
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、小林整体院・ひばりヶ丘院の小林誠です。最近、気温や気圧の変化に弱くなったり、ちょっとしたことでドキドキしたり、眠りが浅くて朝からぐったりしていませんか。病院で検査をしても「異常はありません」と言われてしまい、自分でもどうしたらいいのか分からず、不安なまま日々を過ごしている方も多いと思います。
そんな方の中には、実は自律神経のバランスと一緒に、タンパク質の不足が静かに進んでいるケースが少なくありません。もしあなたも、心と体の不調が長引いて悩んでいるなら、一度自律神経の不調と栄養の関係を見直してみませんか。


長く続く不調に悩んでいる方ほど、体の歪みと一緒に栄養の偏りを整えていくことで、出口が見えてくることがとても多いです
まず最初にお伝えしたいのは、自律神経の不調で来院される方の多くが、共通して「食事の乱れ」や「栄養の偏り」を抱えているという現実です。夜遅くまでの仕事やスマホ習慣で寝る時間が後ろにズレこみ、朝はギリギリまで寝ていて朝食はコーヒーだけ、昼は軽く済ませて、夜にドカ食い。そんな生活が続くと、自律神経が疲れ切るだけでなく、体をつくる材料であるタンパク質がじわじわと足りなくなっていきます。


さらに、ストレスが強い状態が続くと、体は緊張モードが続くため、筋肉がこわばり、呼吸も浅くなります。すると血流が悪くなって内臓の働きも落ちてしまい、せっかく食事から栄養を摂っても、うまく消化・吸収できなくなりやすいのです。栄養が入ってこないのに、ストレスに対抗するためのエネルギーやホルモンを作らないといけない。こんな状態が続けば、自律神経もタンパク質も、一緒にすり減ってしまうのはイメージしやすいのではないでしょうか。
ここで少しだけ体の中の仕組みのお話をさせてください。気持ちを穏やかにしてくれたり、前向きな気分をつくってくれる物質として、セロトニンやGABAといった神経伝達物質が知られています。実はこれらの材料になっているのは、食事で摂ったタンパク質が分解されてできるアミノ酸と呼ばれる小さな部品です。つまり、タンパク質が不足していると、そもそも落ち着いた心の状態を支える材料自体が足りない、ということになってしまいます。


また、朝スッキリ目覚めたり、夜自然な眠気を感じるために大切なメラトニンというホルモンも、元をたどればアミノ酸から作られています。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、といった睡眠のトラブルが長引いている方の中には、生活リズムと同じぐらい、この材料不足が関わっているケースも多いと感じます。整体の現場でも、体の歪みや緊張を整えていくことと一緒に、こうした栄養面のサポートを意識すると、回復のスピードが変わってくることがよくあります。
では実際に、どのようなタイプの方がタンパク質不足になりやすいのでしょうか。来院される方を見ていると、いくつかの共通点があります。まず多いのが、ダイエット経験が長い方です。脂質や糖質を意識的に減らしているうちに、タンパク質まで一緒に削ってしまい、その状態が何年も続いているケースが少なくありません。
次に、忙しさのあまり、コンビニやパン、麺類だけの食事で済ませてしまう方も要注意です。炭水化物中心のメニューは手軽ですが、どうしてもタンパク質が不足しがちになります。また、胃腸が弱くて「お肉を食べると胃がもたれるから」と避けているうちに、慢性的な不足に陥ってしまうこともあります。自律神経の乱れがあると胃腸の動きも弱まりやすいので、ここでも悪循環が起きやすいのです。
では、どのくらいの量を目安にすると良いのでしょうか。細かな数値だけを追いかける必要はありませんが、体重1kgあたり1g前後をひとつの目安として考えてみてください。例えば、体重50kgの方なら、一日あたり50g前後というイメージです。もちろん、運動量や体格、年齢によって必要量は変わりますが、多くの方は、この目安に比べてかなり少ない量しか摂れていないことが多いです。


