感じられたり、脈が速くなったり不規則になったりします。健康な人でも運動後や緊張した時には動悸を感じますが、安静時や軽い動作でも起こる場合は注意が必要です。

厚生労働省の患者調査によると、循環器系疾患で医療機関を受診する患者数は年間約273万人います。また、更年期障害に関連する動悸で悩む女性は40代後半から50代で約30％に上るとされており、ストレス社会の現代では若年層でも動悸を訴える人が増加傾向にあります。

動悸を放置すると慢性的な不安感や恐怖感が増強し、パニック障害や不安障害を併発する可能性があります。睡眠障害が悪化して日中の集中力低下や疲労感が続き、仕事や日常生活に大きな支障をきたします。

さらに動悸への恐怖から外出を控えるようになり、社会生活から孤立してしまうケースもあります。症状が進行すると、電車に乗れない、人混みに入れない、一人で外出できないといった生活の制限が生じることもあります。

最悪の場合、うつ状態に陥って心身の健康を大きく損なう恐れがあります。動悸は単なる心臓の症状ではなく、生活の質全体に影響を与える深刻な問題となる可能性があるのです。

動悸は我慢していても自然に改善することは少なく、早い段階で適切な処置をすることが大切です。

動悸の原因

開院以来、当院には動悸でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、動悸の原因はひとつではないということです。

動悸の原因として次のものが挙げられます。

動悸は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、自律神経のバランスが崩れ心臓の拍動に影響を与えます。特に現代社会では長時間のデスクワークによる姿勢不良が胸部を圧迫し、自律神経の乱れを引き起こすケースが増えています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。動悸は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

動悸への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な解決にはならず依存性のリスクがあり、副作用として眠気やふらつきが生じる場合があります。また薬の効果が切れると症状が再発することが多く、長期間の服用が必要になることもあります。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

心電図検査

検査時に症状が出ないと異常が発見されにくく、心因性の動悸は診断が困難です。器質的な心疾患が見つからない場合、具体的な治療法が提示されないことも少なくありません。

ホルモン補充療法

効果に個人差があり、血栓症などの副作用リスクを伴う場合があります。また根本的な自律神経の乱れが改善されない限り、治療を中止すると症状が再発する可能性があります。

動悸を改善するために

まずはあなたの動悸の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、動悸の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。動悸でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

動悸には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。自律神経だけでなく、頸椎や胸椎、内臓の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。動悸は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

動悸のQ＆A

動悸は自然に治りますか？

一時的なストレスや疲労による動悸は休息により改善することがありますが、慢性化した動悸は自律神経の乱れが根本原因となるため適切な治療が必要です。生活習慣の改善と共に専門的なアプローチが効果的です。

動悸の人がやってはいけないことは？

カフェインの過剰摂取、激しい運動、睡眠不足、過度なストレス、喫煙、過食は動悸を悪化させる可能性があります。また症状を我慢し続けることで慢性化するリスクが高まるため早期の対処が重要です。

動悸と不整脈の違いは何ですか？

動悸は心臓の鼓動を強く感じる自覚症状で、不整脈は実際に心拍のリズムが乱れている状態です。動悸があっても心拍は正常な場合が多く、逆に不整脈があっても動悸を感じない場合もあります。

更年期の動悸はいつまで続きますか？

個人差がありますが一般的に更年期症状は5年から10年程度続くとされています。ホルモンバランスが安定すると自然に軽減することもありますが、適切な治療により症状を早期に改善することが可能です。

ストレス性の動悸を改善する方法はありますか？

自律神経を整える施術、呼吸法の練習、適度な運動、規則正しい生活リズム、リラクゼーション法が効果的です。根本的な改善には身体の歪みを正して自律神経の働きを正常化することが重要です。

動悸が起きた時の対処法は？

まず安静にして深呼吸を行い、首や肩の力を抜いてリラックスします。冷たい水を飲む、顔に冷水をかける、ゆっくりと腹式呼吸をするなどの方法が有効です。症状が強い場合は無理をせず休息を取ってください。

動悸で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、動悸と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

動悸が改善されると、まず睡眠の質が大幅に向上します。夜中に目覚めることがなくなり、朝までぐっすりと眠れるようになります。十分な睡眠により日中の疲労感が軽減され、仕事への集中力も高まります。また心臓への不安がなくなることで、電車での通勤や人混みでの買い物も気兼ねなく行えるようになります。

動悸は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。