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【50代女性必見】自律神経失調症を改善する栄養の摂り方

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こんにちは。こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。最近、体がだるい、なんとなく調子が悪いと感じていませんか。実はその不調、食事の内容が影響しているかもしれません。自律神経失調症と栄養には深い関係があるのです。

病院で検査をしても異常なしと言われ、原因がわからないまま毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。でも、もしかしたらその不調の根本には、日々の食生活が隠れているかもしれません。

院長:小林

心と体は食べるものでできているから、栄養不足は自律神経に直結するんです

目次

栄養不足が自律神経に与える影響

自律神経は、呼吸や血流、消化といった生命活動を無意識にコントロールしている神経系です。交感神経と副交感神経のバランスが保たれることで、私たちの体は健康を維持しています。ところが、このバランスが崩れると、めまいや頭痛、不眠、イライラといったさまざまな症状が現れます。

栄養不足は自律神経のバランスを乱す大きな要因のひとつです。特定の栄養素が不足すると、神経伝達物質の合成がうまくいかなくなり、脳からの指令が正しく伝わらなくなってしまいます。その結果、自律神経が乱れ、体に不調が現れるのです。

例えば、セロトニンやGABAといった神経伝達物質は、心の安定やリラックス状態を保つために欠かせません。これらは食事から摂取する栄養素をもとに体内で作られます。つまり、食事の質が悪いと自律神経を整える材料が足りなくなってしまうということです。

自律神経を整えるために必要な栄養素

自律神経のバランスを整えるには、特定の栄養素を意識的に摂取することが大切です。ここでは、特に重要とされる栄養素について解説していきます。

トリプトファンとビタミンB6

トリプトファンは、セロトニンの材料となる必須アミノ酸です。セロトニンは心の安定に関わる神経伝達物質で、不足すると不安感やイライラが強くなります。トリプトファンは肉類、魚類、大豆製品、乳製品などのたんぱく質に多く含まれています。

ただし、トリプトファンだけではセロトニンを十分に作ることができません。ビタミンB6が一緒に必要になります。ビタミンB6は、バナナやマグロ、鶏肉、玄米などに豊富に含まれています。これらの食材をバランスよく摂取することで、セロトニンの合成がスムーズになります

マグネシウムとカルシウム

マグネシウムは神経の興奮を抑え、リラックス状態をもたらすミネラルです。ストレスを感じると体内でマグネシウムが消費されるため、慢性的なストレス状態では不足しやすくなります。海藻類、ナッツ類、ほうれん草などに多く含まれています。

カルシウムもまた、神経の働きを安定させるために必要な栄養素です。乳製品や小魚、豆腐などから摂取できます。マグネシウムとカルシウムは互いにバランスを取り合って働くため、どちらか一方だけでなく両方を意識して摂ることが重要です。

ビタミンCと鉄分

ビタミンCは抗ストレスホルモンの生成に関わります。ストレスがかかると体内で大量に消費されるため、意識的に補給する必要があります。柑橘類、パプリカ、ブロッコリーなどに豊富です。

鉄分は血液中の酸素を運ぶ役割を担い、不足すると疲労感やめまい、集中力の低下を引き起こします。特に女性は月経によって鉄分が失われやすいため、レバーや赤身の肉、ひじきなどを積極的に取り入れることが大切です。

GABAとオメガ3脂肪酸

GABAは抑制性の神経伝達物質で、興奮を鎮め、リラックス効果をもたらします。発酵食品や玄米、トマトなどに含まれています。日本の伝統食である味噌や納豆は、GABAを摂取するのに最適な食材です。

オメガ3脂肪酸は、脳の機能を正常に保ち、炎症を抑える働きがあります。青魚やアマニ油、えごま油に多く含まれており、自律神経の安定にも寄与します。

腸内環境と自律神経の深い関係

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、自律神経と密接に関わっています。実は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの約90%以上が腸内に存在しているのです。脳内にあるセロトニンはわずか数パーセントにすぎません。つまり、腸内環境が自律神経やメンタルの状態に直接的な影響を与えているということです。