一度、一日の食事内容を書き出してみると、意外な偏りに気づくことがあります。朝はパンとコーヒー、昼はおにぎりとスープだけ、夜はおかずはあるけれど量が控えめ。こうした食事パターンでは、どうしてもタンパク質が足りなくなってしまいます。いきなり完璧を目指す必要はありませんが、まずは現在の摂取量を知ることが、体調改善のスタートラインになると感じています。
タンパク質というと、真っ先に思い浮かぶのはお肉やお魚だと思います。もちろんそれらはとても大切な栄養源ですが、毎食しっかり用意するのは大変なこともありますよね。そんなときに心強いのが、卵や納豆、豆腐、ヨーグルトなど、手軽にプラスできる食材です。これらを日々の食事の中に少しずつ足していくことで、全体のバランスを整えやすくなります。


例えば、朝はトーストだけではなく、卵を1つ加えてみる。昼のおにぎりに、サラダチキンや豆腐の入ったスープを足してみる。夜は揚げ物ばかりにならないように、焼き魚や蒸し料理を意識してみる。こうした小さな積み重ねでも、数週間、数ヶ月というスパンで見ると、体の土台は少しずつ変わっていきます。自律神経のケアは特別なことを一気に頑張るよりも、毎日の小さな選択を見直すことがとても大切です
ここまでタンパク質の大切さをお伝えしてきましたが、もちろんそれだけ摂っていれば全て解決、というわけではありません。ビタミンやミネラル、特にビタミンB群やマグネシウムなども、自律神経を穏やかに保つために欠かせない栄養素です。これらは主に、野菜や海藻、発酵食品、ナッツなどに多く含まれています。
また、水分不足も自律神経の乱れと関係が深いので、カフェインばかりに頼らず、こまめに水やノンカフェインのお茶を摂ることも意識してみてください。整体の立場から見ると、食事や水分だけでなく、呼吸の浅さや姿勢の崩れも、自律神経の負担を大きくする要因になります。だからこそ、体のバランスを整えながら、無理のない範囲で栄養面も一緒に見直していくことが重要だと考えています。
「食事を気をつければ、自律神経の不調は自分でなんとかできるのでは」と感じる方もいるかもしれません。もちろん、食事の見直しはとても重要です。ただ、長期間続いている不調や、仕事や家庭の事情でストレスが避けられない状況では、どうしても自分だけではコントロールしきれない部分が出てきます。そんなとき、整体で体の土台を整えておくことには大きな意味があります。


当院では、首や背中、骨盤などの歪みや筋肉の緊張を丁寧に解いていくことで、呼吸が自然と深くなり、自律神経の回復モードであるリラックス神経が働きやすい状態に導いていきます。こうした状態で日々の食事や生活習慣を整えていくことで、同じことをしていても回復のスピードや体の受け止め方が変わってくるのです
こばやし整体院・ひばりヶ丘院では、自律神経の不調でお悩みの方に対して、単に「ストレートネックだから」「骨盤が歪んでいるから」といった表面的な説明だけで終わらせないように心がけています。これまでの生活背景やストレスのかかり方、食事や睡眠の状態などを丁寧に伺いながら、今の体の状態がどう積み重なってきたのかを、一緒に整理していきます。


そのうえで、整体で体のバランスを整えながら、日常生活の中で少しずつできる工夫をお伝えしていきます。たとえば、一日一回はしっかり噛んで食べる時間をつくる、夜のスマホを見る時間を10分だけ減らしてみる、タンパク質を含む食材を一品だけ増やしてみるなど、無理をしすぎない提案を大事にしています。完璧を目指すのではなく、あなたのペースで続けやすい方法を一緒に探していくことが、当院のスタンスです。
長く続く不調があると、「性格の問題なのでは」「気の持ちようと言われそうで相談しづらい」と、自分を責めてしまう方がとても多いです。でも、自律神経の乱れは決して「気が弱いから」起こるものではありません。体の歪みや筋肉の緊張、生活リズム、栄養状態、過去のストレスなど、さまざまな要素が時間をかけて積み重なって、今の状態につながっています。


もし今、毎朝起きるのがつらい、ちょっとしたことですぐにドキドキする、眠りが浅くて頭が重い、といった状態が続いているなら、一人で抱え込まないでください。あなたの体と心の状態には、必ず理由があります。整体と生活の見直しを組み合わせることで、その理由を一つずつほどいていくお手伝いができればと思っています。気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください。

