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自律神経が乱れると頭痛だけでなく心もつらくなる理由

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こんにちは。こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林誠です。頭が重い、こめかみがズキズキする、病院で検査を受けても異常なしと言われた。そんな慢性的な頭痛に悩まされていませんか。実は検査をしても原因が分からない頭痛の背景に、自律神経の乱れが隠れていることがとても多いのです。

今日は毎日のように頭痛薬を飲んでいる方、痛みで仕事や家事に集中できない方に向けて、自律神経失調症による頭痛がなぜ起こるのか、そしてどうすれば改善できるのかについて詳しくお話ししていきます。あなたのつらい症状を根本から改善するヒントがきっと見つかるはずです。

院長:小林

長年の臨床経験から、頭痛と自律神経の深い関係性を数多く診てきました

目次

自律神経の乱れが引き起こす頭痛のメカニズム

自律神経とは、私たちの意思とは関係なく身体の機能を調整している神経のことです。心臓の拍動や呼吸、血管の収縮と拡張、消化活動など生命維持に欠かせない働きを24時間休むことなく行っています。

この自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあり、アクセルとブレーキのようにバランスを取りながら働いています。交感神経は活動時に優位になり血管を収縮させ、副交感神経はリラックス時に優位になり血管を拡張させる役割があります。ところがストレスや生活習慣の乱れなどでこのバランスが崩れると、血管の収縮と拡張のコントロールがうまくいかなくなるのです。

血管が急激に収縮したり拡張したりすることで、脳の血流が不安定になり頭痛が発生します。また自律神経の乱れは首や肩の筋肉を過度に緊張させるため、筋緊張型頭痛を引き起こす原因にもなります。さらに自律神経が乱れると脳内の神経伝達物質のバランスも崩れ、痛みに対して過敏になってしまうこともあるのです。

自律神経による頭痛の特徴

自律神経の乱れから来る頭痛には、いくつかの特徴的な症状があります。まず朝起きた時から頭が重く感じる、午後になると頭痛が強くなる、天気や気圧の変化で痛みが増すといった傾向が見られます。

痛みの出方も特徴的で、締め付けられるような鈍い痛み、頭全体が重い感じ、こめかみや後頭部がズキズキする痛みなど人によって様々です。また頭痛だけでなく、めまいや動悸、吐き気、首や肩のこり、目の奥の痛みなど複数の症状を同時に感じることも少なくありません。

病院で検査を受けても脳や血管に異常が見つからず、薬を飲んでも一時的にしか効果がないというのも大きな特徴です。このような場合、多くのケースで自律神経の乱れが根本原因になっていると考えられます。

自律神経が乱れてしまう5つの原因

自律神経が乱れる原因は一つではありません。複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。当院にこれまで来院された患者さまの検査結果とカウンセリングから、主な原因として次のようなものが挙げられます。

精神的ストレスと過労

仕事の責任やプレッシャー、人間関係の悩み、将来への不安など心理的なストレスは自律神経に大きな影響を与えます。ストレスを感じると交感神経が優位な状態が続き、リラックスすべき時間にも身体が緊張したままになってしまいます。

また長時間労働や休息不足による身体的な疲労も、自律神経のバランスを崩す大きな要因です。特に30代から40代の働く世代の方は、仕事と家庭の両立でストレスが蓄積しやすく、慢性的な頭痛に悩まされる方が多く見られます。

生活リズムの乱れと睡眠不足

夜遅くまで起きている、朝食を抜く、食事の時間が不規則といった生活習慣の乱れは、自律神経の働きを狂わせます。人間の身体は本来、朝に活動して夜に休むというリズムに合わせて作られているため、このリズムが崩れると自律神経が混乱してしまうのです。

特に睡眠不足は深刻な影響を及ぼします。睡眠中は副交感神経が優位になり身体と脳を休める大切な時間ですが、睡眠時間が短かったり質の悪い睡眠が続いたりすると、疲労が蓄積し自律神経のバランスが取れなくなります。スマートフォンやパソコンの長時間使用による夜型生活も、若い世代に増えている原因の一つです。

身体の歪みと筋肉の緊張

デスクワークや長時間の同じ姿勢により、首や肩、背中の筋肉が過度に緊張すると、自律神経の通り道である脊柱周辺の血流が悪くなります。特に首の後ろには自律神経の中枢があるため、首の歪みや筋肉のこりは頭痛と自律神経失調症の両方を引き起こす重要な要因となります。

猫背やストレートネック、骨盤の歪みなど身体全体のバランスが崩れることで、内臓の位置がずれたり血液やリンパの流れが滞ったりします。すると身体は常に緊張状態を強いられ、交感神経が優位な状態が続いてしまうのです。

ホルモンバランスの変動

女性の場合、月経周期や更年期に伴うホルモンバランスの変化が自律神経に影響を与えることがあります。特に40代後半から50代の更年期の女性は、エストロゲンなどの女性ホルモンの減少により自律神経が乱れやすくなり、頭痛やほてり、めまいなど多様な症状に悩まされることが多く見られます。

月経前症候群として知られる生理前の不調も、ホルモンと自律神経の関係が深く関わっています。頭痛に加えてイライラや気分の落ち込み、身体のだるさなどが同時に現れる場合は、ホルモンバランスの影響も考慮する必要があります。

内臓の疲れと冷え

胃腸の不調や肝臓の疲れなど内臓の状態も、自律神経と密接に関係しています。内臓は自律神経によってコントロールされているため、内臓の働きが低下すると自律神経にも負担がかかり、その結果として頭痛が現れることがあるのです。

