
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。肩がずっと重くて、マッサージに通ってもまたすぐに戻ってしまう、そんな経験はありませんか。実は、その肩こりの原因は筋肉だけの問題ではなく、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
当院には自律神経失調症に伴う肩こりでお困りの方が数多く来院されています。病院で検査をしても異常なしと言われたり、どの整体に行っても一時的にしか楽にならなかったり、そんな方が多いのです。


肩こりって筋肉の問題だと思われがちですが、実は自律神経の状態がとても大きく影響しているんです
今日は、肩こりと自律神経失調症の関係性について詳しくお話ししていきます。慢性的な肩こりに悩まされている方、もしかしたら自律神経を整えることで劇的に改善するかもしれません。
自律神経失調症による肩こりは、通常の筋肉疲労による肩こりとは少し性質が異なります。交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、身体全体に緊張状態が続き、首から肩にかけての筋肉が常に力んだ状態になってしまうのです。
自律神経は呼吸や血流、体温調節など生命活動を無意識にコントロールしている神経です。交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮し血流が悪くなります。その結果、肩周りの筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなり、筋肉が硬直してしまいます。
このタイプの肩こりは、マッサージや湿布では一時的にしか改善しません。なぜなら、根本的な原因である自律神経の乱れが解消されていないからです。肩こりだけでなく、めまいや頭痛、不眠、動悸、胃腸の不調など複数の症状を同時に抱えている方も少なくありません。
では、なぜ自律神経の乱れが肩こりを引き起こすのでしょうか。そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。
ストレスや疲労が続くと、交感神経が優位な状態が長時間続きます。交感神経は身体を戦闘モードにする神経で、筋肉を緊張させ血管を収縮させる働きがあります。本来なら危機的状況で短時間だけ働くべき神経ですが、現代社会では慢性的にこの状態が続いてしまうのです。


首や肩の筋肉は特に交感神経の影響を受けやすく、緊張状態が続くことで硬くなります。筋肉が硬くなると血流がさらに悪化し、老廃物が蓄積されて痛みやこりとして感じられるようになります。
交感神経が優位になると血管が収縮し、血流が低下します。血液は酸素や栄養を全身に運ぶ役割を担っているため、血流が悪くなると筋肉は酸欠状態に陥ります。特にデスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方は、ただでさえ首や肩の血流が滞りがちです。
そこに自律神経の乱れによる血管収縮が加わると、より深刻な血流不足が起こります。筋肉は酸素不足になると乳酸などの疲労物質が蓄積し、慢性的な肩こりへと進行していくのです。
自律神経が乱れている方は、無意識のうちに身体を丸めて防御姿勢を取りがちです。不安やストレスを感じると、人は自然と肩をすくめて前かがみになります。この姿勢が習慣化すると、首や肩の筋肉に常に負担がかかり続けることになります。
さらに、自律神経の乱れによって体幹の筋肉が弱くなると、姿勢を保つために首や肩の筋肉が過剰に働かなければなりません。結果として、肩こりが悪化する悪循環に陥ってしまうのです。
自律神経失調症による肩こりには、いくつかの特徴的なパターンがあります。当院に来院される方のお話を聞いていると、共通する点が多く見られます。
通常の筋肉疲労による肩こりは、マッサージや入浴で血流を改善すれば一定の効果が得られます。しかし、自律神経の乱れが原因の場合は、一時的に楽になってもすぐに戻ってしまいます。週に何回もマッサージに通っているのに改善しない、という方は自律神経の問題を疑う必要があります。
自律神経失調症による肩こりの場合、肩の症状だけでなく他の不調も同時に抱えていることが多いです。頭痛、めまい、不眠、動悸、胃腸の不調、冷え性、生理不順など、一見関係なさそうな症状が同時に現れます。これらは全て自律神経の乱れが引き起こす症状なのです。
自律神経は外部環境の変化に対応する役割も担っています。そのため、自律神経が乱れていると、季節の変わり目や低気圧の日、気温差が大きい日に症状が悪化しやすくなります。雨の日や台風が近づくと肩こりがひどくなる、という方は自律神経の影響を受けている可能性が高いです。
仕事が忙しい時期や人間関係でストレスを感じている時に、肩こりが強くなる傾向があります。休日にリラックスすると少し楽になるけれど、月曜日になるとまた悪化するという波があるのも特徴です。精神的な負担が身体症状として肩こりに現れているのです。
開院以来、当院には自律神経の乱れによる肩こりでお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、原因はひとつではなく複数の要因が絡み合っているということです。
仕事のプレッシャーや人間関係のストレス、育児や介護の負担など、精神的なストレスは自律神経を乱す大きな要因です。ストレス状態が続くと交感神経が優位な状態が続き、身体は常に緊張状態になります。