腸内環境が悪化すると、セロトニンの生成がうまくいかなくなり、気分の落ち込みや不安感、イライラといった精神的な不調が現れやすくなります。逆に、腸内環境が整っていると、副交感神経が優位になりリラックスしやすくなります。

腸内環境を整えるためには、発酵食品や食物繊維を積極的に摂取することが効果的です。ヨーグルト、キムチ、納豆などの発酵食品や、野菜、きのこ、海藻などの食物繊維が豊富な食材を日常的に取り入れましょう。

腸内環境を悪化させる食品とは

腸内環境を整える食品がある一方で、腸内環境を悪化させる食品もあります。特に注意したいのが、小麦、砂糖、植物性油、牛乳です。これらの食品を過剰に摂取すると、腸内の炎症を引き起こし、善玉菌が減少して悪玉菌が増えやすくなります。

小麦に含まれるグルテンは、腸粘膜にダメージを与える可能性があります。また、精製された砂糖は悪玉菌のエサとなり、腸内環境のバランスを崩します。植物性油、特にトランス脂肪酸を含むものは炎症を促進し、牛乳に含まれる乳糖やカゼインも消化しにくく腸に負担をかけることがあるのです。

これらの食品を完全に避けることは難しいかもしれませんが、量を控えめにして、できるだけ自然な食材を選ぶことが腸内環境を守るポイントです。パンやパスタばかりの食生活から、ご飯や雑穀を中心とした和食に切り替えるだけでも、腸への負担は大きく軽減されます。

避けるべきその他の食品と食習慣

腸内環境を悪化させる食品以外にも、自律神経を乱す食品や習慣があります。カフェインやアルコール、精製された糖質の過剰摂取は、交感神経を刺激し興奮状態を引き起こします。

また、不規則な食事時間や欠食も自律神経の乱れを招きます。体内時計は食事のリズムにも影響を受けるため、毎日なるべく同じ時間に食事を摂ることが自律神経のバランスを保つためには欠かせません。

添加物の多い加工食品やファストフードばかりでは、必要な栄養素が不足しがちです。忙しい毎日の中でも、できるだけ新鮮な食材を使った食事を心がけてください。

食事だけでは改善しない場合もある

栄養バランスを整えることは自律神経の改善に非常に有効ですが、それだけでは十分でないケースもあります。体の歪みや筋肉の緊張、内臓の不調が自律神経に影響を与えている場合、いくら食事を見直しても改善しにくいのです。

当院では、5種類の独自検査を通じて自律神経失調症の原因を特定し、一人ひとりに合わせた施術を行っています。食生活の見直しと並行して、体全体のバランスを整えることで、より早く根本的な改善を目指すことができます。

まとめ

自律神経失調症と栄養には深い関わりがあります。トリプトファンやビタミンB6、マグネシウム、鉄分、GABAといった栄養素を意識的に摂取し、カフェインや糖質の過剰摂取を控えることが大切です。さらに、セロトニンの約90%以上が腸内に存在することからも、腸内環境を整えることが自律神経の安定には欠かせません。

小麦、砂糖、植物性油、牛乳といった腸内環境を悪化させる食品を控えめにして、発酵食品や食物繊維を積極的に摂取しましょう。ただし、食事だけでは改善しきれないこともあります。体の歪みや内臓の状態、ストレスなど複合的な要因が絡み合っているからです。

もしあなたが今、原因のわからない不調に悩んでいるなら、一人で抱え込まずに専門家に相談してください。当院はあなたの不調の原因を見つけ、本来の健やかな毎日を取り戻すお手伝いをします。食事の改善だけでなく、体全体のバランスを整えることで、より確実な改善が期待できます。いつでもお気軽にご相談ください。


院長:小林

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