
院長:小林お気軽にご相談ください!
こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。最近、「症状が良くなったり悪くなったりを繰り返している」「以前より辛くなってきた気がする」といったご相談が増えているんですよね。せっかく少し良くなったのに、また元に戻ってしまうと本当に不安になりますよね。


実は自律神経失調症の症状というのは、日々の生活習慣や環境の変化によって良くなったり悪くなったりする特徴があります。でも、症状が悪くなるサインや原因を理解しておけば、早めに対処することができるんです。


症状の悪化には必ず理由があります。その原因を一緒に見つけていきましょう
症状が悪化する前には、いくつかの共通したサインが現れることが多いです。当院にいらっしゃる方の多くが、「そういえば最近、こういうことがあった」と振り返られます。
まず気をつけていただきたいのが、朝起きたときの体調の変化です。以前よりも起きるのが辛くなってきた、疲れが抜けない日が続いている、といった状態は要注意です。また、頭痛やめまい、動悸といった身体症状が以前より強く出るようになったり、頻度が増えてきたりしたら、それは身体からのサインかもしれません。
心の面でも変化が現れます。イライラしやすくなった、些細なことで不安を感じるようになった、集中力が続かなくなったなど、精神的な症状の変化も見逃せません。このような変化を感じたら、早めに対処することが大切です。
開院以来、多くの方の症状と向き合ってきましたが、症状が悪化する原因は人それぞれです。ただし、いくつかの共通した要因があることも事実です。
最も多い原因が、生活リズムの乱れです。仕事が忙しくて睡眠時間が削られている、食事の時間が不規則になっている、運動する時間がまったく取れていないといった状態が続くと、身体のバランスが崩れていきます。
特に睡眠不足は自律神経に大きな影響を与えます。夜更かしが続いたり、就寝時間がバラバラだったりすると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。その結果、疲れが取れにくくなり、症状が徐々に悪化していくのです。
精神的なストレスも症状悪化の大きな要因です。職場での人間関係、家庭内の問題、将来への不安など、私たちは日々さまざまなストレスにさらされています。
ストレスが蓄積すると、身体は常に緊張状態になります。筋肉が硬くなり、呼吸が浅くなり、内臓の働きも低下していきます。このような状態が続くことで、めまいや動悸、消化器系の不調といった症状が現れやすくなるんです。
季節の変わり目に体調を崩しやすい方は多いですよね。これは気温や気圧の変化に身体が対応しきれないために起こります。特に春や秋、梅雨の時期は気圧の変動が激しく、自律神経が乱れやすくなります。
また、夏の暑さや冬の寒さといった極端な気候も身体にとっては大きな負担です。冷房や暖房による室内外の温度差も、自律神経のバランスを崩す原因となります。
症状を悪化させないためには、日常生活の中で避けるべき習慣があります。これらを知っておくだけでも、症状の悪化を防ぐことができるんです。
コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインは、交感神経を刺激します。適量なら問題ありませんが、一日に何杯も飲んでしまうと、身体が常に興奮状態になり、リラックスできなくなってしまいます。夜遅くまでカフェインを摂ると、睡眠の質も低下します。


アルコールについても同様です。お酒を飲むと一時的にリラックスした気分になりますが、実は睡眠の質を下げてしまうんです。深い眠りに入りにくくなり、夜中に目が覚めやすくなります。
忙しいからといって食事を抜いたり、ファストフードやコンビニ食ばかりになったりしていませんか。食事の時間が不規則だと、血糖値の変動が激しくなり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
また、栄養バランスの偏りも症状悪化の原因になります。特にビタミンやミネラルが不足すると、神経の働きが低下し、疲労感やイライラといった症状が出やすくなるんです。
デスクワークで一日中座りっぱなし、スマートフォンを見続けて首や肩がガチガチになっているといった状態も要注意です。長時間同じ姿勢でいると、筋肉が硬直し、血流が悪くなります。