特に責任感が強く頑張り屋さんな方、完璧主義な方は、自分では気づかないうちにストレスを溜め込んでしまう傾向があります。身体が悲鳴を上げているのに、まだ大丈夫と無理を続けてしまうのです。
不規則な生活リズム、夜遅くまでのスマホ使用、運動不足、偏った食事なども自律神経を乱します。自律神経は体内時計と密接に関係しているため、生活リズムが乱れると自律神経のバランスも崩れやすくなります。
特に睡眠不足は自律神経に大きな影響を与えます。睡眠中は副交感神経が優位になり、身体を修復する時間です。睡眠時間が不足すると、この修復作業が十分に行われず、疲労が蓄積していきます。
パソコン作業やスマホの長時間使用は、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。前かがみの姿勢が続くと、首の骨がまっすぐになるストレートネックになり、頭の重さを支えるために肩の筋肉が常に緊張状態になります。
姿勢の悪さは筋肉への負担だけでなく、呼吸の浅さにもつながります。浅い呼吸が続くと酸素不足になり、自律神経のバランスがさらに崩れるという悪循環に陥ります。
女性の場合、生理周期や更年期によるホルモンバランスの変化も自律神経に影響を与えます。特に更年期の女性は、エストロゲンの減少により自律神経が乱れやすく、肩こりを含むさまざまな不調が現れやすくなります。
自律神経失調症による肩こりで病院を受診すると、次のような対応が一般的です。
病院では症状を抑えるために、抗不安薬や筋弛緩剤、鎮痛剤などが処方されます。これらの薬は一時的に症状を和らげる効果はありますが、根本的な原因である自律神経の乱れを解決するものではありません。
薬を飲み続けていても、飲むのをやめればまた症状が戻ってしまいます。さらに、長期間の服用は副作用のリスクや依存性の問題も出てきます。胃腸障害や眠気、ふらつきなどの副作用に悩まされる方も少なくありません。
整形外科では湿布や電気治療、牽引療法などが行われます。これらは筋肉の緊張を一時的に和らげる効果はありますが、自律神経の乱れが続いている限り、すぐに元に戻ってしまいます。
治療を受けている間は楽になるけれど、家に帰るとまた同じ状態に戻る、そんな経験をされている方が多いのではないでしょうか。これは対症療法であり、根本治療ではないからです。
心療内科やカウンセリングも有効な手段ですが、心のケアだけでは十分でない場合もあります。精神的ストレスが原因であっても、すでに身体に歪みや筋肉の硬直が生じている場合、心のケアと並行して身体へのアプローチも必要になります。
当院では、自律神経失調症による肩こりに対して、心と身体の両面から総合的にアプローチしていきます。
まずはあなたの肩こりの原因を検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めません。当院は、他に類を見ない多角的な検査とカウンセリングにより、一人ひとり異なる原因を見つけ出します。


脳反射を利用した検査、静的・動的検査、姿勢分析など、5種類の独自検査で現在の身体の状態を把握します。肩だけでなく、首や背中、骨盤、内臓の状態も細かくチェックします。肩の負担が他の部位から影響を受けていることも多いからです。
検査結果をもとに、あなたの身体に合わせた施術を行います。当院の施術は、バキバキと音を鳴らすような強い刺激ではありません。身体に優しいソフトな刺激で、自然治癒力を最大限に引き出すアプローチです。


