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自律神経失調症にそっくりな症状…他の病気との違いをわかりやすく解説

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こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。動悸やめまい、原因不明の倦怠感が続いて病院を受診したところ「自律神経失調症ですね」と診断されたものの、本当にそうなのか不安に感じていませんか。検査で異常がないと言われたけれど症状は全く改善しないまま、もしかして別の病気じゃないかと疑問を持たれる方も少なくありません。

実は自律神経失調症と似た症状を示す病気は数多く存在し、誤診のリスクもゼロではないのです。当院にも「複数の病院を回ったけれど原因がわからない」「自律神経失調症と言われたのに薬が全く効かない」という方が多く来院されます。だからこそ、似た症状の病気を正しく知り、適切な診断を受けることがとても重要になります。

院長:小林

自律神経失調症の診断に不安を感じている方は、諦めずに他の可能性も考えてみることが大切です

目次

自律神経失調症と間違えやすい病気とは

自律神経失調症の診断を受けた方の中には、実は別の病気が隠れているケースがあります。なぜなら自律神経失調症の症状は非常に多岐にわたり、他の疾患と重なる部分が多いからです。病院での検査で「異常なし」と言われても、実は見落とされている病気があるかもしれません。

特に甲状腺機能異常、うつ病や不安障害などの精神疾患、更年期障害、起立性調節障害、心身症などは自律神経失調症と症状が酷似しています。これらの病気は専門的な検査をしなければ見つけにくく、自律神経失調症として治療を続けても一向に改善しないことがあります。適切な診断を受けるためには、どのような病気が似ているのかを知っておくことが必要です。

甲状腺機能異常(バセドウ病・橋本病)

甲状腺ホルモンのバランスが崩れると、動悸や発汗、疲労感、体重の変動といった症状が現れます。これらは自律神経失調症と非常に似ているため、甲状腺の検査をしなければ区別がつきません。バセドウ病では心臓がドキドキして暑がりになり、橋本病では逆に寒がりで疲れやすくなります。

血液検査で甲状腺ホルモンの数値を調べれば診断できるため、自律神経失調症と言われた方でも一度は甲状腺の検査を受けることをお勧めします。放置すると心臓への負担が増したり、むくみや肌荒れが悪化したりするリスクがあります。

うつ病・仮面うつ病

うつ病というと気分の落ち込みをイメージしますが、実は身体症状が前面に出る「仮面うつ病」というタイプがあります。頭痛、肩こり、胃腸の不調、不眠といった身体の症状ばかりが目立ち、精神的な症状が隠れてしまうため自律神経失調症と間違えられやすいのです。

仮面うつ病の特徴は、朝方に症状が強く夕方になると少し楽になること、何をしても楽しいと感じられないこと、食欲や性欲の低下があることなどです。心療内科や精神科での専門的な問診が診断の鍵となります。抗うつ薬による治療で劇的に改善することもあるため、見逃してはいけない病気です。

更年期障害

40代から50代の女性に多く見られる更年期障害は、ホルモンバランスの変化によって起こります。ほてりや発汗、イライラ、不眠、めまいなどの症状が自律神経失調症とよく似ています。特に閉経前後の時期に症状が現れやすいため、年齢や生理の状態を考慮する必要があります。

血液検査で女性ホルモンの値を調べることで診断が可能です。ホルモン補充療法や漢方薬による治療が効果的なケースも多く、自律神経失調症として治療を続けるよりも早く改善することがあります。

起立性調節障害

起立性調節障害は特に10代の思春期に多い病気ですが、成人でも発症することがあります。立ち上がったときにめまいや立ちくらみが起こり、朝起きられない、午前中は調子が悪く午後から元気になるといった特徴があります。これらの症状は自律神経失調症と重なる部分が多いのです。

起立試験という専門的な検査で診断できます。血圧の変動パターンを見ることで自律神経失調症との鑑別が可能になります。適切な水分摂取や塩分補給、起立訓練などで改善するケースも多いため、正しい診断が重要です。

心身症

心身症とは、ストレスや心理的な要因が身体の症状として現れる病気の総称です。胃潰瘍、過敏性腸症候群、緊張型頭痛、気管支喘息など、さまざまな疾患が含まれます。自律神経失調症と症状が似ていますが、心身症は特定の臓器に症状が現れるのが特徴です。