特に首や肩の筋肉の緊張は、頭部への血流を妨げ、頭痛やめまい、不眠といった症状を引き起こします。適度に身体を動かすことが大切です。
では、症状を悪化させないために、今日からできることをご紹介します。すべてを一度に始める必要はありません。できることから少しずつ取り入れていってくださいね。
まず最優先で取り組んでいただきたいのが、睡眠の質の改善です。毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにすると、体内時計が整っていきます。
就寝前の1時間は、スマートフォンやパソコンの画面を見ないようにしましょう。ブルーライトが睡眠ホルモンの分泌を妨げてしまうからです。代わりに、軽いストレッチをしたり、温かいハーブティーを飲んだりして、リラックスする時間を作ってください。


寝室の環境も大切です。室温は少し涼しめに設定し、暗く静かな環境を整えましょう。自分に合った枕やマットレスを選ぶことも、睡眠の質を高めるポイントです。
食事は身体を作る基本です。一日三食、できるだけ決まった時間に食べるようにしましょう。朝食を抜くと、午前中のエネルギーが不足し、集中力も低下します。
自律神経を整えるためには、以下のような栄養素を意識して摂るといいですよ。
加工食品や砂糖、添加物の多い食品はできるだけ控えめにしましょう。これらは血糖値を急激に上げ下げさせ、自律神経に負担をかけます。
激しい運動は必要ありません。むしろ、軽い運動を毎日続けることが大切です。ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、気持ちよく身体を動かせるものを選んでください。
特におすすめなのが、朝の散歩です。朝日を浴びながら歩くことで、体内時計がリセットされ、夜の睡眠の質も向上します。1日20分程度で十分効果がありますよ。
ストレスをゼロにすることは難しいですが、うまく付き合う方法を見つけることはできます。まず大切なのは、自分なりのリラックス方法を持つことです。
深呼吸や瞑想、好きな音楽を聴く、お風呂にゆっくり浸かるなど、何でもかまいません。一日の中で、意識的にリラックスする時間を作ってください。また、誰かに話を聞いてもらうだけでも、心の負担は軽くなります。
当院では、症状が悪化する原因を徹底的に検査することから始めます。なぜなら、原因が分からないまま対処しても、また同じことの繰り返しになってしまうからです。
検査では、身体の歪みだけでなく、内臓の状態、脳反射、自律神経のバランスなど、多角的に状態を把握していきます。そして、あなたの症状が悪化する本当の原因を見つけ出します。


施術では、西洋医学と東洋医学を調和させた独自のアプローチで、身体全体のバランスを整えていきます。骨格の歪みを調整するだけでなく、内臓の働きを高め、自律神経のバランスを整えることで、症状の根本改善を目指します。
また、生活習慣のアドバイスも丁寧に行います。食事、睡眠、運動、ストレス対処法など、あなたの生活スタイルに合わせた具体的な方法をお伝えします。
これまで多くの方を診てきて感じるのは、自分の症状悪化のパターンを知っている方ほど、早く改善していくということです。
たとえば、「仕事が忙しくなると必ず頭痛が出る」「季節の変わり目に体調を崩しやすい」「生理前に症状が強くなる」といったパターンがあれば、事前に対策を取ることができます。
症状日記をつけてみるのもおすすめです。その日の体調、睡眠時間、食事内容、ストレスの程度などを簡単に記録しておくと、自分の症状悪化のパターンが見えてきます。これは治療を進める上でも、とても貴重な情報になるんです。
症状が悪化してから対処するよりも、悪化のサインに気づいた段階で対処する方が、回復も早くなります。「ちょっと調子が悪いかな」と感じたときこそ、身体のケアを優先してください。
無理を続けると、症状はどんどん悪化し、回復に時間がかかるようになってしまいます。逆に、早い段階で適切なケアをすれば、短期間で元の状態に戻ることができます。


症状が良くなったり悪くなったりを繰り返している方、最近症状が強くなってきたと感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの症状が悪化する原因を一緒に見つけ、根本から改善していくお手伝いをさせていただきます。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