頭蓋骨の調整、頸椎の歪み修正、横隔膜や骨盤隔膜の緊張緩和など、自律神経のバランスを整えるための施術を行います。筋肉をほぐすだけでなく、神経系や内臓の働きにもアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
施術だけでなく、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えします。睡眠の質を高める方法、呼吸法、簡単なストレッチ、食事のアドバイスなど、自宅でできることを具体的にお伝えします。


自律神経を整えるためには、施術と生活習慣の改善の両方が大切です。無理なく続けられる方法を一緒に考えていきましょう。
整体での施術と並行して、日常生活でも自律神経を整える工夫を取り入れることで、より早い改善が期待できます。
自律神経を整えるために最も重要なのが睡眠です。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる、就寝前のスマホは控える、寝室の環境を整えるなど、睡眠の質を高める工夫をしましょう。特に就寝前のブルーライトは交感神経を刺激してしまうため、寝る1時間前にはスマホやパソコンから離れることをお勧めします。
深呼吸は副交感神経を優位にする最も簡単な方法です。仕事の合間や寝る前に、ゆっくりと深い呼吸を10回行うだけでも効果があります。吸う時間よりも吐く時間を長くすることで、よりリラックス効果が高まります。
また、一日の中で自分だけのリラックスタイムを作ることも大切です。お風呂にゆっくり浸かる、好きな音楽を聴く、軽いストレッチをするなど、自分なりのリラックス方法を見つけてください。
運動不足は血流を悪化させ、自律神経のバランスも崩しやすくなります。激しい運動は必要ありませんが、ウォーキングやヨガ、軽いストレッチなど、気持ちよく身体を動かす習慣を作りましょう。特に朝の散歩は体内時計をリセットし、自律神経を整える効果が高いです。
自律神経を整えるためには、栄養バランスの取れた食事も重要です。特にビタミンB群やマグネシウムは神経の働きを正常に保つために必要な栄養素です。また、腸内環境と自律神経は密接に関係しているため、発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることもお勧めします。
よくいただく質問にお答えします。
個人差がありますが、軽度であれば数回の施術で変化を感じられることが多いです。慢性化している場合は数ヶ月かかることもあります。大切なのは、症状だけでなく根本原因にアプローチすることです。焦らず継続的にケアしていくことで、確実に改善していきます。
身体の歪みや筋肉・内臓の緊張が自律神経の乱れに関与している場合、整体によるアプローチで症状が改善するケースが多く見られます。当院では心身のバランスを整えることを重視しており、多くの方が改善されています。ただし、生活習慣の見直しも並行して行うことが大切です。
責任感が強く頑張り屋さんな方、完璧主義な方、ストレスを感じやすい方に多く見られます。また、デスクワーク中心の生活で運動不足の方、生活リズムが不規則な方も注意が必要です。自分の限界を知り、適度に休息を取ることが大切です。
自律神経失調症による肩こりで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。
自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、自律神経失調症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。
肩こりは単なる筋肉の問題だけではありません。特にマッサージや湿布で改善しない慢性的な肩こりの場合、自律神経の乱れが深く関わっている可能性があります。
自律神経失調症による肩こりは、根本原因にアプローチすることで改善できます。薬に頼り続けるのではなく、あなたの身体が本来持っている自然治癒力を引き出すことが大切です。
当院では、一人ひとりの原因を丁寧に検査し、心と身体の両面から総合的にアプローチしていきます。3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術まで最後まで責任を持って担当しますのでご安心ください。
一人で悩み続けるのではなく、まずは一度ご相談ください。あなたが本当にやりたいことを諦めずに済むよう、全力でサポートさせていただきます。肩こりのない快適な毎日を取り戻しましょう。