
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは。こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林誠です。朝起きた瞬間から体が重く、何をするにも気力が湧かない。そんな毎日を送っていませんか。病院で検査を受けても異常なしと言われ、どうしたらいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく。そんなあなたの悩みに、今日は少しでもお役に立てればと思い筆を執りました。
自律神経失調症でお困りの方は、自分でできることから始めたいと考えている方が多いです。毎日の生活の中で少しずつ体を整えていく方法を知ることで、症状との向き合い方も変わってきます。


まずは焦らず、できることから一歩ずつ進んでいきましょう
自律神経は交感神経と副交感神経という二つの神経がバランスを取りながら、私たちの体を無意識のうちに調整しています。心臓の鼓動や呼吸、消化、体温調節など、生きていくために必要な機能すべてをコントロールしているのです。このバランスが崩れると、めまいや頭痛、動悸、不眠、胃腸の不調など、さまざまな症状が現れます。
多くの方が抱えているのは、仕事や人間関係からくる精神的な負担です。責任感が強く、周りに気を遣いすぎてしまう方ほど、知らず知らずのうちに交感神経が優位な状態が続いてしまいます。その結果、体が常に緊張状態になり、休むべき時に休めなくなってしまうのです。


また、不規則な生活リズムも大きな要因となります。夜遅くまで仕事をして、睡眠時間を削り、食事も適当に済ませてしまう。そんな生活を続けていると、体内時計が乱れ、自律神経のバランスも崩れていきます。現代社会では避けられない部分もありますが、少しずつ改善していくことが大切です。
自律神経の乱れは、心の状態とも深く関わっています。不安や焦り、イライラといった感情は、直接的に交感神経を刺激します。逆に、リラックスした状態では副交感神経が働き、体は回復モードに入ります。ですから、心の安定を保つことが、体の調子を整えることにも繋がるのです。
ストレスを完全になくすことは難しいかもしれませんが、受け止め方を変えることはできます。完璧を求めすぎず、時には自分を甘やかすことも必要です。頑張りすぎてしまう方ほど、少し肩の力を抜いてみてください。


自律神経を整えるために、まず見直したいのが睡眠です。質の良い睡眠は、副交感神経を優位にし、体の回復を促します。寝る前の2時間はスマートフォンやパソコンの画面を見ないようにし、部屋を暗くして落ち着いた環境を作りましょう。入浴も効果的で、38度から40度程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、体がリラックスモードに切り替わります。
食事の内容と時間も重要です。特に朝食をしっかり摂ることで、体内時計がリセットされ、一日のリズムが整いやすくなります。栄養バランスを意識し、野菜や魚、大豆製品などを中心とした食事を心がけてください。カフェインやアルコール、砂糖の摂りすぎは自律神経を乱す原因になりますので、控えめにすることをおすすめします。
呼吸は自律神経と直結しています。浅く速い呼吸は交感神経を刺激し、深くゆっくりとした呼吸は副交感神経を活性化させます。日中、気づいたときに深呼吸をする習慣をつけるだけでも、体の緊張がほぐれていきます。


具体的には、鼻からゆっくり息を吸い、口から細く長く吐き出す腹式呼吸が効果的です。吸う時間よりも吐く時間を長くすることで、副交感神経が優位になりやすくなります。一日に数回、意識的に深呼吸をする時間を作ってみてください。
運動不足は血流を悪化させ、自律神経の乱れを招きます。ただし、激しい運動は逆効果になることもあります。おすすめは、ウォーキングやストレッチなど、気持ちいいと感じる程度の軽い運動です。特に朝の散歩は、日光を浴びることで体内時計が整い、セロトニンという幸せホルモンの分泌も促されます。


首や肩、背中の筋肉が固まっていると、血流が滞り、自律神経の働きにも影響します。デスクワークの合間に肩を回したり、首をゆっくり動かしたりするだけでも効果があります。体をほぐすことで、心もほぐれていくのを感じるはずです。
自律神経を整えるためには、避けるべき習慣もあります。まず、夜更かしは最も避けたいことの一つです。夜遅くまで起きていると、交感神経が活発なままになり、翌日の疲労感に繋がります。できるだけ毎日同じ時間に就寝し、起床することを心がけてください。
過度なカフェインの摂取も注意が必要です。コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどは、一時的に気分を高揚させますが、神経を興奮させるため、自律神経のバランスを崩しやすくなります。特に午後以降の摂取は、睡眠の質を下げる原因になります。


また、完璧主義や他人と自分を比べる癖も、心の負担となります。SNSで他人の充実した生活を見て落ち込んだり、できない自分を責めたりしていませんか。あなたはあなたのペースで、できることから始めればいいのです。
症状が辛いとき、誰にも理解してもらえないと感じることがあるかもしれません。しかし、一人で抱え込むことが最も症状を悪化させる要因になります。信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも、心は軽くなります。
専門家の力を借りることも大切です。生活習慣を見直しても改善が見られない場合や、症状が日常生活に支障をきたしている場合は、適切なサポートを受けることを検討してください。体の専門家として、私たちは検査を通じてあなたの体の状態を把握し、根本的な原因にアプローチします。
自律神経失調症は、原因が一つではありません。ストレス、生活習慣、体の歪み、内臓の状態など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。だからこそ、当院では検査を何よりも重視しています。あなたの体の状態を正確に把握し、何が原因で症状が起きているのかを明らかにすることが、改善への第一歩だと考えているからです。
開院以来、多くの方が当院で改善されています。病院で異常なしと言われた方、何件も治療院を回ったけれど良くならなかった方、薬を飲み続けることに不安を感じている方。そんな方々が、少しずつ症状が軽くなり、毎日を前向きに過ごせるようになっていく姿を見ることが、私たちの何よりの喜びです。
今日お伝えしたセルフケアは、どれも今日から始められることばかりです。しかし、それだけでは改善しにくい場合もあります。体の歪みや内臓の緊張、脳の興奮状態など、自分では気づけない部分が症状の原因になっていることも多いのです。
当院では、西洋医学と東洋医学を調和させた独自の施術で、体全体のバランスを整えていきます。痛みを伴わないソフトな刺激で、あなたの持つ自然治癒力を最大限に引き出します。検査から施術まで、院長である私が一貫して担当しますので、体の変化を見逃すことなく、最適なアプローチを続けていくことができます。
自律神経失調症は、決して治らない病気ではありません。適切なケアと生活習慣の改善を続けることで、多くの方が元気を取り戻しています。朝起きたときの重だるさが消え、夜ぐっすり眠れるようになり、仕事や趣味に集中できるようになる。そんな当たり前の日常を、もう一度手に入れることができるのです。
大切なのは、焦らないことです。症状は一日で良くなるものではありませんし、波があるのも当然です。少しずつ、できることから始めて、小さな変化を感じながら進んでいきましょう。そして、辛いときは無理をせず、頼れる人や専門家の力を借りてください。


あなたが本当にやりたいことを諦めずに済むように、当院は全力でサポートします。一人で悩まず、いつでも相談してくださいね。あなたの笑顔を取り戻すために、私たちはここにいます。

