
院長:小林お気軽にご相談ください!


朝起きたときから胃がムカムカして、吐き気が治まらない日が続いていませんか。病院で検査をしても「異常なし」と言われてしまい、原因が分からずに不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、そのつらい吐き気は自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。当院には自律神経失調症による吐き気で悩んでいる方が数多く来院されています。吐き気は日常生活に大きな支障をきたす症状ですが、適切な対処をすることで改善できる可能性があります。


検査で異常がないと言われても、症状が続くのはつらいもの。その吐き気、自律神経の乱れが原因かもしれません
自律神経は、私たちの意識とは無関係に内臓の働きをコントロールしている神経システムです。交感神経と副交感神経という二つの神経がバランスを保つことで、胃腸の働きや消化液の分泌、血流などが正常に機能しています。しかし、このバランスが崩れると、胃腸の働きが抑制されたり、胃の内圧が上昇したりして、吐き気が生じるようになります。
交感神経が優位な状態が続くと、胃の動きが鈍くなり食べ物が胃に停滞してしまいます。その結果、胃もたれや膨満感、吐き気が現れるのです。また、ストレスによって胃酸の分泌バランスが崩れることも吐き気の原因となります。朝起きたときや通勤時、仕事中など、特定の場面で吐き気を感じる方が多いのはこのためです。
自律神経の乱れによる吐き気には、いくつかの特徴があります。まず、病院で胃カメラやCT検査を受けても異常が見つからないことが多いです。器質的な問題がないため、医師からは「ストレスが原因でしょう」と言われることが少なくありません。
また、吐き気だけでなく、めまいや動悸、頭痛、倦怠感などの症状が同時に現れることも特徴的です。特に朝起きたときや空腹時、緊張する場面で症状が強くなる傾向があります。季節の変わり目や気圧の変化、生理前などに悪化する方も多く見られます。食欲不振や体重減少を伴うケースもあり、日常生活に深刻な影響を及ぼします。
病院での検査は、主に器質的な病気を見つけることを目的としています。胃カメラでは胃潰瘍や胃がんなどの病変を、血液検査では肝機能や腎機能の異常を調べます。しかし、自律神経の乱れによる機能的な問題は、これらの検査では捉えることができません。
自律神経の状態は数値化することが難しく、画像にも映らないため、検査で「異常なし」と診断されてしまうのです。とはいえ、症状が存在しないわけではありません。身体の機能的なバランスが崩れていることが、吐き気という形で現れているのです。
自律神経が乱れて吐き気が生じる背景には、さまざまな要因が関わっています。当院でのカウンセリングや検査結果から分かってきたのは、原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。ここでは、主な4つの原因について詳しく見ていきましょう。
仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、将来への不安などの精神的ストレスは、自律神経に大きな影響を与えます。ストレスを感じると交感神経が優位になり、胃腸の働きが抑制されます。特に責任感が強い方や完璧主義の傾向がある方は、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまいがちです。