また身体の冷えも見逃せない要因です。冷えは血流を悪化させ、交感神経を過度に刺激します。特に女性は筋肉量が少なく冷えやすい体質の方が多いため、冷えが原因で自律神経が乱れ、頭痛を引き起こすケースも少なくありません。

病院の治療との違い

一般的に病院では、頭痛に対して鎮痛剤や血管拡張薬などの薬物療法が中心となります。検査で異常が見つからない場合は、心療内科で抗不安薬や抗うつ薬が処方されることもあります。

薬物療法の限界

確かに薬は一時的に痛みを和らげる効果がありますが、根本的な原因を解決するものではありません。薬を飲み続けても頭痛が繰り返し起こるのは、自律神経の乱れという根本原因が改善されていないからです。

さらに長期間にわたる薬の服用は、胃腸障害や肝機能への負担、薬への依存といったリスクも伴います。身体は徐々に薬に慣れていくため、同じ量では効かなくなり、より強い薬が必要になるという悪循環に陥ることもあります。

当院が重視する根本原因へのアプローチ

当院では薬で症状を抑えるのではなく、なぜ自律神経が乱れているのか、なぜ頭痛が起こっているのかという根本原因を徹底的に調べます。脳反射を利用した検査や静的・動的検査など5種類の独自検査により、あなたの身体の状態を多角的に把握します。

原因は人それぞれ異なります。ある人は首の歪みが主な原因かもしれませんし、別の人は内臓の疲れやストレスによる精神的な負担が大きいかもしれません。原因を正確に特定できれば、最短距離で改善へと導くことができるのです。

当院での改善アプローチ

当院では西洋医学と東洋医学を調和させた独自の整体法により、自律神経のバランスを整えていきます。身体に負担をかけないソフトな刺激で、乳幼児からご高齢の方まで安心して受けていただける施術です。

身体全体のバランス調整

頭痛があるからといって頭だけを診るのではなく、首や背中、骨盤、内臓など身体全体を診ていきます。骨盤の歪みが背骨に影響し、それが首の負担となり頭痛を引き起こしているケースも多いからです。

筋肉の緊張を緩め、関節の動きを正常化し、身体全体のバランスを整えることで血流やリンパの流れが改善されます。すると自律神経が本来の働きを取り戻し、頭痛が自然と軽減していくのです。

自律神経への直接的なアプローチ

当院では頭蓋骨の調整や内臓の調整など、自律神経に直接働きかける施術も行います。頭蓋骨のわずかな歪みを整えることで脳脊髄液の循環が良くなり、脳と自律神経の働きが正常化します。

また横隔膜や骨盤隔膜といった身体の深部にある膜組織の緊張を解放することで、呼吸が深くなり副交感神経が働きやすい状態を作ります。このように多角的なアプローチで、薬に頼らず自然治癒力を最大限に引き出していくのです。

日常生活でできるセルフケア

施術と並行して日常生活の中でできるセルフケアも大切です。ここでは今日からすぐに実践できる方法をいくつかご紹介します。

生活リズムを整える

  • 毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝るようにする
  • 朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする
  • 朝食をしっかり食べて身体を目覚めさせる
  • 就寝の2時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控える

ストレス対策

  • 深呼吸やゆっくりとした腹式呼吸を1日数回行う
  • 入浴時はシャワーだけでなく湯船に浸かって身体を温める
  • 好きな音楽を聴く、アロマを焚くなどリラックスできる時間を作る
  • 完璧を求めすぎず、時には手を抜くことも大切にする

身体を整える習慣

  • デスクワークの合間に首や肩を回すストレッチを行う
  • 長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がって身体を動かす
  • ウォーキングなど適度な運動で血流を促進する
  • 身体を冷やさないよう温かい飲み物を選ぶ

ただしセルフケアだけでは限界があります。特に症状が重い場合や慢性化している場合は、専門家による施術を受けることで回復が格段に早まります。

こんな方は早めにご相談ください

次のような症状がある方は、自律神経の乱れがかなり進行している可能性があります。

  • 週に3日以上頭痛が起こり、日常生活に支障が出ている
  • 頭痛薬を飲む頻度が増えてきた、または効果が弱くなってきた

頭痛とともにめまいや動悸、吐き気などの症状もある

  • 病院で検査を受けたが異常なしと言われ対処法が分からない
  • 夜眠れない、または眠りが浅く疲れが取れない
  • 気分の落ち込みやイライラが続いている
  • 肩こりや首のこりが慢性化している

これらの症状を放置すると、さらに悪化してうつ状態に進行したり、仕事や家事ができなくなったりする可能性もあります。早めの対処が何より大切です。

院長からのメッセージ

自律神経の乱れによる頭痛は、あなたの身体からの大切なメッセージです。頑張りすぎている、休息が足りていない、身体のバランスが崩れている、そんな身体からのSOSに気づいてあげてください。

当院には開院以来、頭痛と自律神経失調症で悩む多くの方が来院され、そして改善されています。病院で異常なしと言われて途方に暮れていた方、何年も薬を飲み続けていた方、仕事を休職しようか悩んでいた方、そんな方々が今では頭痛のない生活を取り戻しています。

痛みさえ取れればいいと思っていた時代もありますが、症状の原因が解決されなければ再発するのは当然です。だからこそ当院は検査を重視し、原因を明らかにすることを大切にしています。

一人で抱え込まず、まずは頑張り続けたあなたの心と身体をいたわってあげてください。薬に頼らず、自分の力で健康を取り戻したいと願うあなたを、当院は全力でサポートいたします。あなたの来院を心からお待ちしております。


院長:小林

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