心身症の場合は、ストレスのかかる場面で特定の症状が悪化する傾向があります。例えば試験前に必ず腹痛が起こる、プレゼン前に動悸が激しくなるといったパターンです。心理療法やカウンセリングと並行して身体的な治療を行うことで改善が期待できます。

見逃されやすい重大な病気

自律神経失調症と似た症状の中には、放置すると命に関わる重大な病気が隠れていることもあります。動悸や息切れが心臓病のサインだったり、めまいが脳の病気によるものだったりする可能性もゼロではありません。早期発見が生死を分けることもあるため、注意が必要です。

心臓病(不整脈・狭心症)

動悸や胸の圧迫感、息苦しさといった症状は、自律神経失調症でもよく見られますが、心臓病でも同じ症状が現れます。特に不整脈や狭心症の場合、放置すると心筋梗塞に進行するリスクがあります。胸痛や冷や汗を伴う場合は緊急性が高いため、すぐに循環器内科を受診してください。

心電図検査やホルター心電図(24時間心電図)、心臓超音波検査などで診断できます。運動時や安静時の症状の違い、症状が出る時間帯などを詳しく記録しておくと診断の助けになります。

糖尿病

糖尿病が進行すると自律神経障害を引き起こし、めまいや立ちくらみ、発汗異常、胃腸の不調などが現れます。これらは自律神経失調症の症状と区別がつきにくいのです。特に血糖値の急激な変動は、動悸や冷や汗、手の震えといった症状を引き起こします。

空腹時血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の検査で糖尿病の有無を確認できます。喉の渇きや頻尿、体重減少などの症状がある場合は、早めに内科を受診しましょう。

脳の病気(脳腫瘍・脳血管障害)

めまいや頭痛、吐き気といった症状は、脳腫瘍や脳血管障害でも起こります。特に突然の激しい頭痛、ろれつが回らない、片側の手足の麻痺やしびれがある場合は、脳梗塞や脳出血の可能性があるため緊急受診が必要です。

MRIやCT検査で脳の状態を詳しく調べることができます。自律神経失調症と診断されても、症状が急激に悪化したり、新しい症状が加わったりした場合は、再度検査を受けることをお勧めします。

正しい診断を受けるために大切なこと

自律神経失調症と似た症状の病気を見逃さないためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、症状を詳しく記録することです。いつ、どんな時に、どのような症状が出るのかを日記のようにつけておくと、診察時に医師へ正確に伝えることができます。

次に、セカンドオピニオンを躊躇しないことです。一つの病院で「異常なし」と言われても、別の病院や専門医を受診することで新たな視点から診断してもらえることがあります。特に専門外来(甲状腺外来、心療内科、循環器内科など)を受診することで、より詳しい検査が受けられます。

また、検査結果が「正常範囲内」でも症状が続く場合は、その旨を医師に伝えましょう。数値が正常範囲ギリギリの場合や、わずかな変動でも症状が出る体質の方もいます。諦めずに原因を探り続ける姿勢が大切です。

当院での自律神経失調症への取り組み

こばやし整体院・ひばりヶ丘院では、自律神経失調症でお悩みの方に対して、他に類を見ない充実した検査を行っています。身体の歪みだけでなく、内臓の状態や脳反射の検査など、多角的にあなたの身体を分析します。病院で「異常なし」と言われた方でも、当院の検査で原因が見つかることがあります。

開院以来3500件以上の改善実績を持つ院長が、検査から施術まで一貫して担当しますので安心してお任せください。薬に頼らずに自然治癒力を引き出す整体は、自律神経失調症と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

こんな方はぜひご相談ください

  • 複数の病院を受診したが原因がわからない
  • 自律神経失調症と診断されたが症状が改善しない
  • 薬を飲んでも効果を感じられない
  • 検査で異常がないのに不調が続いている
  • 本当に自律神経失調症なのか不安を感じている

自律神経失調症と診断されても、実は別の原因が隠れている可能性があります。当院では、身体の歪みや内臓の負担、ストレスの影響など、さまざまな角度から原因を特定し、一人ひとりに合った施術プランをご提案しています。

自律神経失調症に似た症状で不安を抱えている方、病院での診断に疑問を感じている方は、一人で悩まずにぜひ当院へご相談ください。あなたの不調の本当の原因を見つけ出し、健やかな毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。


院長:小林

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