また、過去のトラウマや不安障害なども自律神経の乱れに繋がります。心と身体は密接に関連しているため、心理的な負担が身体症状として現れることは珍しくありません。朝の通勤時や会議前など、特定の状況で吐き気が強くなる場合は、心理的要因が大きく関わっている可能性があります。
不規則な生活リズムや睡眠不足は、自律神経のバランスを崩す大きな要因です。夜更かしが続いたり、食事の時間が不規則だったりすると、体内時計が乱れて自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。また、運動不足による血行不良も自律神経の働きを低下させます。
女性の場合、月経周期に伴うホルモンバランスの変化も吐き気に影響します。生理前や更年期には、女性ホルモンの変動によって自律神経が乱れやすくなり、吐き気やめまいなどの症状が現れることがあります。季節の変わり目や気温差の大きい時期にも、身体が適応しきれずに自律神経が乱れることがあります。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、首や肩、背中の筋肉が緊張し続けると、血流が悪くなります。特に首の筋肉の緊張は、脳への血流を阻害し、自律神経の中枢である視床下部の働きに影響を及ぼします。また、骨盤の歪みが内臓の位置をずらし、胃腸の働きを妨げることもあります。
姿勢の悪さは呼吸の浅さにも繋がります。呼吸が浅くなると、副交感神経の働きが低下し、リラックスできない状態が続きます。その結果、自律神経のバランスが崩れ、吐き気などの症状が現れるのです。身体の構造的な問題が、機能的な不調を引き起こしていることは少なくありません。
胃腸の働きが低下していると、食べ物の消化がスムーズに進まず、胃もたれや吐き気が生じやすくなります。また、肝臓や腎臓などの内臓の負担が、反射的に胃腸の不調として現れることもあります。内臓の疲労は自律神経を通じて全身に影響を及ぼします。
冷えも自律神経の乱れを引き起こす重要な要因です。身体が冷えると血流が悪くなり、内臓の働きが低下します。特に下半身の冷えは、骨盤内の血流を悪化させ、自律神経のバランスを崩す原因となります。冷房の効いた環境で長時間過ごす方や、冷たい飲み物を頻繁に摂取する方は注意が必要です。
自律神経の乱れによる吐き気で病院を受診すると、通常は内科や消化器内科、心療内科などで対応されます。治療としては、主に薬物療法やカウンセリング、生活指導が行われますが、それぞれに限界があることも知っておく必要があります。
吐き気に対しては、制吐剤や胃薬、消化管運動促進薬などが処方されます。また、自律神経の乱れに対しては、抗不安薬や抗うつ薬、自律神経調整薬などが用いられることがあります。これらの薬は症状を一時的に和らげる効果がありますが、根本的な原因を解決するものではありません。
また、薬には副作用のリスクが伴います。制吐剤では眠気やめまい、便秘などが、抗不安薬では依存性や離脱症状が問題となることがあります。長期間の服用によって身体が薬に慣れてしまい、効果が薄れていくこともあります。薬だけに頼り続けると、かえって治りにくい状態を作り上げてしまう可能性があるのです。
心療内科では、ストレスの原因を探り、心の負担を軽減するカウンセリングが行われます。心理的なサポートは確かに大切ですが、身体的な問題が背景にある場合は、カウンセリングだけでは十分な改善が得られないことがあります。心と身体の両方からアプローチすることが重要です。
生活指導では、規則正しい生活リズムの確立や適度な運動、バランスの良い食事などが推奨されます。これらのアドバイスは有効ですが、すでに症状が重い場合、自力での継続が難しく途中で挫折してしまうケースも見受けられます。実践するための具体的なサポートが不足していることも課題です。
自律神経の乱れによる吐き気を根本から改善するためには、薬だけに頼るのではなく、身体全体のバランスを整えることが大切です。ここでは、日常生活でできるセルフケアと、専門的なアプローチについてご紹介します。
まず、睡眠リズムを整えることが基本です。毎日同じ時間に就寝・起床することで、体内時計が整い、自律神経の切り替えがスムーズになります。就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は控え、リラックスできる環境を作りましょう。適度な運動も自律神経を整えるのに効果的です。ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で身体を動かすことをお勧めします。


食事では、冷たいものや刺激物を避け、温かく消化の良いものを選びましょう。よく噛んでゆっくり食べることで、副交感神経が働きやすくなります。カフェインやアルコールの過剰摂取は自律神経を乱すため、控えめにすることが大切です。また、腹式呼吸を意識することで、副交感神経を活性化させることができます。
吐き気に効果的なツボとして、内関(ないかん)が知られています。内関は手首の内側、手首の横じわから指3本分ひじ側に上がった場所にあります。このツボを親指でゆっくりと3~5秒押し、離すという動作を数回繰り返すことで、吐き気が和らぐことがあります。


また、足三里(あしさんり)というツボも自律神経を整えるのに有効です。足三里は膝のお皿の外側の下から指4本分下がった場所にあります。胃腸の働きを整える効果があるため、吐き気だけでなく、胃もたれや食欲不振にも効果的です。仕事の合間や寝る前など、気軽に取り入れてみてください。
当院では、まずは詳細な検査によって吐き気の原因を特定します。自律神経の乱れは、身体の歪みや筋肉の緊張、内臓の状態など、さまざまな要因が関わっているため、原因を見極めることが何より重要です。脳反射を利用した検査や姿勢分析、動的検査など、5種類の独自検査で現在の身体の状態を把握します。


施術では、西洋医学と東洋医学を調和させた独自の整体で、身体全体のバランスを整えていきます。頭蓋骨の調整や内臓の位置調整、筋肉の緊張緩和などを通じて、自律神経が正常に働ける環境を作り上げます。施術は身体に無理のないソフトな刺激で行いますので、痛みを伴うことはほとんどありません。
実際に当院で施術を受けて、吐き気が改善された方々の声をご紹介します。同じような症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
「病院を転々としても原因が分からず、吐き気が1年間続いていました。車の運転もできず、外出するのも怖い状態でした。薬を飲んでも効果がなく、マッサージや鍼も試しましたが改善しませんでした。こちらで施術を受けていくうちに、信じられないくらい回復しました。今では普通に生活できるようになり、本当に感謝しています」
「胃もたれとげっぷ、膨満感で食欲がまったく湧かない状態が続いていました。病院では胃カメラで異常なしと言われ、どうしたらいいか分からず途方に暮れていました。こちらでは胃だけでなく、全身の状態を診ていただき、通院するごとに症状が改善していきました。今では普通に食事が楽しめるようになり、生活の質が大きく向上しました」
「原因不明の動悸と吐き気、ふらつきに悩まされていました。抗うつ薬を飲んでいましたが、離脱症状もあり不安でした。こちらの整体では、身体の歪みを整えることで自律神経のバランスが整い、症状が徐々に軽減していきました。薬に頼らずに改善できたことが何より嬉しいです」
こばやし整体院・ひばりヶ丘院では、3500件以上の改善実績を持つ院長が、検査から施術まで最後まで一貫して担当します。施術者が複数いる治療院では、検査結果が共有されず、毎回症状を説明しなければならないこともありますが、当院では常に同じ施術者が対応するため、身体の変化を見逃すことがありません。


また、5種類の独自検査で症状の原因を特定し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案します。自律神経失調症は複合的な原因が絡み合って起こる症状であるため、画一的なアプローチでは改善が難しいのです。当院では、身体だけでなく心の状態も含めて総合的に診ていきます。
「病院で異常なしと言われたけど、症状は確かにある」「薬を飲んでも良くならない」「もう治らないのではないかと不安」。そんな思いを抱えている方は少なくありません。当院には、病院や他の治療院で改善しなかった方が数多く来院され、症状が改善しています。
自律神経の乱れによる吐き気は、適切なアプローチを行えば改善する可能性があります。諦める前に、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの身体に何が起こっているのか、丁寧に検査して原因を見つけ出し、最適な施術を提供します。
個人差が大きく、症状の程度や原因によって異なります。軽度であれば数週間から1~2ヶ月、慢性化している場合は数ヶ月かかることもあります。継続的なケアと生活習慣の改善が鍵となります。
身体の歪みや筋肉の緊張、内臓の状態が自律神経の乱れに関与している場合、整体によるアプローチで症状が改善するケースが多く見られます。当院では多くの方が改善を実感されています。
はい、問題ありません。むしろ、整体で身体のバランスを整えながら、徐々に薬の量を減らしていくことが理想的です。薬の調整については、必ず主治医と相談しながら進めてください。
初期は週1~2回の施術をお勧めしています。症状が改善してきたら、間隔を空けていき、最終的にはメンテナンスとして月1回程度の通院に移行します。個人差がありますので、詳しくは検査後にご説明します。
当院の施術は身体に無理のないソフトな刺激で行います。通常は痛みを伴いませんのでご安心ください。乳幼児からご高齢の方まで安心して受けていただける、身体に優しい施術です。
自律神経の乱れによる吐き気は、日常生活に大きな支障をきたす症状です。病院で異常なしと言われても、症状が続いているのであれば、それは身体からのサインです。薬だけに頼るのではなく、身体全体のバランスを整えることで、根本からの改善を目指すことができます。
当院では、一人ひとりの原因をしっかりと見極め、最適なアプローチを提供します。吐き気があるから食事が楽しめない、仕事に集中できない、外出が怖いといった悩みから解放されて、やりたいことを諦めない生活を取り戻しましょう。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの来院を心からお待ちしております。

